投稿

10月, 2021の投稿を表示しています

急に冬?

イメージ
 秋をすっ飛ばして、急に冬です。 土砂災害がらみでしばらく作業に手がつかず・・・ さっぱり販売できるものが増えませんが・・・ 「緊急事態」を脱したようですので、来店予約をお受けすることにしました。 「ヘルパーさん郵便物雑紙処理事件」が発覚し、本当に修理もやめて廃業しようかと思いましたが・・・ とりあえず解決したので、やめるのはやめました(笑い)。 ですが、やはりほんのわずかな在庫、修理品、作品なので、ご納得いたたいてからの販売とさせていただきたく。 ご縁があれば・・・ 通販のお問い合わせは時々いただくのですが、本当に、日常を生きているだけでせいいっぱいの体になってしまっているので。 自力で郵便出しに行けないし。 修理はやむを得ない場合、宅配便・着払い発送伝票をつけていただき、期日に制限が無い場合にのみ、お受けいたします。 郵便は自分で出しに行くことが出来ないのです。 修理は、基本販売したときにもっとも近い形に修復すること、なのですが、長い間に起きた変化も「ぬいぐるみが過ごした時間」なので、修復してしまうと元には戻せません。 出来ればご来店いただき、ご自身で納得ゆくようにご指導させていただく「ワークショップ」での作業をおすすめします。 それはまた、その子との絆を深めることにもなりますから。 画像は、秋いろになってきた玄関周りとベランダ。 手袋履いて、四足歩行なら、なんとか見回りくらい出来ます。 みずやりは、シャワーホースか、1リットル未満のペットボトルをポケットに入れつつ。

ぬいぐるみ写真のご紹介

イメージ
テーマ『森の力くらべ』 投稿者名前 えいちゃん 投稿者住所 神奈川県川崎市 エピソード 山梨県にある芸術家の伯父(96歳)のアトリエを伯父と一緒に整理していて偶然出会いました。伯父が『これは君に譲るよ』と大事そうに手渡してくれました。 とても丁寧な作りのため、製作者が気になって調べたところ「やまね工房」のタグが付いておりました。温かみのある素晴らしい作品をありがとうございます。 代々、大切に受け継いでいきたいと思います。 - 落合より・・・ 全部で50体も作っていない「むささび」ですね・・・ ももんがと間違える人が多いのですがサイズが全然違います。 ももんがはハンカチでムササビは座布団、というふうにお伝えしています。 ももんがは北海道に居るのが大陸と同じ種類で、いくらか小型で色が淡い 「えぞももんが」、本州に居る本州ももんがははるか昔に大陸から離れたので、日本固有の亜種として扱われています。 見た目、けっこう違います。 やまね工房のももんがは同じ形ですが、色が違います。 やまねも同じで、信州やまねと紀州やまね・・・関西より西のタイプと、関東より東のタイプ、ちなみに北海道には住んでいません・・・ 網走で購入してくださった方は多いと思いますが(笑い)、やまねのぬいぐるみは日本生まれですが、ほぼ全て栃木県の宇都宮で製造していました。 ももんがも。 むささびは熱海で製作したものです。 月の輪ぐまの子も。 消息が知れてうれしいです。 ありがとうございました、伯父さまにもよろしくお伝えくださいませ。

夏の終わり

イメージ
開店休業のまま、いつのまにか夏が終わってしまいました。 伊豆山の土砂災害があり・・・ 中途半端な開発や盛り土、森林荒廃などが加担して自然災害が甚大な被害をもたらす現代。 そんなことに気をとられているうちに、わたし自身、というかやまね工房存続の危機が。 恐れていた事態が起こってしまいました。 それは自然災害でも故意の事件でもなく。 偶然が重なった結果であったのかもしれません。 しかし、世の中起きることはすべて必然、今思うと継続に際して1つの教訓であった、に他ならなかった出来事でした。 しかし、一時、ついに廃業の時かと覚悟する事態でした。 ことは8月の終わり、お客さんから「えぞももんが」の修理をご依頼いただき、郵送してもらいました。 発送のメールをもらって、自宅の郵便受けに入っていたところまでは記憶に残っていたのですが・・・ 土砂災害の顛末も一区切り、修理をしようと作業場所を探したのですが、どうしても封筒が見つかりません。 友人や訪問リハビリの時間も使って、複数の目で探しても見つかりませんでした。 かけがえのない、思い出の一品です。 代替で代りにはなりません。 しかし、見つからないものはどうしようもありません・・・ とりあえず紛失のメールを送り、引き続き捜索することにして、網走から1つだけ帰ってきた「えぞももんが」を代替品として送り、本当に廃業しようと決断したその日・・・ いつも本当に困ったときにだけ頼み事をする、80代のご近所さんがリサイクルで分別している「雑紙」の場所にこんなものがあったけど・・・と持ってきてくれたのがその封筒でした。 想像するところ、ポストから出して、雑紙の束の上にのせたのだろうと思います。 コロナウィルス隔離のため、48時間はそのままにしておこうと思ったのは覚えていますが、開封した覚えはありませんでした。 その日は午前中整体とマッサージで外出し、帰宅すると生協の配達品が届くのです。 冷凍・冷蔵品はヘルパーさんが来る時間が遅いので、自分で運んで冷蔵庫に入れます。 物を持って歩けないので、少しずつ何往復かして。 想像でしかありませんが、ヘルパーさんが到着していちばん最初に、郵便物が乗ったままの雑紙を、道路沿いの駐車場まで運んでくれたのでした。 コロナウィルスが心配なので、48時間は触らないつもりだったのですが・・・ それから一度も見てはいないのでした