やまね工房のぬいぐるみ

アメリカ在住の友人から、びっくりの画像をいただきました。
彼女は20年以上前に友人のレストランでアルバイトをしてくれた人です。
英語とケーキ作りがうまくて、そして今は古い着物をドレスに作り直すなど、手仕事もされています。
最近になって再会、ときどきメールのやりとりなどしています。
同じ地域に住んでいる彼女のお友達が、「やまね工房のぬいぐるみ」をお持ちだったとのこと。

実は先週友達のベイビーシャワーでその友達がヤマネ工房のぬいぐるみのファンだということが発覚しました。

ベイビーシャワーは赤ちゃんが生まれる前に友達を集めて、パーティーをしてギフトを頂くのです。写真は紙おむつのタワーのまわりにやまねのぬいぐるみが飾ってあります。

30年続く、ということはこういうこともあるんですね。

じつは、札幌に住む友人や、長野のパンジー農家さんも、お知り合いがお持ちだった、とか。

以前、飼っていた犬を父犬の飼い主さんの紹介で東京の獣医さんに連れて行ったとき、そこでえぞももんがに出会って仰天したこともありました。
その獣医さんとは、件のレストランで、お客さんの友人として会ったことがあったのでした。すっかり忘れていて、その時ご購入いただいた「えぞももんが」のおかげで思い出したのでした。

ちなみに父犬の飼い主さんとの接点は全く別のところでした。

そうそう、故ダイアナ妃が軽井沢にいらした折、お客さんのお店のお客さんが彼女にえぞももんがをプレゼントして、あとから届いたお礼状をお客さんがfaxで送ってくれたこともありました。

たしかコウノトリがらみの方が当時のローマ法王に差し上げた、というのもありました。
やまね研究者の湊先生は、海外で学会があるときにはいつもおみやげとして「やまね」をお持ちくださるそうです。

わたしは国内旅行もままなりませんが、ぬいぐるみたちはけっこう海を渡っているようです。

ちょっと自慢みたいですが・・・

コメント

  1. こんばんは、我が家にも二匹のヤマネがいます^^山登りが趣味の主人が先日お土産に買ってきてくれたのがきっかけで、落合さんやヤマネ工房の事を知りました。

    温かい方が作ってくださったぬいぐるみなのだと知り、またこのような方が博物館の展示物も作っているなんて素敵だなあ‥とブログを読み進めていたら‥!?わたしがよく散歩に行く葛西臨海公園の鳥類園のカモのぬいぐるみも、落合さんが制作されたものだったのですね。すごくリアルで可愛らしいなあ、でもこんな種類のカモのぬいぐるみ市販では売ってないよなあ、特注かな?ととても印象に残っているぬいぐるみでした。

    縁というのはとても不思議で、なんだか嬉しいものですね^^

    また「どんなものでも、様々な工程を経て出来上がる「もの」は、たとえその工程の一部に機械化があったとしても、人の目や手が関わらないものはないでしょう」という言葉が、とても胸に響きました。うちは数年前まで工場を営んでいて、ものが造られるのを小さい頃からずっと見てきました。いまは大量消費社会ですが、モノづくりにかかわる作り手の存在を思い出せれば社会ももうすこし変わるのではないかなと思います。

    長文失礼いたしました。病とのお付き合い大変かと思いますが、あまり無理なさらずお身体ご自愛ください。可愛いヤマネを我が家に届けて下さりありがとうございます、またお邪魔させてください^^

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  2. さおりさんへ

    コメントありがとうございました。

    納品した「作品たち」のその後の活躍は、たまに画像でいただいたりするのですが、やっぱりすべての場所に出向くわけにもいかないので・・・
    生の声は励みになります。

    以前、「COP10」のイベントで渋谷のNHK、玄関に生態系のフロアミュージアムをしたときに、オコジョがアカネズミを咥えているというものを展示したことがありましたが、そのシーンについて、電車の中で幼い娘(だったと思うもしかしたら息子さんか
    も)とお父さんの会話をたまたま知人が聞いたといって教えてくれたことがありました。その子にとってはショックだったかもしれませんが、自然界では当たり前の循環であることをいつの日か理解してくれるきっかけになったら、と思います。
    これを実物の剥製…標本でやってしまうと、それは死体であって、感受性の強い子どもにとっては「死」のクローズアップになってしまうと思うのです。
    幼いときに、実際の自然の中で体感してそれを身に付けているオトナならば、それを受け止めてああ、食物連鎖ね、ということになるでしょうけれど。

    で、作り物の(博物館関係者によれば乾きものの)展示の中で恐怖体験でなく理解の糸口として「役に立てるような」作品を作ろうと考えてやってきました。
    ビジターセンターや水族園などの解説者に、どんな作品(教材)が製作可能で、こんな使い方が出来る、ということを理解してもらうために、それらの画像を溜めた「アルバム」を作り、それを元にディスカッションを重ねて製作をしてきました。
    なので、ひとつひとつがオーダーメイドです。
    そして、彼らはいつも自然界を紹介する「お仕事」をしています。

    彼らを通して、親子の会話や大人たちと子供たちの会話が発生することも大切な「仕事」と考えています。

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