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7月, 2008の投稿を表示しています

ツキノワグマ

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今年はなんだかクマ年だ。年の初めに ツキノワグマの頭部をかたどった帽子と手袋 のセットを作り、そのあとクマタカ・・・これは鳥だけど、クマがついてるし。 あとドングリをひっくり返してヒグマっていうプランが進行中(マル秘)。そうこうするうちに、クマの企画展というお話が・・・そこで作ったのが5匹の子ぐまたち。今年巣穴から出てきた1年目の子ぐまを想定して、企画展の企画者である博物館のY氏から資料画像をいくつか送っていただいて、ぬいぐるみだけど、本物っぽい感じの子ぐまたちを作ってみました。 すぐ上のメニューバーを使って詳細をご覧下さい。 画像のダブルクリック、ドラッグも有効です。 時間などの制限があって、一つずつ別々のポーズにする余裕はなかったんだけど、みんな同じじゃつまんないので、首を右に曲げたり、左に曲げたり、少しだけ上を向いたり、かしげたり・・・それから横目で見たり、という「小細工」をしてみました。 そうしたら、仕事場で5匹の子ぐまたちはまるでいたずらの相談をしているみたい!でしょ。 今年になって、というより手元で作る一点物はそれぞれ使用目的に合わせて製作するので、大きさや重さ、質感など、出来るだけ本物に近く、というのが多くなってきました。一口に体重や全長と言っても、頭部と胴体の割合や首の長さ、頭の幅とか体の太さなど、感覚的には意識していない部分のサイズが、製作するときには必要だったりします。 そしてなにより全体のバランスが重要で、それがちょっと違っているだけでも、なんとなくほんものの感じが出ない。そこで、最近は資料として骨格の画像をいただいたり、標本の頭骨をお借りしたり・・・資料について以前より欲張りになりました。もちろん、ぬいぐるみとして鑑賞するだけなら、その動物のかわいらしい仕草や特徴をいったん頭に入れて、それをディフォルメしたものを絵にし、そして立体に加工すればいいのです。 それが実際のいきものとかなり違っていても、似顔絵みたいに、それに見えて楽しければいいのですから、いろいろな作り方が出来ます。しかし、実際にその生き物をよくご存じの方々が、その生き物についてもっとよく知ってもらおう、と言う場所で必要とされる「ぬいぐるみ」はいわゆる標本(剥製とか)を代行するものであったり、大きさや重さを体感するものであったり

クマタカ

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今回の作品は「クマタカ」です。 すぐ上のメニューバーを使って詳細をご覧下さい。 画像のダブルクリック、ドラッグも有効です。 実物よりほんの少し大きいかもしれません。山形県の猛禽センターで、教材、あるいは展示用として使われることになりました。 じつはクマタカを製作したのは3度めです。 飛翔している猛禽では、ほかにイヌワシも2度、あとカラスも1羽作りました。鳥の羽を作るのはなかなか難しく、製作の方法もどこかに既存のやり方があるわけではないので、すべて手探りでした。 何度か作るうち、また今回は猛禽センターの方に無理を言って出来るだけの資料を用意していただいたので、製作の手順もかなり進化してより本物に近い形を作ることが出来たと思います。くちばしや爪は、ほんものの標本をお借りしてそれを見本に樹脂で作り、サイズを計測した値から割り出して細部の部品を作り、最後はたくさんいただいた画像を参考に羽1枚ずつ模様を描きました。 全体として白や淡色で鳥の体を作り、それを立体塗り絵のように彩色していって、仕上げたものです。 羽の素材はシルク、それを入手するにあたってはちょっとした苦労がありました。素材のシルクはアートフラワー用のもので、裏に糊を張ってハリを出したものなのですが、これを加工していた会社がご時世でなくなってしまい、生地は配給!・・・とのこと。 やっとの思いで必要量以上を確保(今後同質以上のものが入手出来る可能性は不明)し、胴体の生地(淡いページュのこれもすでに廃盤在庫僅少)を出来るだけ効率良く裁断して・・・その前に足の爪とくちばしを作り、それを組み合わせて頭部と両足を製作。 そして羽の部分を3つのパーツに分けて(1枚ずつ×10枚)+(数枚分で1枚)+(1枚ずつ×3枚)を裏表2組、×左右の羽で2倍、それと芯を各1枚裁断。それらを羽軸のワイヤー(重くなく、まっすぐの状態を保持するため、番手が重要)を挟んで接着、そして一枚ずつ再度整形。それからワイヤーを補強しつつ翼を形成。そして尾羽も同様に数枚のパーツで製作し、胴、頭部、尾を組み立てて全体の大きさを決め、それに胴の生地を縫ってかぶせ、羽の前部を覆う生地を裏表かぶせて白い鳥の体が出来る。 次にこれを着色するわけですが、なにしろ大きいので置く場所も必要だし、左右対称にするためには少しずつ右、

