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今年もあとわずか

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あっという間の年末、いつも間に合わないのですが・・・ 昨日、去年の年末に書いたお客さまあての返信メールが草稿箱に残ってたのを発見しました。 時が止まったように、ほぼ停滞していたこの1年に改めてびっくり・・・ 今の心境として、ちょうど良いのでブログ原稿にしようと思います。 あれから・・・ コロナはますます勢いを増し、変異し・・・ 戦うつもりの人類は、商品の製造・流通過程で起こる、通貨格差による差益搾取がうまくいかなくなってしまったため、今度はワクチン製造と流通による利益追求に方向転換したか?という感じです。 今回のコロナ騒動で、いわば不都合な真実が明るみに出て、世界中のベクトルが一方向・・・すなわち利益追求・・・であって、それに成功したものが勝ち、敗者の存在は存在として認められない・・・しかし、そもそも敗者が居るから勝者も存在しうる、ということにいまさらながら気づいた次第です。 つまり、ベクトルは格差なんですね・・・ 環境中の多様性とは・・・ 食うものと食われるものがあり、一種の競争はあるにしろ、存在価値は平等です。 どちらか一方だけが残ることはありえない。 かれらはたぶん戦ってはいないのです。 戦う・・・最後の1匹まで殺しあうことは=絶滅ですから。 振り返って、未来とは何ぞや・・・ 継続が可能であることです。 やまね工房を立ち上げたとき、学生のボランティアで募金をすることに違和感を感じました。 学生という身分で、社会貢献として活動することには、幾分偽善も感じていましたし、それを生業にすることで存在を継続できると考えたのでした。 で、約40年・・・現在もいくらか形を変えて継続しているつもりですが・・・ たぶん、方法論として、40年後の今はやまね工房としてやらなくちゃと思っていたソフトな路線はたしかにいくらか効果はあり、続いたということは間違っていなかったとフィードバックしてもらった感があるのですが・・・ もうそんなことでは間に合わないし、それぞれが得意分野を駆使して、循環を促進することに着手しなくてはという危機感がつのるばかりです。 人類にも存在価値はあるはず。 ひとりひとりが真剣に考えれば、たとえ間に合わなかったとしても悔いは無いと思います。 ていうことで、あっという間の1年、あまり進歩は無いですね・・・ ほんとに間に合うのかな・・・

フクロウの写真

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北海道のお客さまが、ご自身で撮影された野生のエゾフクロウ写真を送ってくださいました。 後遺症や、販売できるのがいわゆる規格品でないことから、通信販売はしないことにしました。で、この方にも販売をお断りさせていただいたのですが・・・ 野山を歩いたり、写真を撮ったり、実際のフィールドに出るきっかけになれば・・・という思いでやまね工房を立ち上げ、続けてきたわたしにとっては、何よりの「思う壺」です。 これも広がりの1つですね。 いつか、機会があって熱海にいらっしゃることがあれば・・・ ぬいぐるみとの出会いがあるかもしれませんし・・・ ところで、実際に釧路でシマフクロウや猛禽、野生の鳥たちのレスキューをになっていらっしゃる研究所さまのご依頼で、クラウドファウンディングのためにシマフクロウぬいぐるみを製作することになりました。 残っている材料を総動員して、現在製作中です。 オトナのシマフクロウはあと1ダースしか出来そうもありませんが、雛は生地がまだ1反近くあるので、100くらいは出来るかもしれません。 欲しいという方は是非そちらから入手されれば、=シマフクロウたちの役に立ちます。 熱海からは今後も通信販売の予定はなく、材料が終了次第、製作も終了します。 わたしの年齢も還暦をすぎ、クモ膜下出血の再発などで、もっと早く終了してしまう可能性もありますが、材料使い切りを目指し、それが無い限り継続の予定です。

