デッドストック・・・のようなものです。 以前、フリース素材とオーガニックコットンで手足が動くテディベアみたいなぬいぐるみを企画したことがありました。 天然素材ということで中綿は網走の羊毛綿です。 オーガニックコットンは、じつは繊維が細かくて、裁断や縫製にはものすごい埃が出ます。 効率も悪いし、作業員の健康に良くない、ということで量産を断念したのでした。 パンダブームも去ったことだし。 上野動物園のパンダとはちょっとご縁があって。 動物園ボランティアの方たちが週末ガイドに使用する、パンダの手袋を何度か製作しました。 パンダの指は6本めと言われる手首の骨を使って竹をつかむのですが、それがわかるような手袋を作ったのです。 最初、見本でいただいたのが「NHK」が作った、というパンダの手。 それを参考にとりあえず製作してみたら・・・・現場からダメだし数回・・・ 最終的には上野に行って、当時飼育されていたリンリンの檻の前で飼育員さんが長靴で檻を蹴っ飛ばして、ガっと手をかけたとこをのぞき込む、という幸運を得ました。 手の裏を見なきゃいけなくて。 そしたら、裏側にもびっしり毛が生えてて、肉球の色は黒ではなく。 爪の色も黒じゃなかった。 考えたら生まれてすぐは全身白く、わたしが今まで見た動物の子どもの中で、パンダの子どもが一番似ているのは「テン」の子どもです。 たぶん、分類的にもかなり近いと思います。 テンも肉食ですが、雑食のクマよりおそらくテンの先祖と近い仲間から進化したのでは、と思います。 姿はほとんどクマですけどね。 パンダはクマよりもっと、テディベアっぽい?ので。 手足が動くと色々遊べます。 コマ撮りしてアニメーションとかも面白そうです。 どなたかアニメーション、作ってみませんか? ご購入はこちら! 座っているときの高さ約14センチ、幅約5センチ、頭から足まで約18センチ。 やまね工房オリジナルフリース生地のパンダ 2,160円(税込)