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進化の達人「キジバトとシジュウカラ」の策略

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去年と今年、工房入り口にある木工作家もののポストがシジュウカラに乗っ取られた話題を載せましたが・・・( シジュウカラ1 、 シジュウカラ2 、 号外 今年も ・・・ ) たぶん、生態を進化させる大先輩、というか最たる達人は鳥類のようで。 近頃、日本の海岸線は90パーセント以上人工的なもので加工され、自然の海岸線はわずかだとどこかで聞いたのですが、そのせいでもともと海岸で繁殖していた「イソヒヨドリ」はどんどん内陸に入ってきています。 いまや彼らの主な巣作りの場所はマンションなどの排気口や民家の軒下などです。 イソヒヨドリは普通のヒヨドリとは違ってヒタキという昆虫や小動物を食べる肉食の鳥で、南方系のせいか一年中繁殖します。 ビルの上の方で良い声でさえずっている、オスは背中がブルーグレー、お腹は栗色をした、美しい鳥です。 しかし、もともと公園や人家に近い林で珠巣作りしていた鳥たちには、雛を狩る恐ろしい天敵なのだろうと思います。 近頃はカラスたちも賢くなって侮れないし、いまだ野良猫もうろちょろ・・・ そんなこんなで、進化のエリートたちは「人類を使う」ことを考えたのでしょうね。春先の新聞記事に、「バス停の待合所にある灰皿」に巣を作った「シジュウカラ」も出ていました。 で、今度は「キジバト」です。 彼らも一年中子育てをするのか、我が家ではたいてい晩秋に庭の木に下から卵が見えるくらいにお粗末な巣を作るのですが・・・ 2017、11月カレンダー・キジバト 先日、玄関先に居たら、目の前に一羽のキジバトが。 見ている前で枯れた小枝を拾い、これ見よがしに目の前を横切って自分の巣に運んでいました。 まるで、ここに巣ありますんでよろしく、っていう感じ・・・ そう言われても・・・こちとら歩けないんで・・・ 彼らにしたら見張りする暇はありそうだし、でかい声は出せる、と踏んだのか? 喜ぶべきか、否や・・・ 因みに、ツバメさんたちはとっくに稲作農家と協力体制を築いていたのだろうけれど・・・近頃庭先稲作農家そのものが絶滅危惧種で・・・ やれやれ。

最後の種

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今年、とうとう冷蔵庫の種が底をつきました。 今年はベランダで少しだけ採れましたが、すべてシングル咲きのなので、ダブル・セミダブルのローズビオラの種は今年から来年に採らなければ来年の生産は下田さんちの冷蔵庫で寝てるかもしれないねぼすけだけになります。 ねぼすけの中にも素敵なのがいる可能性はありますけどね・・・ なので、今年は長野県の生産者さんと下田農園さんから「綺麗どころ」が里帰りしてきました。 友人で最近蜜蜂を飼い始めた方にお願いして、蜂さんたちにも助っ人をお願いしようと思っているのですが、うまくいくかどうかはわかりません。 とりあえず、帰ってきた綺麗どころをご紹介します。 あと、庭の鉢の中に生えた「アカヤマタケ」というキノコとうちの窯で焼いたテラコッタのうさぎ。 おまけで毎週行っている運動に特化したデイサービス・・・わたしはひそかに老人ジムと呼んでいる・・・で作った紙粘土の猫たち。 地域の「秋の文化祭」に出展してくれたようです。