アゲハモドキ

もどき・・・似て非なるもの
アゲハに似ているけどアゲハじゃない。


それじゃ何?ってことで・・・調べたらこれはジャコウアゲハに擬態している蛾の仲間ってことらしい。

ジャコウアゲハはその名のとおり臭いがあって、捕食者には不味いらしいんだけど、見た目でわたしは不味いですって言ってるんだね。昆虫の中には毒があったり不味かったりしてあまり食べられない虫のまね?をしてそっくりさんでごまかす、っていう種類がときどきあるようだけど、これは進化論で言うとどういうことになるのか?心情的にはお笑い芸人さんじゃないけど、ちょっとまねしてみました~って感じ。

よく見ると小さいし、触覚やシルエットが微妙に違って、なおかつ羽の閉じ方がやっぱり蛾じゃん!なんだけど。それにしても羽の彩りは良くできてますねぇ。

事務室にしている部屋の窓ガラスに張り付いていた一匹。


腹側から見ると赤い彩りが足にもあって、お腹も太いのでちょっと違った印象。そしてガラス面には小さくて丸く、光沢のある白い卵が3粒。これはアゲハモドキの卵か?その後中身の色が変わって、発生が進んでいるように見えた卵、今朝見たらもぬけの殻だった。

きっと孵ったんだね。それにしても食草を考えてのことなのか?近くに植物はないし、食草はミズキの仲間、とある。蛾のお母さん、孵ったばかりの幼虫にここで食草を探せって、それはないと思うけど?・・・

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