さとやま暮らし

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2017年12月15日金曜日

年末年始の営業について



いつもやまね工房のぬいぐるみを可愛がっていただき、ありがとうございます。
年末年始の営業についてお知らせ致します。

  • 網走店 12月26日(火)〜1月5日(金)までお休み
  • ネットからのご注文は休み中も受付致しますが、商品発送は1月6日(土)以降からとなります。商品着日指定されるお客様はお気を付けください。
よろしくお願い致します。

2017年12月13日水曜日

来年のカレンダー

今年は・・・
やまね工房にとって、激動の年でした。


量産の作り手が廃業。

これは致命的です。

しかし、泥船はまだかろうじて浮かんでいます。

舟の補修はままなりませんが、池の「水を抜く!」とか、「乗組員の体重を減らす」とか。
何か方法があるかもしれません・・・

これはある種の「終活」ですね。
同時に、世界も今、ある種の「時代」が終末を迎えているような気がします。

自分の感傷がそう思わせているばかりでなく、世の中の出来事を見ているとそんな気がします。

来年のカレンダー、過去の原稿を探して日にちだけ書き直し(友人に依頼)、カラーコピーで作ってみました。



うまくいったら少しだけ受注生産しようかともくろんだのですが・・・

体力が間に合わず、今年は断念しました。

新たな技を獲得しようと、現在奮闘中に付き、再来年用は何とか少量受注生産で作れるように努力します。

なので、フレームをお持ちの方は捨てないでくださいね。

ちなみにフレームを製造してくれた木工所は10年ほど前に廃業され、現在ではたぶん、国内で製造は不可能です。

もっとも、作家ものではまだ何とか製造出来るかもしれませんが、中身の数倍、あるいは10倍、それ以上のお値段になってしまうこと必至です。

2017年12月12日火曜日

ネットショップについて

みなさまへ

いつもお買い上げ、応援ありがとうございます。

以前から感じていたことですが、30年以上も続けられたのはぬいぐるみを愛してお買い上げくださるみなさまのおかげと、卸販売を終了してみて改めて大きく認識いたしました。

しかし、「やまね工房」は不滅ではなく、寿命であることは確かですが、出来る限り継続して販売したいと考えていることも事実です。

今後も網走の店舗は、営業時間の変更や商品が少し変わっても継続する予定ですし、ネットショップも続ける予定です。



量産していたぬいぐるみたちは、製造は残念ながら終了してしまいましたが、ある程度のストックはあるのでしばらくは販売できます。

ただ、一度に全部販売して終わったらお終い、というのは寂しいので・・・

出来るだけ長く継続したいと思っています。

みなさまにはご心配をおかけするかもですが、一時的な品切れ表示でも補充していきますので時々チェックしてみてくださいませ。

そして、発見、ないしは残りの生地で何か出来たら、店頭もしくはネットショップで紹介してゆこうと考えています。




スタッフも高齢化、様々な障害(親の介護や孫の子守り、落合けいこは本人の後遺症)で、予定行動が難しくなってきているので。

でも、なんとかして継続したい、というのがみんなの願いです。

どうぞ、長い目で見ていただき、これからも応援してくださいね。

2017年12月3日日曜日

ジャージー種の牛 限定品

ジャージー種の牛

山梨県北杜市は清里・清泉寮で、採乳量が少ない為、日本では飼育が少ないジャージー種の牛をずっと飼育していて。
ポール・ラッシュ牧師が施設を作ったときからかもしれませんから、ずいぶん長いこと清里では牛はジャージー種なのですが、一般に牛乳の牛と言えば採乳量の多い白黒のホルスタイン種がメインなので、牛のイメージそのものが白黒ぶちだったりします。

しかし、本来の牛にはいろんな模様があるし、ジャージー種の牛は赤茶の毛並みで目が大きく、とてもかわいい姿をしているので、清里のシンボルにとぬいぐるみを作ったのでした。

工場廃業に当たり、残り生地でいくつか、清泉寮とやまね工房に作ってもらったものです。

今後、生産はありませんので5体の限定販売です。(お一人様1体までとなっております)
大きさは高さ18センチ、鼻先からお尻までで30センチ、幅10センチです。



ご購入はこちら!

