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初冬に想う

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いよいよ12月、カレンダーは1枚です。 寒さと乾燥がやってきて、コロナウイルスがまた元気になってしまい… 完全オープンが遠のいてしまいましたが。 必要、至急の用事って、じつは余り無いのかも。 自分にとって外せない、と思われる用事は後遺症の身にもやって来るので。 あまり何かを切望することが無くなりました。 たぶん無理、と諦めてしまうから。 なので、コロナの今もそれ以前とさして変わらない毎日です。 網走から最後、と思われるわずかな「残り」が帰ってきて。 とりあえず工房2階に置いてもらったのですが。 ようやく少し並べてみました。 2階スペースは天井=屋根、で、昨今の気候では熱帯なので…回転するファンを付けてもらい。 久しぶりに窓を開けたら…もう初冬、って当たり前ですが。 あとは春を待つだけです。 人類はこの機会に待つ、ことを学習出来たら良いですね。

冬の訪れ

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急に寒くなったと思ったら、いきなり初冬の趣… ホームページリニューアル、来店予約を開始したのですが…冬になり、コロナが元気になっちゃいました。 インフルエンザや風邪のウィルスも、夏より冬の方が好きみたいだし。 で、拡散しないために出来ること、として完全オープンを春先くらいまで先延ばししようと思います。 それまでは静岡県内、自家用車でのご来店に限って、ご予約をお受けしようと思います。 春先になれば、たぶん今よりはいろいろ改善するのでは?と思います。 それまでにいろいろ準備しておきます。 ブログでは、庭の様子や、「出来たもの」などを、紹介してゆけたらと考えています。 皆さんも、この地球的危機を「ちょっとだけ我慢」して、春にはまたお目にかかりましょう。 ずっとにならないために。

お客さんからのメールです

 ブログ掲載許可いただきました。 こんにちは。初めまして。Tと申します。 数年前に、網走のやまね工房で 「ももんが」 のぬいぐるみを購入した者です。 数か月前、やまね工房の閉店を知り、驚きと同時に残念な思いでいっぱいです。 今更ですが、「ももんが」のぬいぐるみへの思いをお伝えしたく、お便りさせていただきました。  私が やまね工房のぬいぐるみを初めて見たのは、今から20年以上前、北海道の 「とほ民宿」を旅で泊まっていたころです。 そのころ、いくつかの「とほ民宿」には、とても可愛らしいぬいぐるみが飾ってあって、 「あの ぬいぐるみ可愛いな」などと思っていました。 そのうち、そのぬいぐるみは、「やまね工房」というお店のぬいぐるみだということを知り、 網走に泊まった際に、「やまね工房」に行きました。 男が ぬいぐるみを買うのが恥ずかしく、聞かれてもいないのに、「おみやげとして買う」ような言い訳を店員さんに話しながら買ったことを覚えています。(笑) そのときに買った「ももんが」は、今も、空を飛ぶ雰囲気で飾ってあります。   その後、やまね工房のホームページを読むようになり、 落合さんの、ぬいぐるみと環境問題への思いを知り、いろいろと考えさせられました。 私は、やまね工房のぬいぐるみは事業的に上手くいっていると思い込んでいて、地方の産業として活躍・継続している と思っていたので、単純な話ではないのだなと、反省させられました。 (特に、2020年7月27日の「ふくろうのぬいぐるみについて」のブログは、日本 の製造業の現状を初めて知ったように思いました)   お店は閉店してしまいましたが、やまね工房のホームページは引き続き読みたいと思っています。

ナラ枯れ

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ついに伊豆にもナラ枯れが来ました… 関西方面では数年前から顕著で、話題になっていましたが…伊豆よ箱根では今年、かなり目立ちます。 ナラ枯れとは、ナラ科の樹木が立ち枯れするもののことです。 どうやら樹齢の高い、太い木が主で、急に立ったまま枯れて、幹根元から木屑が出て来るらしいのですが。 「キクイムシ」の仕業らしいです。 裏山(じつは南側なので表だけど)は、かつて薪炭林(炭焼き)だったので、クヌギやコナラが多く、50年くらい前に炭焼きをしていた方が亡くなって終了したのでした。 ちょうど老木になった頃なのかもしれません。 考えてみれば、老木が枯れて、陽当たりのスペースが出来、そこに新しい若木が育つ訳です。 炭焼きをしている頃は定期的に伐採をして、陽当たりが生ずるので、もしかしたら木の寿命は自然のままより長かったのかもしれません… それは、たぶん田んぼの水周りと同じように、同じ環境を長く保つ1つの要因だったのだろうと思います。 たぶん、ヒトが地球上の生命として、地球の健康に貢献出来る1つの術だったのではないでしょうか。 後遺症で、行動に制限がかかり、動けない分思考が深くなりました。 もしかしたら、多くのヒトがコロナで動けなくなり、思考が深くなっているかもしれません… これが吉か凶か… 吉だったらいいな。