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テーマ:珈琲に砂糖を入れてくれるニポリン(ニッポンモモンガ 投稿者:じゅんちゃん 住所:新潟県新発田市 もう9年前 軽井沢 ピッキオにて購入 その頃に撮影した写真 砂糖を入れようとして失敗したようにして結構うけたのでその後やまね工房ファンになっちゃいました。 落合より 軽井沢ピッキオ、今をときめく「星野リゾート」さんが作った、ツキノワグマとの共存を目指したリゾート施設です。 クマよけのカレリアンドッグのオリジナルを作りたいという意向もあうったのですが・・・諸事情で叶いませんでした。 たぶん軽井沢にもモモンガは居たはずですが・・・ 今はどうなんだろう・・・・ ずっと昔、近くの塩山というところでやまねとももんが見ました。

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テーマ:我が家のやまね工房たち 投稿者:まるくま 住所:長野県松本市 上高地のビジターセンターを訪れた際、息子がやまね工房のやまねを気に入りそれから段々と仲間が増えていきました。これからもこの子達を大切にしていきます。 落合より 上高地・・・わたしは1度だけ行こうとして・・・台風とぶつかってしまい・・・たどり着けなかった記憶があります。が、 後半は毎年、5月連休あたりの山開きに合わせてご注文をいただき、場合によっては夏の間にいくらか追加で納品してシーズンが終了、というパターンでした。 ぬいぐるみたちは、1度上高地の空気を浴びて、各地に旅立ったのですね。 彼らに再び、というか後半はこちらを経由していないので・・・もしかしたらまだ見ぬ子どもたち、かもしれませんが。 いずれにしても、くたびれかげんから時間経過を感じます。 息子さんをどれだけ愛して、自然環境に連れ出してくださったか、が彼らを通して伝わってきます。 それは決して無駄ではないし、たぶん彼も同じようにご自身のお子さんを育んで下さるでしょう。 まさしく、それが「やまね工房」の目論見であったと、最近わたしも気がつきました(笑い)・・・

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テーマ:母親が連れてきてくれた宝物 投稿者:かな 住所:神奈川県 この子は私の母が20代の頃どこかで出会った子で、気づいたら私の部屋のぬいぐるみ集団の中に仲間入りしていました。そして、私も歳を重ねるにつれ、ぬいぐるみで遊ぶことも無くなっておりました。そして大学2年の終わり、コロナ禍に入り家にいることが多くなった時、部屋の片付けをしていたら突然エゾモモンガちゃんと目が合いました。前からエゾモモンガちゃんの事は知っていたのに、その瞬間なんだか運命の出会いをしたようなビビッとくる感覚がありました。 それからというもの、毎日毎日一緒に遊んでいます。この子の名前は「ちょし」と母がつけていました。母に「ちょしちゃんとどこで出会ったの?」と尋ねても「覚えてない、、。」と言うので、どうにか思い出して欲しいものですが。笑 ちょしちゃんは結構怒りっぽい性格のようで、特に私や母が忙しくてあまり構ってやれないときはすぐ睨むような顔をしてきて、そこがすごく愛おしいのです。一緒に遊んでいると次第にゴキゲンになってくれます。 去年のクリスマスは、枕元にナッツの贈り物をしました。今年のクリスマスは何をプレゼントしようか、楽しく悩もうと思います。 それから、私の就職活動中にはちょしちゃんが一緒にリモート面接を受けてくれるという事もありました。笑 ちょしちゃんのおかげでしっかり選考を通過できました。 お家でもこんなに楽しい日々が過ごせているのは、本当にちょしちゃんのおかげ、落合けいこさまのおかげです。心から感謝申し上げます。県外からもOKになったら、ちょしちゃんを連れて遊びに伺いたいと思います。 落合より ちょしちゃん・・・というのは漫画「ぼのぼの」に出てくるやまねの名前でしたね。 いがらしみきおさんの。 おことわりはいただきませんでしたが、コミック誌の巻末に写真が載ってたので参考にされたのだと思います(笑い)。 ちなみに写真はももんがでした。 おかげさまで、マイナーだった日本の野生生物が期間限定でメジャーになりました。 お母さまにもよろしくお伝えくださいませ。 ずいぶんと長い間、可愛がって下さりありがとうございます。 こちらは完全予約なので、オープンしております。 暖かくなったら、花見がてらお出かけくださいませ。

