今日、我が家の上空で事件がありました・・・ いろいろやることがいっぱいあって、遅れ遅れのパンジー交配をそろそろ始めなくちゃとベランダに向かう窓辺でしばらく作業して、お昼少し前の出来事でした。 ベランダから、トビが飛んでいるのが見えてその姿をしばらく目で追いかけ、なにげに振り返ったら空中に鳥の羽がいっぱい舞っているではありませんか! ほとんどは胴体の羽毛ですが、中には尾羽か翼の一部も混じっていて、しばらく風にあおられたあとくるくる回りながら地面に舞い降りてきました。 庭で回収した被害者の羽毛、 大きいのは尾羽と思われる くるくる回りながら落ちてきたのを見たのだが当日は見つからなか った。 翌日になって、クリスマスローズの置き場の整理中に見つけた 狩られた鳥は命を落としたかもしれませんが、羽毛が舞う光景は正直一種美しかったです。 トビも猛禽ですから、鳥を狩ることもあるかもしれませんが、羽の大きさから見てどうやら被害者はキジバトです。あとから庭に落ちていた羽毛を拾ったら、やっぱりキジバトのようでした。 そして、羽を拾いながら見上げた裏山上空には、細身の尾羽を持った猛禽の影が・・・ キジバトサイズの鳥を狩る猛禽と言えば、オオタカです。 裏山には、若鳥と思われるオオタカがしばらく滞在することはありましたが、今時分に見かけることはあまりありません。ここ数年は餌台も置いていないのですが、今年はツグミも多かったし、大型の冬鳥が餌場にしているので、猛禽にはちょうど良い狩り場なのでしょう。 キジバトとツグミ 直後に姿を見かけたということは、爪をかけたものの狩りに失敗したか、またはちょうど繁殖期で2羽いたのか・・・もしかしたら裏山に巣があったりして。 野鳥が集まるのはよいのですが、狩り場になるのもなんだか・・・ 去年の今頃、モズに狩られたばかりのルリビタキの心臓が、柚の枝にひっかかっていたのを思い出しました。 裏山に面した小さな庭なのに、ときどき、びっくりするようなドラマが展開されます。 いつか、犬が小鳥の嘴が入ったフクロウのペリットを見つけたこともあるし、おたまじゃくしをねらうヒバカリ(小さな蛇)が池もどきの水にもぐって、水中で舌をちょろちょろしているのを目撃したことも。 のろまな青大将を上手にかわすヤモリがロウバイの木か...