ぬいぐるみの修理について

最近、ぬいぐるみの修理についての問い合わせや依頼が続いたので、緊急特集させていただきます!

先日、かなり前にももんがをご購入いただいたお客さまから、修理についてのお問い合わせをいただきました。10年以上前から大切にしていただいたのが、本体の生地が一部すり切れてしまったというものでした。

ぬいぐるみは修理して直る場合もありますが、残念ながら直らないこともあります。

ももんが 修理依頼

下記は実際に修理依頼くださったお客様へ返信したメールより一部引用し、ぬいぐるみの修理を依頼される皆さまへ参考になればと思います。


やまね工房のぬいぐるみ修理について

修理については、目がとれたとか縫製がほつれたなど、ご購入いただいて数年以内のものでしたら、返信用封筒を同封していただき、時間のあるときに(入院しばらく)修理、返送しています。(費用は部品代などあれば実費のみ)

素材である生地そのものに部分的な痛みがある場合は、見た目で現状よりよくなる修理というのは残念ながら不可能です。

部分的にはめこむにしても、同じように時間経過と、手ずれをした生地はありませんし、定番で20年も製作しているとはいえ、その間に生地を製造している会社はどんどん廃業なりしてしまい、似た生地を作ったり探しだしたりして間に合わせているのが現状です。

新しいものの製造自体も、あと10年は続けられないでしょう。
それは余談ですが、材料の生地も、じつは製造ロットや製造技術により全く同じではないのです。

ももんが修理後・新品同様?

仮に同じ生地が残っていたとしても、へたり具合とかが違うのでそこだけ生地の雰囲気が異なってちぐはぐ感が残ります。つまり、同じ生地ではありますが別のものとして、もとの素材にはなじまないんですね。

糸で引っ張って縮めてかくすやり方もありますが、劣化が進んだものですとあちこち引きつれて形が変わってしまいます。そんなことで、以前にも別の方にお勧めしたことがあるのですが、つぎはぎをするのなら、ご自分で気に入った生地をアップリケしてあげるといいです。

お宅の家族としてオリジナルな感じになるし、案外かわいく生まれ変わるかも。

以前のかたはそのように修理されて、下の写真を送って下さいました。

アップリケ修理はオススメです

目が取れたとか、ほつれたくらいでしたら、ワッシャー止めの目(やまねやふくろうなど一部)以外はご自身でちくちくしていただいても簡単になおりますよ。

コツは糸をぎゅーっと引っ張って締めることです。

素材がニットですから、それでかなりきれいに直ります。もし、難しかったら、時間はかかりますが返信用封筒付きで送って下されば修理いたします。

もし修理出来るか出来ないか、わからないときは画像をお送りいただければ判断出来ると思います。画像は、info@yamanekobo.comへ送って下さい。

みなさん、やまね工房のぬいぐるみを大事にしてくれてありがとうございます!

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