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投稿者:M・T 投稿者住所:北海道美唄市 たいへん遅くなりました! 15年前に知床で購入したものです。 大切に保管しておりました。 本日、やっと完成です。 手触りが良い可愛いやちねずみさん お気に入りです。 落合より 無事形にしてもらって良かったです。 ご自身の手による「もの」は、単なる布地と綿の産物ではなくて、個性と意思のある生きた「もの」になる、と思います。 前々から、たとえ「商品」であろうと、作り手の「こころ」を伝えると信じてましたが・・・ ここまで継続してみて、それが真実であると確信出来た気がします。 「もの」は「こころ」

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投稿者:tet_sasa 投稿者住所:東京都大田区 私が生まれ育った北海道札幌市で就職したのが1991年、3年目の1993年に東京に転勤になりました。その際にウチの子になって一緒に来たのが左のえぞももんがです。以来、28年間ずっと一緒に暮らしています。 で、そのうち本州ももんがもウチの子にして番にしないとなー、なんて思っていた2年後の1995年、客先で仕事をしていた私が用事があって会社に戻ったところ、後輩の机の上に本州ももんがを発見! これどうしたの~?もらったんですけどいります?いるいるほしいほしい!なんて会話の後、お礼の缶ジュース一本でウチの子になったのが右の本州ももんがで、めでたく番となりました(一応えぞももんがが男の子、本州ももんがが女の子と言う設定です)。 彼らが収まっているのは木製CDラックの最上段角部屋(笑)。明るいけれど陽が当たらず日焼けすることなく、ホコリ等も付きづらいペントハウス(笑)。ウチのぬいぐるみの最古参として今日も最高の位置で可愛がられています。 現在は静岡県民限定と言うことですが、他県からの訪問もOKになりましたら、この2人を連れてCottonを訪れてみたいと考えています。 やまね工房さんのぬいぐるみでお迎えし損ねて後悔しているのがうりんぼ。狭いマンション暮らしで他のぬいぐるみも多数いて住処が無いなぁでもいつかはウチの子に、と思っていたのですがかなわぬ夢となりました。 札幌に帰省する度に、新千歳空港のCraft Studioでやまね工房さんのぬいぐるみ達に会いに行ったことを思い出します。もっとお迎えしてあげれば良かったなー。 落合より 毎度ありがとうございます。 おかげさまで「やまね工房」30年の継続が出来、死に損なってもまた、そして原発事故やコロナウィルスという、終焉? の後があるとは・・・思ってもいませんでしたが。 長いこと作り続け、販売が続けられたことで、お客さまのところにたくさんのファミリーが生まれているのですね。 そんなことも、うれしい「想定外」でした。 今後の世界に、うれしい「想定外」が起こりますように。

「cotton」再々・・・オープンのお知らせ

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ただし金・土・日(週末3日のみ)1日1組は、こちらの我がままな設定です(笑い)。 後遺症のため、歩行そのほか、営業できる状態では無いためそもそも商売と考えておりません。残っている材料や商品の消化、製作スタッフのアルバイト、わたしのリハビリ・・・ なので、1日1組。 ですので、一応第2希望までお知らせいただいておりますが、コロナの影響もあり今のところほとんどかぶらずお受け出来ています。 商品はもう流通していた量産品はほとんど無く、カードやミニタオル、ピンバッチや過去試作品など、掘り出し物や量産残りものも少しだけありますが、むしろそのためにお運びいただくのも心苦しく・・・ 過去作品のA4サイズプリントアウト画像で作ったアルバムや、ネット普及前の資料として集まったいきもの関係の図書、趣味の植物や地続きの野山から来る野鳥たちなど、2時間程度ですが別世界をお楽しみいただければ・・・ もちろん、お気に召したものがあればお買い上げいただくのは歓迎ですが、お買い上げ頂けなくても一向かまいません。 十分な品揃えはもはや不可能ですので。 ということで、ご予約いただければ幸いです。 庭の様子をお伝えまします。

