さとやま暮らし

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2019年12月10日火曜日

ぬいぐるみについて

ぬいぐるみの制作・販売について、いろいろお問合せをいただいています。
その都度、返信させていただいていますが大体の考え方について書いてみます。


ぽつぽつと出て来たものがあり、修理して「新品同様」になったり、絵で言えば加筆の感じでそれを素材に新たな作品として生まれ変わったり・・・と新しい「Cotton」店内に並ぶぬいぐるみたちが少しずつ増えています。

なにしろ生きてるのが不思議な後遺症の中、予定行動は出来ないのて゛出来高です。
それと、しばらくお休みしていた唯一のパートスタッフがこれも出来高で手伝ってくださることになり、少しは可能性が出てきました。

材料やデッドストックがある限り、作品や商品が誕生する可能性だけはあります。

ですが、何しろポンコツの製作者ではあり、どの程度作れるか未知の世界てす。

お約束出来ない世界で、後遺症のため、撮影や梱包などネットでのやり取りにも限界があります。
それに時間がとてもかかるので、製作が出来なくなってしまいます。

そんなこんなで、残ったものたちには保護犬や保護猫のように相性を確かめた上での譲渡を希望しています。

これは作り手のわがままかもしれません。

ご購入下さるだけでありがたいのですから。

しかし、大手さんのライセンス依頼をお断りし、国内生産にこだわり、文化の継承という思いだけでやってきたわたしの意地なので(笑い)曲げる訳にはいかないのです。

というわけで、今後は商品の在庫としてネット販売するもの・・・わずかですが、それ以外は熱海の工房にご来店いただいた方のみに販売させていただきます。

まだ少しずつ出てくるものや製作出来たもの、タイミングや出会いがあればご提供できると思います。

が、お約束はできません。

誰でも、明日のことはわからないので同じと言えば同じですが。

ごめんなさい。

2019年12月9日月曜日

花絵本第二弾

「花絵本」というか八重咲の「ローズビオラ」が主体ですが・・・
八重=ダブル=雄蕊が花弁に、というのもあって一種の奇形なので花粉だまりが無く、花粉そのものが少なかったりで無かったり

で、八重の遺伝子を顕在化せずに因子として持っているシングルを交配することで遺伝子を温存することが出来ます。

いわゆるF1の一代雑種ではなく、10代以上繰り返しているので、子どもたちはランダムにシングル・・・花弁が5枚のノーマルな咲き方のものとセミダブル・・・半八重、ダブル・・・花弁が10枚以上のいわゆる八重咲、などがランダムに混じります。

なので、花絵本「やまね工房パンジー」は多様性満載の遺伝子のるつぼと化している訳です。
人為的なかく乱?とも言えるので、もしかしたら神への冒涜かもしれません・・

しかし、わたしとしてはかく美しいものが続けて出現するということは、植物の意思とわたしという一人の人間が協働して出来上がった新しい「美」であって、たぶん人類と植物が共有できるものなんだろうとか勝手に解釈しています。

でなければ、こんなにも心が動く「美しいもの」が誕生するはずが無い(笑い)
でもって、死に損なってその後に、このような出会いがあるとは!

直後には想像すら出来ませんでした。
なおかつ、3.11の震災から原発事故を経て、その後があるとは思えない・・・状況の中。

ものつくりとしても、どう表現するべきかがわからなくなり・・・

わたしのベランダで生まれたメリクロン(組織培養の栄養繁殖・いわゆるクローン・・・じつは普通に交配すればメリクロン個体も種子はつけます・・・なので全部とは言いませんが…現在販売されている八重の系統はメリクロンパンジーを使用した育種をされたのではと思います。八重咲はいわゆる劣勢なので、3代も自家受粉を続けると草勢が弱くなって維持できなくなります・メリクロンを使うことによって劣化させることなく簡単な自家受粉で八重咲の因子を拾えるのです)

これは「本物」の「いきもの」に似ている=はく製・・・そこには歴然とその個体の死が存在する・・・
本物そっくりではなくてそれは本物の死体・・・である
ということと無関係ではありません。

誉め言葉としての「はく製みたい」はとてもありがたいのですが・・・わたしの意図するところとは全く違っていて。

無機物の石油製品であるところの化繊の布(これもジレンマですが)から「生きているように見える」似せものを作る、というのが身上なので(笑い)。

いつかわかってもらえたらいいな、と思います。






八重咲パンジー「ドレスデン」にまつわる様々な出来事を経て、今があること。
今年の「綺麗どころ」を見ていると、植物の方からのアプローチとすら感じられます。

そして、後遺症の中、出来なくなってしまったことが多いけど、出来ないことを数えても先には進めないし何も生まれないと、教えられたような気がします。

ドレスデンや亡くなった先達、両親やご先祖、みんなが寄ってたかって手伝ってくれるので(笑い)続けない訳にいかない・・・明るい妄想なこの頃です。

2019年12月3日火曜日

花絵本

師走です。

今年は長野の生産者さんが、冷蔵庫に眠っていた倒れる前最後の種子を育ててくれました。
去年は手違いで、やはりその年に採れた大量の赤系ばかりになってしまい、ご迷惑をかけました。

古い種子で発芽がやや心配だったのですが・・
さすがプロの仕事です。

綺麗にそろった綺麗どころがたくさん。

もう、ため息ものです。

これを何とか繋ぐべく、少し大きな鉢に植え替えて、唯一の日当たりであるベランダに置く予定です。

春までにヒラタアブさんの力も借りて、どのくらい実るかわかりませんが。

今年は助っ人の一人が少し引き受けてくれそうなので(ほとんど押し付けた感じですが)、ちょっと安心。
一人で引き受けるより危険分散です。

昨今の台風やらで全滅す危険もありますからね。