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5月, 2014の投稿を表示しています

本当においしかったです!

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お見舞いにいただいたマンゴーです。 国産の果物は本当に一つ一つ手作業で作られたと分かる出来上がり。 肥料はもちろん、お日様のあたり方や収穫期まできちんと目や手で確認しているんだろうな~というのが目に浮かびます。 うちの商品と同じように手作りと言えると思います。 お値段はたぶん、自分のためにはちょっと贅沢だけど・・・本当においしかったです。

お休みのお知らせ

網走店からのお知らせです。 いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。 下記の通りお店、ホームページのショッピングをお休み致します。 お店 6月3日〜11日まで ホームページ 6月3日〜10日まで(注文することが出来ません。お問合せに関しても休み期間中にいただいたものは11日に返信となります) この間の配達をご希望の方は早めにご注文願います。 ご迷惑をお掛けしますがどうぞよろしくお願い致します。

ヌマエビとヤモリ

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今日、午前中にホトトギスを聞きました。 今年は来ないな~と思っていたら、1週間くらい前の夜、ひと声聞こえた気がして・・・ 彼らは夏の間に繁殖して冬は南へ渡るので、夜の間も鳴きながら飛びまわります。 托卵と言って違う種類の巣に卵を産む、特異な習性を獲得したホトトギスの仲間。ジュウイチという種類もいて、「ジュイチー」と鳴くのですが、長野県で一晩中、大音響で叫ぶジュウイチのせいで眠れないことがありましたっけ。 今年はエルニーニョの年だそうで、カツオの回遊が遅れているそうです。 季節の流れは太陽や月の動きもありますが、海の対流や風の動きなど、様々な要因が組み合わされて起こること。網走に滞在していたとき、ご近所おばちゃんの言葉にえらく感動した覚えがあるのですが、「カッコーが鳴いたら豆を播く」という農業歳時記みたいなものが、北海道にはあるといいます。 つまり、先の予定を何月何日ごろ、とするのではなくて、自然の指標に合わせて農作業をする、というもの。北の地では年によって大きな変動がある上、いわゆる夏の出来高によってその冬の暮らしまで左右されるというリスクに対する、生活の知恵ですね。 それはすなわち、それだけ厳しい世界を感じてきたから生まれたとも言えます。 気候穏やかな地方で、予定することに慣れて生活していると、それが前提になってしまう。本来、季節の移ろいは年によっていろいろなのかもしれません。植物も動物も、それに合わせて生活しています。だから、たとえば花の開花を予測して、「なんとか祭り」で集客する、みたいなことは出来ないのかも。 ところで、縁側に置いてあった水槽、軒下のこともあって、夏から冬までの不在ですっかり干上がってしまいました。毎年、蚊の発生を抑えるために水たまりに入れるメダカの、越冬場所だったのですが、今年は絶望的。 で、いままで放っておいたのですが、さすがに水草も枯れそうなので、2リットルペットボトルに水を入れて、何回か補充しました。 そうしたら、水中に何か動くものが・・・ ヌマエビが生きていた!      確か3年ほど前にホームセンターで購入したもの。 確かに湧水や水量が減る冬季などに川沿いに残るワンドと呼ばれる水たまりで越冬する彼らにとっては、軒下の水槽も同じようなものかもしれませんが、水中で動く長いヒゲを見たときには正直驚きました。

庭の花たち

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ディモルフォセカの一種、たぶん多年タイプと一年草との交配種 ディモルフォセカ・多年草タイプ・花弁がスプーンのようにくびれる形 ディモルフォセカ・一年草交配種 奥ディモルフォセカ、手前マーガレット ディモルフォセカ・宿根タイプ基本色