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投稿者:JACK 投稿者住所:北海道札幌市 自分がこのヤマネのぬいぐるみの存在を知ったのは、小学生の頃でした。 もう20年くらい前かと思いますが、地元の苫小牧の小学校の図書室か視聴覚室の本棚に、ヤマネのぬいぐるみが載っている本がありました。 動物が好きだった私は、何度もその本を読み、その本で紹介されていたヤマネのぬいぐるみにとても惹かれました(本のタイトルがどうにも思い出せません…)。しかし、その時近くにはそのぬいぐるみは売っておらず、入手は叶いませんでした。 そして中学の頃、札幌でやまね工房さんのぬいぐるみを遂に発見!…しましたが当時の中学生の私は手持ちが無く、泣く泣く購入を断念…。さらに時は過ぎ大学生になり、用事で寄った旭川の駅のお店でまさかの発見…!悩む間も無くお迎えしました。まさか小学生の時に見たぬいぐるみが何年も経ってからお迎え出来るとは思いませんでした。これからも大切にしたいと思います! 落合より 察するところ、比較的最近・・・(と言っても卸売りを完全に止めてから5年は経つので、かなり前) とうとうお買い上げいただいたのですね・・・ それにしても、そんなに長い間記憶に残していだいていたとは。 流石やまね! (笑い) ご縁があったんですね! 本はたぶんあかね書房「やってみたいなこんな仕事」だろうと思います。 一部網走でも撮影しています。 今はもう絶版ですが、全国の学校図書館に納品されているので、30年前のが最近まで置かれていたり。 去年か一昨年、東京の国立国会図書館(全ての出版物を保存しているという)の展示で見たと言って同級生が表紙の写真を送ってくれました。

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コロナが落ち着いて、久しぶりにお客様がいらっしゃいました。 シマフクロウをお買い上げいただき、自宅で撮影された写真を送ってくださいました。 テーマ:山根分校 転校生に興味津々 コメント やまね学校のY分校に新たな友達、シマフクロウ君が転入してきました。新たな友達に盛り上がる中、フクロウさんの友達達は特に興味津々で、早速シマフクロウ君へ質問攻め… 本日はご対応頂きありがとうございました。 ぬいぐるみから生態系へ…果ては思わぬスケールの大きな話をしたりで良い時間でした。 せっかくなので、我が家のフクロウ勢揃いの写真をお送りします。 レイアウトいじってたら、新入りが物珍しく、群がる図みたいになりました(笑) 落合より コロナが自滅?  で少し落着き・・・久しぶりのご来店お客さまは鳥大好き双子のYさんご兄弟でした。 以前にお兄さんがご来店、お買い上げされていたので記憶にはあったのですが、一卵性ということで、そっくり・・・ 別々にお会いしたら見分けつきません・・・が、お二人とも鳥系がお好きとのことで。 趣味・嗜好も似るのですね、から始まってやまね工房起業のきっかけや生態系から持続可能な環境保全から、宇宙の真理(笑い)まで・・・ とても楽しい時間でした。 ありがとうございました。

急に冬?

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 秋をすっ飛ばして、急に冬です。 土砂災害がらみでしばらく作業に手がつかず・・・ さっぱり販売できるものが増えませんが・・・ 「緊急事態」を脱したようですので、来店予約をお受けすることにしました。 「ヘルパーさん郵便物雑紙処理事件」が発覚し、本当に修理もやめて廃業しようかと思いましたが・・・ とりあえず解決したので、やめるのはやめました(笑い)。 ですが、やはりほんのわずかな在庫、修理品、作品なので、ご納得いたたいてからの販売とさせていただきたく。 ご縁があれば・・・ 通販のお問い合わせは時々いただくのですが、本当に、日常を生きているだけでせいいっぱいの体になってしまっているので。 自力で郵便出しに行けないし。 修理はやむを得ない場合、宅配便・着払い発送伝票をつけていただき、期日に制限が無い場合にのみ、お受けいたします。 郵便は自分で出しに行くことが出来ないのです。 修理は、基本販売したときにもっとも近い形に修復すること、なのですが、長い間に起きた変化も「ぬいぐるみが過ごした時間」なので、修復してしまうと元には戻せません。 出来ればご来店いただき、ご自身で納得ゆくようにご指導させていただく「ワークショップ」での作業をおすすめします。 それはまた、その子との絆を深めることにもなりますから。 画像は、秋いろになってきた玄関周りとベランダ。 手袋履いて、四足歩行なら、なんとか見回りくらい出来ます。 みずやりは、シャワーホースか、1リットル未満のペットボトルをポケットに入れつつ。