通販終了のお知らせ

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 コロナがなかなか落ち着きません。 そんな中、突然ですが8月いっぱいで、ネットショップを終了することになりました。 もう残りはわずかですが、今月いっぱいはご利用出来ます。 30年以上の長きに渡り、ご愛顧ありがとうございました。 なお、在庫はほんの少しで、ラッピングもお受け出来ないのでご了承お願いします。 以降、ほんの僅かな販売物は、コロナが落ち着いて開店した暁に、熱海のカフェ&ライヴラリー、Cottonにて予約ご来店に限り販売、ということになります。 それがいつになるかわかりませんが… 長らくご愛顧、本当にありがとうございました。

猛暑の残暑、お見舞い申し上げます。

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 ここ数年の夏は 子どもの頃の夏休みイメージとは全く違って、朝から熱中症になりそうな塩梅です。 コロナウイルスの影響で、外出控えめなところへもってきて、この暑さじゃね… 無理もないけど… みんながつけるエアコンの排出熱や、道路のアスファルトから照り返しもあって。 夜中まで暑いのは気候のせいばかりでは無いかも。 植物が葉を落として作った土は、保温や保湿や温度調整をしてくれるのでしたが… 最近は土があるところは少なくて。 花粉症も地面に落ちたら、そこで終わるのですが、アスファルトやコンクリートでは乾燥すればまた飛びます。 アスファルトが冷える頃には、また陽が昇る…の繰り返し ちょっと前までは太陽がなくて、植物たちも困ってたのに、こんどは有りすぎで困ってます。 いつになったら開店出来るのか、考えても仕方ないので…とりあえず、植物と仲良くしてます。 今は藪のダニやヤブカが怖いので、専らベランダで。 水やりが沢山必要なので、ちょっと後ろめたいのだけれど。 栽培を始めた頃からの、人と植物のお約束なので。 ギブアンドテイク。 お返しいただけるものの方が、ずっと多い気がします。

お客さまからのメールです

 先日お問い合わせさせていただきました、Wと申します。 お手紙を送る方が丁寧かと思いつつも…娘がやまね工房さんのぬいぐるみと遊んでいる写真も一緒に送りたいと思い、メールにさせていただきました。 やまね工房さんのぬいぐるみとの出会いは私が独身の頃に遡ります。 私は野鳥が好きで、その中でも『ぬいぐるみ』を子供の頃から大切に思っていたので、やまね工房さんのぬいぐるみを見た時に買わずにはいられませんでした。 それから時は流れ、娘が産まれてからぬいぐるみ達は棚にしまわれて(子供に汚されるのが嫌だったんです。)いたのですが、子供達がとうとう見つけてしまいました。。 我が家にはぬいぐるみが やまね工房さん以外も沢山あるのですが、次女が気に入って持ってくるのがいつもやまね工房さんのぬいぐるみなんです。 タンチョウのひなにご飯をあげたり、布でくるんでよしよししている姿を見て、やっぱりやまね工房さんのぬいぐるみはいいなぁと改めて思いました。 ぬいぐるみは人の心を温かくしてくれますよね。 我が家は静岡市内にあるので、この折に娘とおじゃまできればと思っていたのですが、コロナ禍でそうもいかなくなりましたので、この感謝の思いだけでもお伝えできればと思い、ご連絡させていただきました。 またお会いできる時を楽しみに待っております。 最後になりますが、お身体には十分にお気遣いいただいてお過ごしください。 長文になり失礼しました。 追記 ぬいぐるみと遊んでいる娘の姿です。 このように毎日自分の赤ちゃんだと思ってお世話しています。