やまねが帰ってきた話

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最近経験した不思議な偶然のお話をひとつ・・・ 先日、去年の展示にいらして下さったお客さまからメールをいただきました。 それは新刊の怪談専門誌にやまね工房のやまねが載っている・・・というものでした。その方が見つけて下さってお知らせいただいたのです。それは、こういうお話でした。 「山の怪談」特集の中で、作家の安曇潤平さんという方の対談でのお話。その作家さんはやまねのぬいぐるみを山行きのパートナーとして(名前も付けていただいているらしい)、甲斐駒ヶ岳に連れて行かれたらしいのですが、どうもそこで落としてしまったみたいなのです。ちなみにやまねやももんがはご購入いただいてすぐに連れ歩き、逃がしてしまわれる方はときどきいらっしゃるようで、ご帰宅ののち再度ご購入いただくことがたまにあります。で、見つからないまま帰宅されたのですが、その後会社帰りに近所のスーパー銭湯駐車場に落ちていた・・・というもの。 このお話だけでも偶然なのですが、それから一週間くらいの間に網走に見えたお客さんからこんなお話しを聞きました。 その方は子供たちを野外に連れて行く自然観察のお手伝いをされているらしいのですが、そういうとき、やはりやまねのぬいぐるみをいつも連れて行ってくれているそうです。そしてあるとき、やはり野外でそれを落としてしまい相当探して下さったらしいのですがそのときは見つからず、あきらめて帰ってきたとのこと。 そして後日、また同じ場所に行く機会があって、そのときに連れて行った子供たちのうちのだれかが「これな~に」と拾ってきたのがなくしたやまねだったと。それはまあ、同じ場所だしありえる話ではあるのですが、時間の経過やいろいろな条件を考えると同じ人のところに戻ってくるというのは不思議~。 そもそもやまねは背中の筋のせいか、落ち葉の中に置くとたちまち同化して見えなくなってしまうのです。 ほんもののやまねとかなり近い色、形をしているので当たり前かもしれませんが、いつか 型録絵本 の裏表紙になっている写真を清里で撮ってもらったとき、何気なく落ち葉の中に置いたらすぐに見えなくなってしまいあわてた覚えがあります。何か印を置かないと見失ってしまうのです。保護色ってすごいなあ、とつくづく思いました。 だから、山道で落としたら探すのは至難の業です。山に連れて行って下さる方は、派手な色の「印」をつけ

ラブバードテルアキ展 開催中

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やまね工房 網走 からのお知らせ 前回お伝えしました、ラブバードテルアキ展が始まっています。 新作も数多く出展されていますので、お楽しみいただけると思います。一つ一つ丁寧に作り上げられている作品をよーく見ていただけるように、展示会場には大きな虫眼鏡もご用意しています。 期間:8月25日まで開催、時間は、10時から17時まで 是非、ご覧下さい。