友人からの写真 続き

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前回 の続きです。 シラー・カンパニュラータ、スキラと発音する場合もあり、ヒアキントイデスという名も持っています。また、英名で言うとスパニッシュブルーベルの桃色変種、つまりピンクタイプとなるのかな。なにしろ学名は時間経過とともに属名が変更になったり遺伝子の解明や化学の進歩で系統分別が変わったり・・・ 和名を積極的に付けなかったりで、ややこしいことになっているわけです。 要はユリ科、ヒアシンスの仲間であることは姿から想像できますね。ヨーロッパから北アフリカの原産みたいです。 遠景、後ろに見えるのは日本ミツバチの巣箱です。残念ながら空き家。時々見かけるので、果樹のためにも定着してもらおうと、網走の養蜂家(冬の間は伊豆のいちご農家に避寒遠征するみたいで)にご紹介いただいて、一昨年購入したのですが・・・日本ミツバチは野生なのでなかなか気難しい上に待っているだけなので、宝くじに当たるよりたぶん難しいかも。 この群生は植えたわけではなく、たぶん種がこぼれたのでしょう、いつの間にか出現しました。この種はたくさんの実を結び、こぼれ種であちこち広がっています。うちではピンクが多いのですが、薄紫や白も混じっています。 ユリ科、トリリウム属、延齢草(エンレイソウ)の仲間で、たぶんこれは北米原産のトリリウム・グランディフローラム。学名を直訳すると花が大きいエンレイソウという意味です。北海道にはオオバナエンレイソウという白い花の自生があって、春の終わりというか夏の始まりに工房の周りにもたくさん咲きます。余談ですが、道東地方にはエンレイソウの自生が何種類かあって、それぞれの自然交雑種もあるようなので、いつか訪ねてみたいと思っています。 これは同じく外国産のエンレイソウでトリリウム・エレクタム。エンレイソウの仲間は成長が遅くてなかなか増えませんが、毎年きっちり花を咲かせてくれます。そして、足元には特徴的な、小さい3枚の葉が・・・種がこぼれたのかな?    エンレイソウは葉を3枚しか持っていません。そして、成長するとその中央に1個の花を咲かせます… アップの写真。花なのに表情があるみたい。↑は特に、緑と光の陰影が絶妙です。同じ花でも撮り方によってずいぶん違って見えるものですね。新鮮な空気や、温かい光もちゃんと写っています。

スマホ撮り

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昨日アップした友人の素晴らしい写真に比べると???ですが、今日は私がスマホ撮りしたものをアップします。 宮崎の日向夏 チューリップ チューリップ チューリップ 自作の陶器「犬たち」

友人からの写真

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また、友人から写真をいただきました。 エビネ 根っこが海老のようだ、というので海老根の名がついた、日本の野山に自生する蘭の仲間。最近は育毛剤に使われたりもしているようです。 残念なことに、適当に(いいかげんに、ではなく適切に)手入れされた里山に生存していた、たくさんの生きものや植物と同じように、各地でその数を減らしています。どちらかと言えば南方系で、本州で基本種のジエビネのほか、四国や九州にはキエビネやキリシマエビネ、それぞれの雑種もあってバリエーションが豊富です。また、伊豆諸島にはニオイエビネやジエビネとニオイエビネ交雑種であるコオズエビネなど、爽やかなすばらしい香りの品種もあって、最近は人工交配も盛んなので、園芸種・栽培植物としてはポピュラーになってきました。 同時に希少価値で高額取引されたりしています。 タイツリソウ 和名の鯛釣草とは釣り竿にぶら下がった鯛をイメージしたのでしょう、いかにも日本的な名前がついています。 英名はブリーディングハート、確かにピンク色のハートが繁殖?したかのように連なっています。かなり以前から栽培されている中国原産のケシ科植物で、ケマンソウともいいます。白い花の変種もあります。 とてもかわいくて大好きですが、栽培はちょっと気難しいところがあって、気に入らないところに植えるといつのまにか消えてしまったり・・・ 有名な高山植物のコマクサも同じ仲間です。 ケシ科というのも意外な感じですが、大好きなブルーのエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)も同じコリダリス(学名)の仲間です。 マーガレット 昔は白い花のものばかりでしたが、近ごろは赤やピンク、八重咲のものや、別のキク科植物との交配種なども出てきて、バリエーションや耐寒性が増しました。いっせいに咲くので見応えがあるし、丈夫で栽培しやすいです。うちのも、みんなが水やりしてくれたのもありますが、去年の暑さや路地の寒さに耐えて、今年も咲いてくれました。 ミカン狩り1 亡父が植えた柑橘類、セミノールオレンジです。 晩柑で、早く収穫すると色はきれいなんですが、酸っぱい! 最近ではゴールデンウィーク頃に収穫するようにしていて、そうすれば手で皮がむけて甘くなります。 皮が薄いので早く採ると酸っぱい上にうまくむけない