ジャージー牛
8,640円(税込)

2017年11月17日金曜日

進化の達人「キジバトとシジュウカラ」の策略

去年と今年、工房入り口にある木工作家もののポストがシジュウカラに乗っ取られた話題を載せましたが・・・(シジュウカラ1シジュウカラ2号外 今年も・・・
たぶん、生態を進化させる大先輩、というか最たる達人は鳥類のようで。

近頃、日本の海岸線は90パーセント以上人工的なもので加工され、自然の海岸線はわずかだとどこかで聞いたのですが、そのせいでもともと海岸で繁殖していた「イソヒヨドリ」はどんどん内陸に入ってきています。
いまや彼らの主な巣作りの場所はマンションなどの排気口や民家の軒下などです。

イソヒヨドリは普通のヒヨドリとは違ってヒタキという昆虫や小動物を食べる肉食の鳥で、南方系のせいか一年中繁殖します。
ビルの上の方で良い声でさえずっている、オスは背中がブルーグレー、お腹は栗色をした、美しい鳥です。

しかし、もともと公園や人家に近い林で珠巣作りしていた鳥たちには、雛を狩る恐ろしい天敵なのだろうと思います。
近頃はカラスたちも賢くなって侮れないし、いまだ野良猫もうろちょろ・・・

そんなこんなで、進化のエリートたちは「人類を使う」ことを考えたのでしょうね。春先の新聞記事に、「バス停の待合所にある灰皿」に巣を作った「シジュウカラ」も出ていました。

で、今度は「キジバト」です。
彼らも一年中子育てをするのか、我が家ではたいてい晩秋に庭の木に下から卵が見えるくらいにお粗末な巣を作るのですが・・・

2017、11月カレンダー・キジバト
先日、玄関先に居たら、目の前に一羽のキジバトが。

見ている前で枯れた小枝を拾い、これ見よがしに目の前を横切って自分の巣に運んでいました。


まるで、ここに巣ありますんでよろしく、っていう感じ・・・

そう言われても・・・こちとら歩けないんで・・・
彼らにしたら見張りする暇はありそうだし、でかい声は出せる、と踏んだのか?

喜ぶべきか、否や・・・

因みに、ツバメさんたちはとっくに稲作農家と協力体制を築いていたのだろうけれど・・・近頃庭先稲作農家そのものが絶滅危惧種で・・・

やれやれ。

2017年11月16日木曜日

最後の種

今年、とうとう冷蔵庫の種が底をつきました。
今年はベランダで少しだけ採れましたが、すべてシングル咲きのなので、ダブル・セミダブルのローズビオラの種は今年から来年に採らなければ来年の生産は下田さんちの冷蔵庫で寝てるかもしれないねぼすけだけになります。
ねぼすけの中にも素敵なのがいる可能性はありますけどね・・・






なので、今年は長野県の生産者さんと下田農園さんから「綺麗どころ」が里帰りしてきました。

友人で最近蜜蜂を飼い始めた方にお願いして、蜂さんたちにも助っ人をお願いしようと思っているのですが、うまくいくかどうかはわかりません。

とりあえず、帰ってきた綺麗どころをご紹介します。

あと、庭の鉢の中に生えた「アカヤマタケ」というキノコとうちの窯で焼いたテラコッタのうさぎ。



おまけで毎週行っている運動に特化したデイサービス・・・わたしはひそかに老人ジムと呼んでいる・・・で作った紙粘土の猫たち。


地域の「秋の文化祭」に出展してくれたようです。

2017年10月31日火曜日

新しいラベル

出荷先が限られているので、目にする機会はとても少ないと思いますけれど。
新ラベルが出来ました。
これは生き返ってからの初仕事です。


種の在庫はほとんどなくなったのに・・・何とかしなくちゃね★

2017年10月30日月曜日

パンジー&ビオラを切り花で楽しむ

そろそろ花絵本、出荷始まりました。



長野県の生産者さんから素敵な画像をいただいたのでご紹介します。
この写真、なんとご自宅。




素敵なお家で外観もですが、内装もわたしの好みとぴったり!