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テーマ『森の力くらべ』 投稿者名前 えいちゃん 投稿者住所 神奈川県川崎市 エピソード 山梨県にある芸術家の伯父(96歳)のアトリエを伯父と一緒に整理していて偶然出会いました。伯父が『これは君に譲るよ』と大事そうに手渡してくれました。 とても丁寧な作りのため、製作者が気になって調べたところ「やまね工房」のタグが付いておりました。温かみのある素晴らしい作品をありがとうございます。 代々、大切に受け継いでいきたいと思います。 - 落合より・・・ 全部で50体も作っていない「むささび」ですね・・・ ももんがと間違える人が多いのですがサイズが全然違います。 ももんがはハンカチでムササビは座布団、というふうにお伝えしています。 ももんがは北海道に居るのが大陸と同じ種類で、いくらか小型で色が淡い 「えぞももんが」、本州に居る本州ももんがははるか昔に大陸から離れたので、日本固有の亜種として扱われています。 見た目、けっこう違います。 やまね工房のももんがは同じ形ですが、色が違います。 やまねも同じで、信州やまねと紀州やまね・・・関西より西のタイプと、関東より東のタイプ、ちなみに北海道には住んでいません・・・ 網走で購入してくださった方は多いと思いますが(笑い)、やまねのぬいぐるみは日本生まれですが、ほぼ全て栃木県の宇都宮で製造していました。 ももんがも。 むささびは熱海で製作したものです。 月の輪ぐまの子も。 消息が知れてうれしいです。 ありがとうございました、伯父さまにもよろしくお伝えくださいませ。

夏の終わり

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開店休業のまま、いつのまにか夏が終わってしまいました。 伊豆山の土砂災害があり・・・ 中途半端な開発や盛り土、森林荒廃などが加担して自然災害が甚大な被害をもたらす現代。 そんなことに気をとられているうちに、わたし自身、というかやまね工房存続の危機が。 恐れていた事態が起こってしまいました。 それは自然災害でも故意の事件でもなく。 偶然が重なった結果であったのかもしれません。 しかし、世の中起きることはすべて必然、今思うと継続に際して1つの教訓であった、に他ならなかった出来事でした。 しかし、一時、ついに廃業の時かと覚悟する事態でした。 ことは8月の終わり、お客さんから「えぞももんが」の修理をご依頼いただき、郵送してもらいました。 発送のメールをもらって、自宅の郵便受けに入っていたところまでは記憶に残っていたのですが・・・ 土砂災害の顛末も一区切り、修理をしようと作業場所を探したのですが、どうしても封筒が見つかりません。 友人や訪問リハビリの時間も使って、複数の目で探しても見つかりませんでした。 かけがえのない、思い出の一品です。 代替で代りにはなりません。 しかし、見つからないものはどうしようもありません・・・ とりあえず紛失のメールを送り、引き続き捜索することにして、網走から1つだけ帰ってきた「えぞももんが」を代替品として送り、本当に廃業しようと決断したその日・・・ いつも本当に困ったときにだけ頼み事をする、80代のご近所さんがリサイクルで分別している「雑紙」の場所にこんなものがあったけど・・・と持ってきてくれたのがその封筒でした。 想像するところ、ポストから出して、雑紙の束の上にのせたのだろうと思います。 コロナウィルス隔離のため、48時間はそのままにしておこうと思ったのは覚えていますが、開封した覚えはありませんでした。 その日は午前中整体とマッサージで外出し、帰宅すると生協の配達品が届くのです。 冷凍・冷蔵品はヘルパーさんが来る時間が遅いので、自分で運んで冷蔵庫に入れます。 物を持って歩けないので、少しずつ何往復かして。 想像でしかありませんが、ヘルパーさんが到着していちばん最初に、郵便物が乗ったままの雑紙を、道路沿いの駐車場まで運んでくれたのでした。 コロナウィルスが心配なので、48時間は触らないつもりだったのですが・・・ それから一度も見てはいないのでした

