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ドレスデンのお導き、あるいは陰謀②

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おかげさまで、「ローザンベリー多和田」でのパンジー・ビオラ講演が終了し、無事に帰宅出来ました。 ひとりでの外出は週一で行っている川崎の加圧リハビリに一年半通い、ある程度は慣れてきたものの、一泊で、しかも一応予定された「お仕事」のお約束、というのは脳の血管が裂けて以来初めてのことで。 帰ってくるまでドキドキでしたが・・・ 助っ人や、みんなの協力でとにかく無事に帰宅できたのはありがたいことでした。 故人になっちゃった方々もきっと応援してくれたんだろうな、と思います。 で、本当にそれは、「ドレスデン」が仕組んだことかも・・・と思えるような出来事でした。 (ドレスデンとは我が家で生まれたライムから純白に変わる八重咲のパンジー品種のことです) だって、講演には各地からいろんな方が参加してくださり・・・ 去年の秋、パンジーの種子をお分けしている園芸農家さんにおねだりしてもらった「トロパエオラム」の種子がその農家にやってきた親元の方がいらしてて。 その方はやまね工房のホームページで一度だけ販売した「花絵本」の購入者でした。 30年以上前の最初の仕事である東京の生花販売会社で、同じ時期に仕事していたという方もご結婚されて近隣にお住まいとのことで、偶然参加されていました。 ほかに「ドレスデン」を園芸界に紹介してくださった某先生がいらしたり・・・ はては倒れる直前に2頭して虹の橋を渡った愛犬と同じ犬種のオーナーが居たり・・・ 血管が裂けて記憶の時系列やたくさんの出来事が零れ落ちた中で、大好きな植物や生きものがらみのことはインデックスが残っていて(もしくは復活?)以前と継続していると感じています。 2014/09/08 犬と人の生物学 リハビリはやはり、好きなことから始めるのがいいかも。 辛いだけのリハビリは続きませんしね。 そして、一番のびっくりは一泊した日曜の朝にやってきました。 その朝、朝食中の会話で今回の講演よりずっと以前からお世話になっているN女史から、「ドレスデンっていつ生まれたの?」と聞かれ。 えーと、倒れる前の年に組織培養のテストをして、入院中生き残り、退院してから初めてそれが商品になったと知ったのでした。 で、それは種はもちろんうちのベランダで採り、種まきも自分でしたものでした。 (種採り用