投稿

1月, 2022の投稿を表示しています

クラウドファンディングの件ですが・・・

イメージ
年が明け、あっという間の10日間。 ごめんなさい。 シマフクロウのクラウドファンディングの記事でしたが、こちらのブログにアップする前に、どうやら売り切れてしまったようです… ありがたいことでした。 通販のご希望も再三いただくのですが… 本人も後遺症のため、1人では外出出来ず、ものを持って歩けないなど日常生活すらままならないので… 通販に頼ってはおりますが、物理的に無理、というのもありますが、日用品とは違う「作品」なので… こちらでの通販は考えておりません。それより、材料の生産はかなり前から国内で既に終了しております。 今回、コロナウィルスで明らかになったように、残念ながら手作業が絡む商品作りは国内では既に出来なくなってしまって久しいのです。 今後、たとえ需要があったとしても、石油製品であればなおさら、簡単には復活しないでしょう。 職人気質の人々も、残念ながら、野生の生きものと同じように絶滅してしまいました… ですので、たいへんわがままですが、残りの材料を1つずつ、丁寧に作って手渡ししたいと考えております。 仮にコロナが終息しても、週末3日間、1日一組のご予約のみで営業する所存です。 コロナ終息はいつ、という区切りは難しいので、十分な対策をしつつ営業は再開しております。 熱海まで来るのがリスクと思われる方はご自身のご判断でお出かけくださいませ。

ぬいぐるみ写真のご紹介

イメージ
モモンガのももちゃんとの出会いは、6年前、夫の退職祝い旅行で行った知床のホテルでした。 あまりの可愛さに売り場を離れ難くなっている私を見ていた夫が、後で、こっそり買ってくれていたのでした。 60歳のババですが、それ以来一緒に寝ています その頃赤ちゃんだった男の子の孫が、ももちゃんを気に入り、家に来るたび、「ももちゃんが見ているごっこ」を、私と一緒にしていました。 小学2年生になった孫が「僕、やっぱりももちゃん欲しいなあ」というので、ネットを見て、初めて現状を知った次第です。 山陰の限界集落に住んでいる私達です。 夫は、「食糧危機に備えるべく棚田を守りたい」と痛む足を引きずりながら農作業をしています。 今回、落合さんのブログや「春はどこから」さとやま便りを読ませていただき、大変感銘を受けました。 不便で将来が不安な田舎暮らしですが、頑張ってみます。 2日の朝、犬の散歩に行った夫が、七色の筋状の彩雲を見たそうです。 今年が、明るい年でありますように。 ももちゃんと出会わせてくださった落合さんとやまね工房の皆さんに感謝いたしま す。 落合より 棚田のババさま メールありがとうございました。 昨夜、青森で笹餅を作り続けていた90代の方の番組をEテレで見たばかりです。 それは、新潟の寒村で育った母と重なりました。 まさしく、手仕事の世界と限界集落、野生生物はどれも絶滅危惧を通り越していつのまにか無くなっていた・・・の世界です。 思えばこの40年近く、本当に微力ですが、それに抗ってきたつもりだったのですが・・・ コロナウィルスという「神」のような存在が急ブレーキをかけた感です。 これから、地球上に生きる生物である以上、否応なしに価値観の変更は起きざるを得ないでしょう。 現代の価値観の中、継続した循環を求めて行動することは、たやすいことではありません。 葛藤も多いと思います。 しかし、少なくともああとの世代に、何よりも自分自身に、出来ることを全うすることは大切だと思います。 そして、表面的にはマイナーだとしても、共感するものたちがたくさん居る、しいうのも事実です。 そういう意味では、同じ人間が一番難しいのかもしれません。 オフレコですが・・・数年前、たまたま山極寿一さんとお話しする機会があって、そんな話をしました。 何より、同世代の方に共感いただけて、実際に行動されているのが嬉し

クラウドファンディング

イメージ
シマフクロウのクラウドファウンディング、近々 こちら に掲載してくださる予定です。 北海道にある、「猛禽類医学研究所」という猛禽やタンチョウ鶴などの事故個体治療、野生復帰、または野生復帰できない個体の飼育・そして事故を防ぐための活動を行っている団体と、フェイスブックによる交流からコラボすることになりました。 クラウドファウンディング返礼として、オリジナルでシマフクロウを製作します。 もう、材料の在庫が限られているので、親のシマフクロウは12羽限定です。 雛はもう少し出来ると思います。 わたし(落合)の体調不良、スタッフ約一名の高齢化などで製作は限定的、かついつまで続くかわかりませんが・・・ もともとモデルの彼らに貢献できればと始めたやまね工房なので、めぐり合わせでこのような機会をいただいたことは、大変嬉しく、また何かのお導きと感じています。 北海道の森や野原に、彼らの未来が残せますように・・・ 協力できることは幸せです。

2022年初のご挨拶

イメージ
2022年 真っ当に寒い冬が帰ってきました 冬は寒くて 氷が張り 固い地面の下、植物は眠り・・・ やがて訪れる暖かい陽ざしに誘われて目覚めるまで力を蓄えるのです 当たり前と思っていた日常をほぼ喪ってから丸8年、それは当たり前でも無く・・・ 特段恵まれていたのだと認識しつつあります 肢体不自由でなくても、なにもかもが自力で出来ていたわけでもなかったのでしたが、 全身麻痺からこちら、誰かの手を借りるか、お金を使うかしないければ、 以前は当たり前だった日常が回ってゆきません それどころか、何が出来なくなったのか、出来るようになってみないとわからない 生活の知恵として身についた、笑顔とすみません、の言葉 わたしらしさ、普通って何? 存在していて良いのか?  世の中の役にたつこと、がはたしてあるのか・・・ 存在することの意味などを考えている・・・ ようやく、一人前のおとなになったのかもしれない そんな中、時間という概念を掘ってみる、というチャンスがやってきた気がする 植物にとって、いきものにとって、人類にとって、時間とは何ぞや・・・ 生まれて、発達して、成熟して、老いて・・・やがて死ぬ 永遠に循環出来るのだろうか 循環こそ時間なのかも そして、現代の日本において、その節目として1年があるのだった 前の1年で何をなしたか、そして次の1年をどうしたいか? それはたぶん、人類がほかの生きものと大きく違う点だと思う 過去を振り返り、未来を想像する・・・後遺症以来、それが不可能になった 明日がどうなるかなんて、まったくわからないし、その先を約束することに自信がない それでも、寿命がある限り、一生懸命生きなくちゃ、ね