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テーマ:ずっと側にいてね 名前:ままぷりん 住所:神奈川県川崎市 エピソード: 10年ほど前に網走の工房で購入したモモンガの「オムクちゃん」とエゾリスの「グーちゃん」です。網走の工房は小学生の娘の希望で足を運びました。 娘が大きくなり、家にいることも少なくなった現在、オムクちゃんとグーちゃんは母親である私の癒しになっています(*^^*) まんまるの愛くるしい目とホワホワのお腹がたまらなく可愛いです。 - 親子2代、可愛がってくださってありがとうございます。 わたしも、網走でエゾリスとエゾモモンガ、エゾフクロウたちと遭遇したのが昨 日のようです。 彼らが住んでいるところで、作ったり販売出来たことは、今から考えると奇跡と 思われるような幸運でした。 谷地の植物や鳥たち、獣たち、空気や風・・・ 時々思い出します。 (落合けいこ)

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テーマ:見上げると「やまね」 名前:くのーる 住所:愛知県 エピソード: 小学生の頃、両親に長野の夏山へ連れていってもらい、ビジターセンターでやまね工房のたくさんのかわいい動物と出会いました。最初見た時、どうしても欲しくて一匹選ぶのに相当苦労して、やまねを選びました。そしてその後何度か清里に行った折、仲間のモモンガ、エゾリスも連れて帰らせて(買って)もらいました。 どのぬいぐるみも大事でしたが、中でもやまねはお気に入りで、自分の部屋の電気の紐を長くしてぶら下げて飾っていました。20数年実家を出るまで、寝るときはいつも、やまねが遊んでいる紐を見ながら寝ていました。 最近、県内の動物園で初めてやまねを見る機会があり、実家から思い出して、新居へ連れてきました。場所はやはり見上げる場所がぴったり。 夫の好きなアルパカの隣で、やまねはぶら下がっています。 - 上高地ですかね。 実際の自然体験とリンクしているところが、まさにやまね工房としてメッセージを伝える場所として相応しい♥ そして、それが家族との幸せな思い出になって、一生残る。 たぶん、一生の中ではつらいこともあまた有るでしょうけれど・・・ 乗り越える助けになる、どいうのを感じます。 今、わたしの日常をある意味支えているのは、世に出したやまねたちが、メッセージを伝えてくれたという果実です。 種を蒔き、育て、送り出し・・・ 結果を見られるとは思いもよらず。 ひとりSDGs♣ ありがとうございます。 (落合けいこ)