なので、花絵本の花たちがまるでそこに飾ってもらうために生まれたみたいに美しく納まっています。

もともと、交配を始めたら株の消耗を防ぐために開花を制限して、後から咲く花は切り花にしていたので。
そして、寒い時期の花たちはとても花保ちが良いので、1週間くらいは楽しめるのです。
特に八重咲は開花に時間がかかりますが、うちのは花弁が厚くて、ドレスデンなどは切り花で10日くらいは楽しめます。
春先、気温が上がると3日くらいしか保ちませんが。

なので、種採りをしない場合は、秋はせっせと切り花にすると結果たくさん咲きますし、香りもあったりして1粒で3度美味しい、という楽しみ方が出来ます。





是非、お試しくださいませ。

画像は今回頂いたもの2枚と、以前に自分が撮影したものです。

2017年10月24日火曜日

通販一旦停止させていただきます


この度はたくさんのご注文ありがとうございます。想像以上のご注文を頂いており発送等の準備が間に合いません。
大変申し訳ございませんがしばらくの間販売の停止をさせていただきます。
再開まで少しお待ちください。

再開時には改めてお知らせ致します。

また、網走店では10月29日~11月22日まで営業日と営業時間が不定になりますのでご了承ください。

どうぞよろしくお願い致します。

2017年10月23日月曜日

花絵本


じつは、ぬいぐるみもですが、花絵本の種もそろそろ底をつくところなのです。
冷蔵庫に保存してあった2013年度の種子は今年ほとんど配布してしまいました。

だから、来年は今年採取出来たほんの少しと、下田農園さんの冷蔵庫で寝込んでいた「ねぼすけ」だけです。「ねぼすけ」はしかし、発芽するかどうかわかりません・・・

なので、わたし自身が種採りした、バリエーションがほぼそろっている花絵本、並びに新しくラベルを書き下ろした「ローズビオラ」(八重咲)、「ミニマンゴー」「カナリア」「花絵本・レースvar.」がすべて販売されるのは、たぶん今年が最後になってしまうでしょう。
親株を選んで採取してもらったものが続いてくれると良いのですが、なにしろ大手さんじゃないので。

もちろん、そうなりたくないので、今年は「蜜蜂」を雇って、下田農園さんから「綺麗どころ」を里帰りさせなければと考えてはいますけれど・・・

ということで、今年の生産は3か所

  1. 下田農園さん
  2. 長野県の生産者さん出荷先↓
    1. ガーデンガーデン(宮城県)
    2. ヨネヤマプランテイション本店(神奈川県)
    3. ザ・ガーデン横浜 港北NT店(神奈川県)
    4. 立花ガーデン(静岡県)
    5. ナカツタヤ ガーデンストリート(長野県)
    6. サンリョー園芸センター緑店(愛知県)
    7. 赤塚植物園(三重県)
    8. よつ葉や(大阪府)
    9. アグロガーデン(兵庫県)
    10. ヤナイ園芸(山口県)
    11. ゆくはし植物園(福岡県)
    12. エコマルシェオニヅカ(福岡県)
    13. ガーデンカルチャー幸田(長崎県)
    14. アナーセン(宮崎県)
  3. とよた花菜工房さん

2017年10月19日木曜日

みなさまへ


たくさんのコメント、ありがとうございました。
今まで、気を抜かず妥協せず、作り続けてきて本当に良かったと思いました。

文化にも寿命があり、文化とは同じ時代を共有する人々が生活の中で「醸造する」ものだと感じています。

それは、もしかしたら量産の作り手や販売してくれる人を巻き込んだ「わたしのわがまま」かもしれないと、ときどき思うこともあったのですが・・・

クモ膜下出血によって身体しょうがい者になってしまっても、まる4年続けられたのは、幻になっても意地で続けてたご褒美かもしれません。

おかげさまで、まだ生きてて言語障害をまぬかれたので原稿を書くことは出来ます。

でも、作品作りは「出来高」だし、長く続けては来ましたけれど。

続いたのは店舗の店長である松田さん、そしてかれこれ30年、パートとして製作に関わってきた木村さん、並びに「前の存続の危機」の時に網走に店舗を築くなど、なみなみならぬ協力してくれたアニマの里のみんな、それからわたしの母であるとしちゃん。彼女は最初のころ毎日たくさんのやまねを仕上げてくれていました。
そして、30年量産を担ってくれた「遠藤玩具さん」。