本の紹介2

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昨日に続き本の紹介です。 中川遊野さんの「どうぶつのあくび」です。 遊野さんはいきものつながりの仲間、中川雄三さんの息子さんです。 まだお若いのですが、幼いころからいきものや写真に親しんでいるせいか、まなざしには年季?が入っています。 たくさんの種類の「あくび」、これだけ撮りためるのにはさぞ時間がかかったでしょうし、そこに着眼するあたり、これからが楽しみです。 予定では去年の秋、雄三さんとともに「いきものつながりアート展」でご一緒するはずだったのですが・・・ わたしの病気で無期延期になってしまい・・・いつかよりグレードアップした作品で、ご一緒出来る日を楽しみに、養生しようと思います。

本の紹介1

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この入院で、ありがたいことにお見舞いに本をいただいたり、新聞の広告で見たりして、すばらしい図書との出会いもいくつもありました。 目も筋肉なので、焦点が合いづらかったりすぐ疲れちゃったりで、スピードはありませんが、その分深く読めるかも・・・と勝手に納得して、書籍とお友達になっています。 その中のいくつかをご紹介したいと思います。 横塚真己人さんの「さがりばな」 写真家の横塚真己人さんとは、確かある会合でお目にかかって以来、年賀状のやりとりをしています。 自然をモチーフに、沖縄の西表でヤマネコを撮った写真は有名ですが、その背景であるマングローブの森に咲く、さがりばなの花は、一夜の開花で実を結び、それを海に落として世代交代をします。 わたしも、かつて西表に行ったとき、夜間ではなかったし、ピークではなかったので、ドラマチックな光景は見られませんでしたが、少しだけ垣間見ることは出来ました。 熱帯雨林の、濃厚な種の多様性の中で、水際の特殊な環境にみごとに適応して世代交代するさまはまさにドラマチックで、それを誇るように美しい。 しかし、それを現地に行かないで感じることが出来るのは、このような瞬間をひたすら待ち全身で地球時間と向き合える忍耐と根性、そして美しさをとらえる感性をもって本の形にしうる作家がいるからです。 才能も、もちろんあると思いますが、過酷な自然の中でその瞬間をとらえることはまさに奇跡だとわたしは思います。 さがりばなの香りは記憶していないのですが表紙の写真から香りが漂ってくるような錯覚を覚えました。

可愛いはがき

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8歳の女の子あいちゃんからはがきをいただきました。 やまね、かやねずみ、やちねずみなどたくさんのお友達と遊んでくれているようで、とてもかわいく絵を書いてくれました。

日常と非日常

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世間はゴールデンウィークです。 またしばらく、ご無沙汰しました。 書きたいことはいっぱいあるのですがランダムになっちゃっててまとまらない・・・ま、日記なんてそんなものかもしれないし、端から書けばいいのにね。 じつは無謀にも社会復帰を目指して、女子美大の講師を4月から始めたのだけれど。 それが本当に無謀だと気が付くまでにこんなに時間がかかるとは、正直入院中は思わなかったのです。 なぜって、日常というものを理解していなかったから。 今になって初めてわかりました。 入院中、とても励まされた出会いがあって、その方が今は非日常だからと言ってくださいました。その時、それはわかっているつもりでした。 でも、血管が切れて初期化されちゃって気が付いたときはベッドの中で、それからこちら、その状態が日常だったということはわかっていませんでした。 その前の日常は何でもできた日常でした。だから、以前の生活の中で出来ない自分の日常は想像すらできなかったのです。 つまり「非日常」が「日常」で、「日常」そのものが理解出来ていなかった。 部品が壊れたのだったら、だめそう、とかいけそうとか、予測できるのですが、予測するところそのものが壊れちゃったので、そもそも予定が立てられないとようやく気付いたのでした。まだ早いと言ってくれた担当の理学療法士さんの言葉も、本当の意味では理解出来ていなかったのだと思います。 予定と思っていたことは、「目標」でした。 予定や約束が出来ない。これはとてもショックでした。 相手があることなので、迷惑をかけちゃうし、それが出来なかったらどうすればいいのかわからない・・・ ひどく落ち込んで、助っ人を頼んだ友人に相談しました。 そして、会話の中で出来る準備をしておくこと、が必要だと諭されて気づいたのです。それは、たとえこの状態になっていなくても必要なことで、出来ることだと。伝えたいことを正確に、相手にわかる文字にすることは、この体にはとても難しく、正直かなり疲れました。でもそのおかげで頭のリハビリにはとてもなったし、6日の予定を2日お休みして(まだ1日残っています。)3日だけ、何とか東京・杉並まで、新幹線とタクシーを乗り継いで行って来ることが出来ました。 もちろん、行政やお金や、JRや、学校関係者、そして何より友人やスタッフのお世話になっ