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テーマ:多分30歳くらいです 名前:ハチ 住所:神奈川県鎌倉市 エピソード: 我が家のやまねさん、多分30歳くらいだと思います。 数年前他界した祖父母が買ってくれました。 祖母はやまねさんをとても気に入っていたようで、数年後に産まれた弟にも同じものを買ってきてくれました。もちろん自分用にも購入していました(祖母の家に数匹いた気がします)。 祖父が生き物にとても詳しく、このやまねは本物そっくりなんだとやまねの生態、生息地などの話をしてくれました。研究者だったのであまり話さない祖父でしたが、生き物の話はたくさんしてくれました。 子どもの頃、お出かけの時はいつもカバンに忍ばせて、車の中では外の景色を一緒に見ていました。喘息なので本当は一緒に眠れないのに、枕の下に隠して一緒に寝ていました。 30年経って、今は子どもたち(祖父母から見たらひ孫ですね)の膝に乗っています。 上の子は祖父のような生き物大好き少年に(将来生き物博士になりたいそうです)、下の子は祖母のようになんだかとってもおおらかな子(将来コアラになりたいそうです)に育っています。 気持ちよくお出かけできる日が戻ってきたら家族でぜひ、熱海にお邪魔させていただきたいです。 大変な毎日が続きますが、お体大事になさって下さい。 - またまた、とても嬉しい投稿です。 こんな時代ですが、がんばって続けてきて良かったと確信しています。 今なら、コロナのせいにして、継続のために補助があったり言い訳が出来たりしますが・・・ 意地と若さだけで継続してきて、たぶん今があるのだと思います。 そして、それは未来に繋がっている。 生物学的には子も孫も居ませんが・・・他の方法で繋ぐことも出来るのだと思います。 例えば学校の先生や、作品を発表する作家さんや、アーティストの活動。 それらが未来のを創る次世代に、何かを繋ぐということは、あるのです。 最近、子どもを産まない女性は生産性が無いとか、1人前じゃないとか言うのはジェンダー的に否定されたりするようになりましたが・・・ そもそも、産まれた子どもがどんな人になるかは、親だけでなく育つ環境によるもので、産まれれば良いということでは無いと思います。 「しあわせな子ども時代の思い出」はそのひとの人生を作るのかもしれません。 その、一翼を担うことが出来たのは幸せでした。 わたし自身に、生物学的な未来は無く

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テーマ 齧歯好きの原点 ペンネーム みう 住所 千葉県 エピソード: 私は齧歯類が大好きで、思いがけないご縁から里子に迎えたデグー(オス・7歳)と一緒に暮らしています。ねずみの仲間たちに興味を抱いたきっかけは、幼少期に出会った落合様のヤマネぬいぐるみでした。写真左の子が初代、右の子が2代目に迎えたヤマネさんです。 特に印象深い出会いだったのは初代のヤマネさんです。30年ほど前、上野動物園の売店で姉と色違いで一匹ずつ買ってもらいました。当時は重い小児ぜんそくがあり、母親に毛の生えたぬいぐるみを買ってもらうことは至難の技だったのですが、ちんまりとした愛らしいサイズのヤマネさんはすんなりと受け入れられ、心から嬉しかったのを覚えています。 ぬいぐるみたちにきっかけをもらい、読書が苦手な子どもだった私もいろんな図鑑を手にとるようになりました。西村豊先生著の「ヤマネのくらし」は、図書館の貸出カードが自分の名前だらけになってしまうほど繰り返し読んだものでした。 落合様のぬいぐるみを通じて、多種多様ないきものたちの暮らしはもちろんのこと、人が自然とともに生きることの大切さから、ぬくもりのあるものづくりの素晴らしさと奥深さまで、多くのことを学ばせていただきました。私自身も他者の成長や思い出に寄り添えるようなものづくりをしたいと思い、現在独学でぬいぐるみ作りを勉強しはじめたところです。オリジナルを作るまでの道のりはとても長く、30代からの遅いスタートではありますが、落合様をはじめとした尊敬する作家様方の作品とお言葉を励みに自分なりに挑戦していきたいと思います。 私にたくさんのきっかけを与えてくださったことに深く感謝を申し上げます。心置きなく出かけることができる日常が戻った折には、ぜひCotton様に伺えましたら嬉しいです。落合様をはじめみなさまの益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 - みうさん、投稿ありがとうございます。 齧歯類と暮らしていらっしゃるのですね(笑い)。 やまねはじつは齧歯類ではなく、もっと古いタイプの1属1種で、どちらかと言うともぐらやコウモリに近い?みたいですが。 人類も哺乳類ですから、生きものとしては植物や微生物よりは家族という感じになりますよね。 創作を始められたとのこと。 そのきっかけになれたのなら、うれしいです。 職業というより、ライフワークとしての創作