お返事

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「やまね」購入希望のお客さまからのメールに返信したものです。 ネットショップで購入できるのか? それともショップに行かないとだめなのか? というお問合せでした。 長い間のご愛顧、ありがとうございます。 確かにわかりにくいですよね。 生産は終了してから3年経ち、材料も在庫はほんのわずかなので販売していた商品のうち、下請け工場で量産していたものは今後の製造はありません。 実は、「出来るだけ長く販売出来るように」卸販売を終了してから、やまねなどいくつかに限ってストックしていました。 その前から「赤字」生産なので、利益はほとんどありませんでしたが・・・ たぶん、利益追求のための生産ならば、網走に孫請けとショップをやろうとは思いませんでしたし、その時点でやめていました。 ブログをお読み頂ければ詳しく書いたつもりですが、理由は今回の「コロナ騒動」と無縁ではありません。 もはや日本では量産して手ごろな価格で販売出来るようなものは作れません。 農業も、サービス業も「外国人労働者」に頼らないとやっていけない世の中です。 そして、網走にストックした商品は少しずつしか提供していません。 それは出来るだけ長く販売したいからです。 たまたまお出ししたタイミングであれば、ご購入いただけます。 ただし、種類も数もほんの少し、限られています。 中には「メルカリ」などで高額転売しようとする方もいらっしゃるので、タイミングが合わないといつも品切れとなります。 完売したらネットショップは終了する予定です。 店舗は熱海ですが、わたしには重篤な後遺症があり、「介護施設」に通う身なので商品管理、製作などはほとんど出来ません。 幸い、1名のみ残っている「製作スタッフ」により、材料がある限りは何か作っていこうと計画していますが。 量産していた小型の商品は、残念ながら材料も量産システムも「絶滅」してしまったので新たな生産は不可能です。 しかし、世の中は昨日と同じ明日が続くとは限りません。 わたしはコロナの前から、「クモ膜下出血」後遺症のため五体行方不明なので、予定行動=行きたいところに行ったり、やりたいことを自力でやる、ということが不可能になりました。 全ては「出来高」です。 もしかしたら、もともと「世の中」は出来高なのかもしれません。 そして、文化にも寿命がある。 昨日と同じ明日が続くことが前提なのは、人類の大い

ふくろうのぬいぐるみについて

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ふくろうのぬいぐるみについてお問合せをいただきました。 コロナ騒動はすぐには収まりそうにないですね・・・ ふくろうのぬいぐるみは全部で10種類くらいあったのですが、いまのところ今後も製造出来るのは「シマフクロウのひな」だけです。 その他の種類は、残念ながら材料の製造が終了してしまい、今後の製造はありません。 思えば30年前に網走工房ショップを立ち上げなければ、そのとき製造は終わっていたのです。 東北新幹線が出来て、製造工場の内職人材がいなくなり・・・製造原価を上げ、網走で下請けの下請けを自分でやり。 そのうちバブルがはじけてアルバイトをしなくては回らなくなりました。 材料や製造を巡る最後の砦、「東北地方」は震災でほぼ壊滅し現在に至ります。 企業努力を最大限して、自分の身も削りましたが、どうりもなりませんでした。 もはや、手仕事の製造業は日本では成り立ちません。 こんなことを10年以上ずっと言い続けていますが・・・ たぶん一般の方々にはピンと来ないのだろうと思います。 今回のコロナ禍は、ウィルスによる命に係わる病気であることも確かですが、続いていた日常がこのままでは続かないということが、誰の目にも明らかになったということでしょう。 じつは地球は「生きもの」であって、その命には限界があるのです。 人類は「神」でなく、地球の命の上に生活するということはそれなりの「ルール」が必要です。先住の少数民族たちはそれを守って生きてきました。 しかし、現代の人々はその先住民をも飲み込んで、物質と利便性を追求してきました。 それが、とうとう限界にきた、ということだと思います。 たぶんウイルスは、それ(限界)に気づいて生活を改めるための警告、すなわちメッセンジャーのようなものではないかと思います。 というか、気が付かないから強制的に「ストップ」をかけられた感じ。 地球自体の生命を維持継続してゆくためには、太陽と月のリズムで動き、適度な密度と多様性を保つことが必要なのです。 先住民の文化にはそれを口伝で伝える方法がありました。 現代人は文字を獲得し、記すことで「気が済んだ」のだろうと思います。 伝えようとはしましたが、記された記述は積極的に探さない限り伝わりません。 感性を伴って口伝で伝えないと、本当には伝わらないのかもしれません。 「身に付く」状態にはならないで、単に知識の1つとしてしま