忘れちゃいけないのはわたしの友人たち。
始めてからずっと、かれこれ40年、応援し続けてくれました。

何より、やまねたちを家族に迎えて大切にしてくださるみなさま。

これだけ続けられた奇跡は、そのすべてのどれが欠けても実現しなかったのだろうと思います。

感謝

追伸

というわけで、網走の店舗は店長がたった一人で店番もネットショップも担ってくれています。
ネットのご注文はとてもありがたいのですが、期日指定など細かいご注文には応じられません・・・(実は今、ちょっとパニック)

量産、並びに卸販売は終了してしまいましたが、出来るだけ長い間販売できるように網走店にある程度は在庫がございます。

また、出来高ではありますが、生地の在庫は形にしてゆきたいと考えていますので出来上がったら店舗やネットショップでご紹介してゆこうと考えています。
(わたしと木村さんのふたりで作りますからほんの少しですが)
ホームページ、ブログは続ける所存なので今後とも、時々遊びに来てくださいませ。

2017年10月16日月曜日

卸販売終了のお知らせ

みなさまへ

とうとうこの日が来てしまいました。

ずっと前から覚悟はしていましたが。

やめたら「文化の喪失」と考えて、半ば意地で続けていたのですけれど。

「文化」にも寿命があると知りました。

時代の流れは、川の流れと同じで一時的にせき止めたとしても未来永劫とどめ置くことは出来ないと改めて理解しました。

ということで、「やまね工房」は今年の6月に卸販売を終了したため、卸先店舗の在庫があればいくらかは残っている可能性がありますが、新たな商品は供給できなくなってしまいました。

卸先も含めて、ぬいぐるみたちを長い間可愛がってくださり、本当にありがとうございました。

ぬいぐるみを、利益集団として日本で製造するのは不可能に近く、これは伝統工芸でもないので変化にはあらがえないのかもしれません。

しかし、30年もの長い間、同じ商品が生き残り、愛していただけたのは本当に有難いことでした。



恥ずかしながら、死に損なって初めて量産してきた「ぬいぐるみたち」がしてきた仕事をきちんと認識出来た気がします。

そして、続けてきたことに間違いはなかった、と確信出来たのは幸いでした。

けれども、時代は確実に変化して、いまから先は何か別の、もっと直接、もっと具体的に世界を、生活を変えてゆかねばならない時代に入ってしまったような気がします。



風のにおいや空の色、からあまりに遠くへ来てしまった今、もはや日本では手仕事のぬいぐるみたちにそれを取り戻す仕事は荷が重いのかもしれません。

負け犬の遠吠えかもしれませんが。

形として残っている「ぬいぐるみたち」を見かけたら風のにおいや空の色、を思い出していただければと。

長い間のご愛顧、本当にありがとうございました。

なお、網走の店舗、並びにネット販売は在庫の商品がある限り続ける所存です。
生地の在庫がある限り、少数の作品販売も継続いたします。

2017年10月2日月曜日

やまねの価格が変更になりました


やまね工房の看板的ぬいぐるみ「やまね」の価格が変更になりました。

本日より、今まで:972円(税込)→ 新価格:1080円(税込)となります。

国内生産にこだわりぬいぐるみ作りを続けていますが、どうしても圧縮することの出来ないコスト問題があり、商品価格を維持することが困難になりました。とても残念な事ですが価格改定させていただくことになりました。

余儀ない事情をご理解くださるようお願いします。

2017年9月2日土曜日

スクープ!

年々歳々、どんどんおかしくなる気候です。



思えば40年前、熱帯雨林を切ったらこうなる・・・と予測して環境を考える仲間とキャンペーンなどしていたのですが。
(その活動がいまのやまね工房の下敷きです)
ここ10年でようやく顕在化してきたけど、その当時はわかりにくくてなかなかピンとこなかったのでしょうね。

顕在化したら、戻すのは困難で。

しかし、今の科学技術ならば促進する方法もあるかも? と、最近は考えています。


ところで、対馬でカワウソが発見されたニュース、調査隊の中にその当時の仲間がいました。
わたしはやまね工房という道を選びましたが、彼は研究者という道を選んだのですね。

対馬はもともと朝鮮半島と同じ生態系なので、本州の亜種、「ニホンカワウソ」が居るはずはないのですが・・・
イタチもテンももともと大陸と同じ種類のチョウセンイタチ・ツシマテンだし。

20年以上前、対馬でヤマネコの写真を撮っていた方が、大きいヤマネコと小さいヤマネコが居る、とおっしゃっていたのですが、もしかしたらその大きいヤマネコはカワウソだったのかもしれません。

