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ふくろうのぬいぐるみについて

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ふくろうのぬいぐるみについてお問合せをいただきました。 コロナ騒動はすぐには収まりそうにないですね・・・ ふくろうのぬいぐるみは全部で10種類くらいあったのですが、いまのところ今後も製造出来るのは「シマフクロウのひな」だけです。 その他の種類は、残念ながら材料の製造が終了してしまい、今後の製造はありません。 思えば30年前に網走工房ショップを立ち上げなければ、そのとき製造は終わっていたのです。 東北新幹線が出来て、製造工場の内職人材がいなくなり・・・製造原価を上げ、網走で下請けの下請けを自分でやり。 そのうちバブルがはじけてアルバイトをしなくては回らなくなりました。 材料や製造を巡る最後の砦、「東北地方」は震災でほぼ壊滅し現在に至ります。 企業努力を最大限して、自分の身も削りましたが、どうりもなりませんでした。 もはや、手仕事の製造業は日本では成り立ちません。 こんなことを10年以上ずっと言い続けていますが・・・ たぶん一般の方々にはピンと来ないのだろうと思います。 今回のコロナ禍は、ウィルスによる命に係わる病気であることも確かですが、続いていた日常がこのままでは続かないということが、誰の目にも明らかになったということでしょう。 じつは地球は「生きもの」であって、その命には限界があるのです。 人類は「神」でなく、地球の命の上に生活するということはそれなりの「ルール」が必要です。先住の少数民族たちはそれを守って生きてきました。 しかし、現代の人々はその先住民をも飲み込んで、物質と利便性を追求してきました。 それが、とうとう限界にきた、ということだと思います。 たぶんウイルスは、それ(限界)に気づいて生活を改めるための警告、すなわちメッセンジャーのようなものではないかと思います。 というか、気が付かないから強制的に「ストップ」をかけられた感じ。 地球自体の生命を維持継続してゆくためには、太陽と月のリズムで動き、適度な密度と多様性を保つことが必要なのです。 先住民の文化にはそれを口伝で伝える方法がありました。 現代人は文字を獲得し、記すことで「気が済んだ」のだろうと思います。 伝えようとはしましたが、記された記述は積極的に探さない限り伝わりません。 感性を伴って口伝で伝えないと、本当には伝わらないのかもしれません。 「身に付く」状態にはならないで、単に知識の1つとしてしま

お詫び しばらく開店見合わせます

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このところ、政府の go to trouble? のせいもあり ご来店予約のメールなどもいただいていますが・・・ ここへきて、熱海でクラスターと院内感染が起きてしまいました。 人口4万を切り、半数以上が後期高齢者という小さな町で人口に対する感染者数は、もしかしたら東京以上かもしれません。 なので、しばらくは開店を見合わせようと思います。 ワクチンはもちろん、季節や状況の変化による感染率や、防御・治療の方法も確立されていない今、永久ではなくそれらがある程度わかるまで、待つことこそが必要なのでは?と思います。 幸い、製作は在宅で出来るので、販売物が少ない「今」よりも開店の暁には増えていることは間違いありません。 できれば、数点しかないものの中からより、よりたくさんの中からお選びいたたく方が良いし。 ということで、大変申し訳ありませんがもうしばらく開店は見合わせます。 みなさん、十分注意されて「stay home」・・・ホーム(家庭)=家+庭houseじゃなくて、庭も必要なのです。植物はお庭じゃなくても育てられます。 玄関先、ベランダの鉢でもプランターでも。 是非種を蒔いて水をあげてみてくださいまし。 再び、普通の日常が取り戻せる日まで。

コロナウイルスからのメッセージ

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コロナウィルスの猛威が止まりません。 加えてあちこちの水害。 中国やベトナムなども洪水みたいだし。 南極やシベリアで30℃以上の猛暑とか。 ウイルスは「敵」ではなく。 運んでいるのはヒト。 この気候変動もヒトの影響だと科学者が言っているらしい。 それでも。 人類は直前の「どこでもすきなところへ」「あっというまに」「誰でも」に戻りたいみたいですが・・・ それが実は「誰でも」ではなく、全体の中では「ほんの一部のヒト」であってほかの多くのヒトや地球自体が、「もう自力で復元できないほどダメージを受けている」ということに気付かないのだろうか・・・ ウイルスはその人類の暴挙にストップをかけたのです。 何故か? それがウイルスの役割だから。 生物と無生物との狭間で。 宇宙の脅威を生き抜くために。 均質になることは全滅を意味します。 バリエーションを保つためには一種のみが繁栄してはならないのです。 出来るだけ多くのバリエーションが、互いのバランスをとりつつ安定した環境を保つというのが継続のカギなんだろうと思います。 人類も先住民族の頃はたぶんそうでした。 現代人は今、未来を持つか否かの選択を迫られていると思います。 有無なしに。 追伸 みなさま コロナウイルスを巡る状況は日々悪化の一途で、通信販売が出来ないのは申し訳ないです。 ですが、わたしの後遺症は本来仕事が出来るレベルではないので、単品撮影や細かいやりとり、梱包発送などか不可能なのです。 専用のスタッフが常駐するほどの組織でもなく。 ですので、事態がもう少し落ち着くまでお待ちいただければと思います。 幸い、製作の方はスタッフ自宅で進んでいるので、ご来店可能の暁には選択肢が増えると思います。 よろしくお願いします。