お詫び しばらく開店見合わせます

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このところ、政府の go to trouble? のせいもあり ご来店予約のメールなどもいただいていますが・・・ ここへきて、熱海でクラスターと院内感染が起きてしまいました。 人口4万を切り、半数以上が後期高齢者という小さな町で人口に対する感染者数は、もしかしたら東京以上かもしれません。 なので、しばらくは開店を見合わせようと思います。 ワクチンはもちろん、季節や状況の変化による感染率や、防御・治療の方法も確立されていない今、永久ではなくそれらがある程度わかるまで、待つことこそが必要なのでは?と思います。 幸い、製作は在宅で出来るので、販売物が少ない「今」よりも開店の暁には増えていることは間違いありません。 できれば、数点しかないものの中からより、よりたくさんの中からお選びいたたく方が良いし。 ということで、大変申し訳ありませんがもうしばらく開店は見合わせます。 みなさん、十分注意されて「stay home」・・・ホーム(家庭)=家+庭houseじゃなくて、庭も必要なのです。植物はお庭じゃなくても育てられます。 玄関先、ベランダの鉢でもプランターでも。 是非種を蒔いて水をあげてみてくださいまし。 再び、普通の日常が取り戻せる日まで。

コロナウイルスからのメッセージ

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コロナウィルスの猛威が止まりません。 加えてあちこちの水害。 中国やベトナムなども洪水みたいだし。 南極やシベリアで30℃以上の猛暑とか。 ウイルスは「敵」ではなく。 運んでいるのはヒト。 この気候変動もヒトの影響だと科学者が言っているらしい。 それでも。 人類は直前の「どこでもすきなところへ」「あっというまに」「誰でも」に戻りたいみたいですが・・・ それが実は「誰でも」ではなく、全体の中では「ほんの一部のヒト」であってほかの多くのヒトや地球自体が、「もう自力で復元できないほどダメージを受けている」ということに気付かないのだろうか・・・ ウイルスはその人類の暴挙にストップをかけたのです。 何故か? それがウイルスの役割だから。 生物と無生物との狭間で。 宇宙の脅威を生き抜くために。 均質になることは全滅を意味します。 バリエーションを保つためには一種のみが繁栄してはならないのです。 出来るだけ多くのバリエーションが、互いのバランスをとりつつ安定した環境を保つというのが継続のカギなんだろうと思います。 人類も先住民族の頃はたぶんそうでした。 現代人は今、未来を持つか否かの選択を迫られていると思います。 有無なしに。 追伸 みなさま コロナウイルスを巡る状況は日々悪化の一途で、通信販売が出来ないのは申し訳ないです。 ですが、わたしの後遺症は本来仕事が出来るレベルではないので、単品撮影や細かいやりとり、梱包発送などか不可能なのです。 専用のスタッフが常駐するほどの組織でもなく。 ですので、事態がもう少し落ち着くまでお待ちいただければと思います。 幸い、製作の方はスタッフ自宅で進んでいるので、ご来店可能の暁には選択肢が増えると思います。 よろしくお願いします。

東京からのご来店は・・・

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昨日、一昨日と熱海で複数の感染者があり、東京では連日感染拡大が続いている状況、スタッフもわたしもそれぞれハイリスクなため、協議の結果東京からのご来店はしばらく・・・(いつまでか明言出来ないのがもどかしいところですが)ご遠慮いただこうということになりました。 わたし自身重篤な後遺症があり、介護施設に通う身ですので、自身の感染よりも持ち込むことが怖いのです。 ですので、もうしばらく様子をみてくださいませ。 まだ少しは材料があり、製作スタッフも存在するので製作は可能です。

通販が出来ない訳 「少しだけ出来たもの」と「出て来たもの」

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Tさま うさぎは網走から来たわけではないのです。 網走から来たのは量産していたものたちのデッドストックなので、展示品とか何か問題があったとかの「ワケあり」(笑い)。を、点検・修理して販売しています。 それもわずかなので終了したらお終いです。 うさぎはパートスタッフで縫製を30年以上やっている方が復帰して自宅で作っています。 ご自身も30年くらいうさぎを飼っていて、製造はもう免許皆伝です。 ただ、材料はどんどんなくなって、もう製造もされていないのでかつてのものとは同じものではありません。 どんどんあり合わせのパーツに変化しています。 それもあって通販はやめました。 そして材料がなくなったら製造はできません。 しかし、一人が裁断から仕上げまで作れる量はわずかです。 同じものばかり作っている訳ではないので、お約束はできませんがあとしばらくは製造出来ると思います。 色使いや見た感じが若干異なる可能性はありますが・・・ 後日、こちら方面にいらっしゃる機会があった時に、たまたま出来ているそれがお気に召したら、連れ帰ってくださればうれしいです。 それが「ご縁」かと思います。 とりあえず、コロナと天災にあわれませんように。 追記 少しだけ出来たもの シマフクロウのひな、キタキツネの赤ちゃん、ゆきうさぎ(冬毛)・・・白 立ち・キュウシュウノウサギ(夏毛)・・・濃い茶色 立ち・キュウシュウノウサギ(冬毛)・・・茶色の毛足があるもの 立ち・トウホクノウサギ(冬毛)・・・白 亜種や夏毛、冬毛などのバリエーションが得意なやまね工房。材料が次々無くなって、もう生産も無い為、苦し紛れの発想です・・・ 近いうちにキタキツネもホンドギツネになりそうです。なので、規格外というかほぼほぼ一点ものです。 型は同じなのですが、太ったり痩せたり、その時出来たものがお気に召したら連れ帰ってくださいませ。