本日のホットな話題

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毎日雨降りかと思ったら、突然めちゃくちゃ暑い日がやってきてもう4日も続いている・・・ しかも湿度が高くて、は虫類が元気になりそうな日だなあ、と思っていたら~ 珍しくスタッフのKさんと並んでミシンの前に座っていたときのこと。いろいろな仕事があるので、ミシンの前に2人そろうことはめったにないのですが、たまたまそうして暑そうな窓の外に目をやったらば、視線の先のロウバイの木から何かがするすると下へ移動した気配。 ちょっとリスのように見えたそれは、虫にしては大きく、獣にしては小さすぎるような気がするものでした。それで、もっとよく見ようと窓に顔を近づけたら、そこに見えたのは細長いやつ・・・青ちゃん(1メートルくらいの小形のアオダイショウ)じゃないですか。 たしか去年の秋、同じ青ちゃんがシマヘビに追っかけられて、あわてて落ちてきたのとどうやら同じ木です。そのとき青ちゃんはなぜか大あわてで、あとから追っかけて来たシマヘビは地面に降りてもしばらく追いかけ、首を持ち上げてきょろきょろ(そういう風に見えた)探していましたが、近くに見えないので元来たほうへ引き上げたのでした。 一方青ちゃんと言えば、家の周りを一週するほど逃げてなんだかとっても恐そうにしていました。そして今日の青ちゃんは・・・ずるずる木から降りてきて、枝が張りだしたところにしばし頭を乗っけて、ふぅーみたいな感じで木の裏側、つまりこっちから見えない方に回り込んだ。 すると、下からなにやら黒っぽい影が。 ひょひょひょーんと登ってくるではないか!何これ?さっき下ってったやつじゃん。よーく見たら、それはやもりでした。やもりが、家に張り付いて獲物を待っているときのようではなく、まるで野生動物のように、青ちゃんの目をかすめて反対側から再び木に登ったのでした。何か野生のドラマ!やもりって野生生物だったのねー。それと、やっぱり青ちゃんって少しどんくさいのねー。というのがわかった数分でした。写真を撮ろうと思ったのですが、さすがにその間に青ちゃんはいなくなり、あとあの細長い姿を見たくない方には申しわけなく、お見せすることが出来ないのはちょっと残念ですが、想像してください、ちょっとお間抜けな愛すべき青ちゃんを。 それでやはり本日の話題をもうひとつ。 当地では今日と明日が夏祭り。 観光地ということもあって、町内

アゲハモドキ

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もどき・・・似て非なるもの アゲハに似ているけどアゲハじゃない。 それじゃ何?ってことで・・・調べたらこれはジャコウアゲハに擬態している蛾の仲間ってことらしい。 ジャコウアゲハはその名のとおり臭いがあって、捕食者には不味いらしいんだけど、見た目でわたしは不味いですって言ってるんだね。昆虫の中には毒があったり不味かったりしてあまり食べられない虫のまね?をしてそっくりさんでごまかす、っていう種類がときどきあるようだけど、これは進化論で言うとどういうことになるのか?心情的にはお笑い芸人さんじゃないけど、ちょっとまねしてみました~って感じ。 よく見ると小さいし、触覚やシルエットが微妙に違って、なおかつ羽の閉じ方がやっぱり蛾じゃん!なんだけど。それにしても羽の彩りは良くできてますねぇ。 事務室にしている部屋の窓ガラスに張り付いていた一匹。 腹側から見ると赤い彩りが足にもあって、お腹も太いのでちょっと違った印象。そしてガラス面には小さくて丸く、光沢のある白い卵が3粒。これはアゲハモドキの卵か?その後中身の色が変わって、発生が進んでいるように見えた卵、今朝見たらもぬけの殻だった。 きっと孵ったんだね。それにしても食草を考えてのことなのか?近くに植物はないし、食草はミズキの仲間、とある。蛾のお母さん、孵ったばかりの幼虫にここで食草を探せって、それはないと思うけど?・・・