東京からのご来店は・・・

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昨日、一昨日と熱海で複数の感染者があり、東京では連日感染拡大が続いている状況、スタッフもわたしもそれぞれハイリスクなため、協議の結果東京からのご来店はしばらく・・・(いつまでか明言出来ないのがもどかしいところですが)ご遠慮いただこうということになりました。 わたし自身重篤な後遺症があり、介護施設に通う身ですので、自身の感染よりも持ち込むことが怖いのです。 ですので、もうしばらく様子をみてくださいませ。 まだ少しは材料があり、製作スタッフも存在するので製作は可能です。

通販が出来ない訳 「少しだけ出来たもの」と「出て来たもの」

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Tさま うさぎは網走から来たわけではないのです。 網走から来たのは量産していたものたちのデッドストックなので、展示品とか何か問題があったとかの「ワケあり」(笑い)。を、点検・修理して販売しています。 それもわずかなので終了したらお終いです。 うさぎはパートスタッフで縫製を30年以上やっている方が復帰して自宅で作っています。 ご自身も30年くらいうさぎを飼っていて、製造はもう免許皆伝です。 ただ、材料はどんどんなくなって、もう製造もされていないのでかつてのものとは同じものではありません。 どんどんあり合わせのパーツに変化しています。 それもあって通販はやめました。 そして材料がなくなったら製造はできません。 しかし、一人が裁断から仕上げまで作れる量はわずかです。 同じものばかり作っている訳ではないので、お約束はできませんがあとしばらくは製造出来ると思います。 色使いや見た感じが若干異なる可能性はありますが・・・ 後日、こちら方面にいらっしゃる機会があった時に、たまたま出来ているそれがお気に召したら、連れ帰ってくださればうれしいです。 それが「ご縁」かと思います。 とりあえず、コロナと天災にあわれませんように。 追記 少しだけ出来たもの シマフクロウのひな、キタキツネの赤ちゃん、ゆきうさぎ(冬毛)・・・白 立ち・キュウシュウノウサギ(夏毛)・・・濃い茶色 立ち・キュウシュウノウサギ(冬毛)・・・茶色の毛足があるもの 立ち・トウホクノウサギ(冬毛)・・・白 亜種や夏毛、冬毛などのバリエーションが得意なやまね工房。材料が次々無くなって、もう生産も無い為、苦し紛れの発想です・・・ 近いうちにキタキツネもホンドギツネになりそうです。なので、規格外というかほぼほぼ一点ものです。 型は同じなのですが、太ったり痩せたり、その時出来たものがお気に召したら連れ帰ってくださいませ。

ゆるゆると営業開始 長らくお待たせいたしました

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いつの間にか7月。 1年も半分が過ぎ、今年の梅雨は出だし雨少なく6月後半から梅雨らしく連日の曇天、雨降り・・・ メダカもすくすく育っております。 こんな日が続くとお日様の有り難みがわかります。 さて、やまね工房 Cotton ではコロナ自粛の間に少しだけではありますが、唯一の製作スタッフが在宅ワークで商品を作成してくれました。 以下出来た商品 「立ちウサギ」【ノウサギ(夏)・茶色】15,000円 「立ちウサギ」【トウホクノウサギ(冬)・白】15,000円  「立ちウサギ」【キュウシュウノウサギ(冬)・薄茶色】15,000円 「エゾユキウサギ」【白】8,000円  「シマフクロウのひな」7,000円 他に、網走から引き揚げたかつての量産商品がそれぞれ少しずつあります。  「やまね」1000円 など さて、7月より、ゆるゆると営業を始めようと思います。 ご来店ご予約は メール にてお願いします。 コロナ禍ですので1日1組でのご来店予約にて始めていきたいと思います。 まずは自家用車でのご来店が出来る皆様からのご予約をいただけましたらと思っております。 ご希望のお日にちは、定休日(水曜・木曜)以外で、第一希望日、第二希望日と複数日お知らせくださいますと幸いです。 お問合せ、ご予約は、 メール(ochiai@yamekobo.com) まで。 駐車場について 坂道途上・建物下の構造上、車高が高すぎる車種、また低すぎる車は入りません。ご注意くださいませ。