ゆるゆると営業開始 長らくお待たせいたしました

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いつの間にか7月。 1年も半分が過ぎ、今年の梅雨は出だし雨少なく6月後半から梅雨らしく連日の曇天、雨降り・・・ メダカもすくすく育っております。 こんな日が続くとお日様の有り難みがわかります。 さて、やまね工房 Cotton ではコロナ自粛の間に少しだけではありますが、唯一の製作スタッフが在宅ワークで商品を作成してくれました。 以下出来た商品 「立ちウサギ」【ノウサギ(夏)・茶色】15,000円 「立ちウサギ」【トウホクノウサギ(冬)・白】15,000円  「立ちウサギ」【キュウシュウノウサギ(冬)・薄茶色】15,000円 「エゾユキウサギ」【白】8,000円  「シマフクロウのひな」7,000円 他に、網走から引き揚げたかつての量産商品がそれぞれ少しずつあります。  「やまね」1000円 など さて、7月より、ゆるゆると営業を始めようと思います。 ご来店ご予約は メール にてお願いします。 コロナ禍ですので1日1組でのご来店予約にて始めていきたいと思います。 まずは自家用車でのご来店が出来る皆様からのご予約をいただけましたらと思っております。 ご希望のお日にちは、定休日(水曜・木曜)以外で、第一希望日、第二希望日と複数日お知らせくださいますと幸いです。 お問合せ、ご予約は、 メール(ochiai@yamekobo.com) まで。 駐車場について 坂道途上・建物下の構造上、車高が高すぎる車種、また低すぎる車は入りません。ご注意くださいませ。

スクープ!

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近況 来月から、まずは近隣の公共交通機関を使わない方から定休以外のでご予約をいただくという営業を始めようと考えておりまして。 近々に、復活した製作スタッフがリモート(在宅)で製作してくれた商品などご紹介しようと思っています。が、まずは地元紙に紹介された伊東で「やまねの赤ちゃん」保護される・・・という記事から。 じつは「やまね」が持ち込まれた獣医さんは、元伊東のシャボテン公園にお勤めしていらした方で、サボテン公園時代からお付き合いがあった方でした。 サボテン公園の動物もいくつか作りましたし、開業されたときは看板と薬袋に使われているイラストを描かせていただきました。 現在も使っていただいています。 じつは前にもやまねを保護されていて、その時偶然「上野動物園」に打ち合わせか何かで行っていたわたしは、動物園関係者と先生のやり取りに遭遇しちゃったのでした。 伊豆高原にやまねが生息していることはそんなこんなで知っていましたが、そん なに頻繁に見つかるわけでもなく。 そして、丹沢と伊豆高原では生息が確認されている「やまね」、真ん中あたりの箱根ではなぜか記録が無いのです。 箱根の、観光地としての開発が古いこと、夜行性で見つけるのは難しいこと、仮に死体が落ちていても「やまね」と認識されないかも・・・ ネズミ系が苦手な人は直視したくないだろうし。 など、たとえば役所やビジターセンターなどに、届けられて記録されるのは難しいと思います。 わたし自身は箱根にも「居る」もしくは「かつては居た」と信じていますが・・・(日本では自然科学に対して、学術的な探求目的だけでは予算が付かない傾向があるように感じています) そのように、「害を及ぼすとか役に立つとか(利害のある)」ではない野生生物の、分布や生態を調べることはたぶん日本では難しいのです。 余談ですが、同様に古いものや伝統工芸ではない民間の手仕事や民具に対しても大切に伝えていく、という文化が喪失されてゆきつつあるような気がしてとても残念です。 「お宝」拝見で象徴されるように、自身の感覚での価値判断ではなくて、専門家が金額という数字に翻訳したもので価値が決まる・・・つまり、資産価値でしか無いのですね。 これは、現在のコロナ禍ともつながっている気がします。 ところで、わたしはぬいぐるみを作ったおかげで、いくつか箱根界隈でのやまね目撃情報を持っています