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急に涼しくなりました。 突然、すっかり秋です。 夏野菜と朝顔は戸惑いながら… 朝顔は終日咲いていたり… 歩けないくせに、種蒔きが止められません… ベランダなら四足で(笑い)転んでも大したことないし…てか、大きく転ぶほど動けないから。 で、パンジーの育種してたくらいだから、そのスペースで充分かも。 そして、メダカのお世話もだけど、このモチベーションがリハビリの助けです。 〜の為、だったら出来ないこともやれるのです。 朝から夕方みたいな日は、起きていられないけれど、寝てたら動けなくなるというジレンマがあって。 必死だから何とかなるんだけど、考えたら生きていられないから(笑い)。 だから、先のことは考えない。 生きているだけで御の字なので。 おまけに何か出来たら、びっくりぽん。 でも、なにも出来ないとも言い切れない。 手が覚えてて、出来ることもある。 やってみなくちゃわからない… でも、いつ出来るかわからない… それが現状です。 写真は最近のベランダ。と、窓辺にやって来てひっくり返った「オオゴキブリ」。 じつは、国内侵入生物のサツマゴキブリかと思ったのですが… 詳しい方に聞いたら環境指標生物で在来種の「オオゴキブリ」でした。 一見甲虫のような姿で、森や林に住んでいるとのこと。 落ち葉や朽ち木を食べる「お掃除屋さん」(スカベンジャー)=循環の裾野を担う大切な生物です。

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テーマ:秋 お名前:ももんがおやじ 住所:千葉県市原市 エピソード:もみじ狩りに行きました。 - 季節先取りですね。 今年はずっと続くコロナや、熱帯雨林か、はたまた砂漠かと思うような気候で、植物も戸惑っているようです。 早くなくて良いから、普通の秋に来てほしいと思います。 おやじになっても、可愛がってくれてありがとうm(_ _)m (落合けいこ)

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落合さまのぬいぐるみが私の人生を変えたので、感謝の気持ちをお伝えしたく、メールをお送りさせていただいきました。 テーマ:やまねのぬいぐるみとの出会いが私の人生を変えました お名前:ななこはやまねが大好き 住所:東京都江戸川区 【エピソード】 今から15年程前私が小学生の頃に、両親と共に訪れたキャンプ場近くのお土産やさんでやまね工房さんのやまねのぬいぐるみに出会い、私の元にお迎えをしました。(1枚目の写真の左側の子です。)そこから、こんなに可愛い生き物がいるのかと思い、図鑑やネットで探し、やまねのことが大好きになりました。 本物のやまねを自分の目で見て、触ってみたいという夢を持つようになり、将来やまねの研究をすると心に決めました。 そして、大学生になり、生き物の研究ができる大学に進みました。自分の進学をした大学では、やまねのことを研究することは、難しかったのですが、担当の教授にどうしてもやまねのことを研究したい、と思いを伝え、頼み込み続けました。 その結果、教授のお知り合いで、やまねの研究をしている方の下で、勉強をさせていただきながら、卒業論文を執筆することができ、10数年抱きづけた夢を実現するとが叶いました。 今でも本物のやまねをみて、触った時の感動はかけがえのない私の宝物になっています。 その際にお世話になった恩師の先生に、やまねのぬいぐるみを持っている話をした際に、色違いの子(1枚目の写真の右側の子です。)をいただき、今は2匹仲良く私の部屋にいます。 人に恵まれてかなった夢だと本当に身に沁みて感じますが、落合さまのやまねのぬいぐるみがなければ抱かなかった夢だと思います。素敵なぬいぐるみを作ってくださって本当にありがとうございました。小学生の頃から持っているやまねちゃんはとても気に入ってよく遊んでいたために、お恥ずかしながらボロボロになってしまっていますが、いつまでも大切に持っていると思います。 落合さまのご健康と、ご多幸をお祈りしております。 - 投稿ありがとうございます。 やまねの研究者は少ないので… もしかして、湊先生ですか? 湊先生には、わたしも大変お世話になりました。 他に筑波大学の方が研究されていた、と聞いたことがあります。 そのようなきっかけになれたとは、嬉しいことです。 今はどのような道に進まれたかわかりませんが、その時のお気持ちを大切にされて、今