暗がりで、動いている尾の長いカワウソを見かけたら。
ヤマネコを探している人には大きなヤマネコに見えたかも。

しかし、対馬と朝鮮半島は見えるくらいに近いので、泳いできたということは十分考えられます。

四国や北海道で、かつては川に石を投げたら魚にぶつかるくらい川に魚がいた頃。
地元のお年寄りに聞いた話ですが・・・

カワウソも川魚漁師もシマフクロウも、十分生活出来たはずで。

今ではそんな光景は幻となってしまいました。

それとじつは同じ話かも、と思う「うなぎ」の完全養殖・・・違うでしょう?

川と海を行き来することで成り立っているウナギの生活や存続には、排水溝ではなく健全な「川」が必要なのに。

川を健全にする努力をすれば、ウナギはきっと戻るはず。
そしてカワウソも。

あーあ、どなたか影響力のある学者先生、大きな声で言ってくだされ・・・

以上、ポンコツおばさんの「つぶやき」でした・・・

2017年7月31日月曜日

お盆の営業案内

いつもお世話になります、ショップからのお知らせです。



ショップのお休みとお盆が重なりますが、お盆期間中は営業致しますので是非ご来店ください。

  • 8月16日(水)・17日(木)は営業致します。
  • 8月24日はお休み致します。
ラブバードテルアキ展もご好評開催中です!

2017年7月19日水曜日

ラブバードテルアキ展・網走

いつもやまね工房のぬいぐるみを可愛がっていただき、ありがとうございます。
ラブバードテルアキ展のお知らせです。




  • 期間:7月22日(土) - 9月23日(土)
  • 時間:10時 - 17時
  • 場所:やまね工房 網走
  • お休み:毎週水曜日・第3木曜日 

ご本人からのコメントです。↓

ラブバードは野鳥をモチーフにした木彫・彩色のアクセサリーです。
やまね工房での2年毎の夏の展示会も恒例になりましたが、今回も新作・新展示で頑張っています。どうぞお楽しみ下さい。 
田中輝顕

2017年6月6日火曜日

私設農業試験場

そろそろ梅雨入りのころですが、今年はいつも4月にある干ばつが、少し遅れてきたようで・・・

連日乾いた風が吹き「砂漠の風」です。

テレビの報道でアメリカの大統領がパリ協定からの離脱を宣言云々・・・

それによると、この気候変動が目立つようになって10年。

もちろんそのずっと前から熱帯雨林の伐採や干潟やサンゴ礁の埋め立てなど気候変動起きますよ、という警告を発してしいた組織もあったのですが・・・
やっぱり、というか案の定。

世界経済もトランプさんも、生物の未来よりもカネのほうが大事みたいで。

ところで、種まき病のその後。

じつは去年の春に、蒔いた種から~

ベランダが農場になり、この春に収穫を迎えましたぁ !

パンジー・ビオラは花を楽しみますが、これは実を楽しみます。

じゃーん。

「桃味のいちご」

あまおうと章姫

実生苺ホール番号順

実生苺・半割

苺・1号

苺・薫桃系、前年実生結実個体10

苺実生、果実比べ

農産物の種まきって普通は考えないけれど。

これが案外簡単なのよ。

もちろん、勝手に増殖して販売したら「法に触れます」し、農家じゃないから売るほどはできないけど。

でもね、ベランダでびっくりするほど完璧な苺が収穫できましたぁ。

種からだから、一株ずつ味や香り、形や色も違って。

蒔いた種の全部か゜育つわけじゃないし、そのうち半分しか今年は実らなかったけど、苺は翌年の春には実がなるから結果は早いです。

その中の美味しかったのから出るシュート(ランナーと言って横に出来る小苗)を育てて来年また収穫することもできます。

これはほんとにおすすめ!

美味しい苺に出会ったら、表面に粒粒している種をかじってとりわけ、小さなポットに蒔いてみてください。

緑濃い小さな双葉のあとから、しわしわの葉脈がある切れ込みの無い本葉が1~2枚、でそのあと3つに別れた苺の本葉が出てきます。

それを18センチくらいの鉢で冬から春先まで育てると、半数くらいは翌年の春に開花して「いちご」が実ります。

2017年5月9日火曜日

ドレスデンとの密約?

いきなり暑い  この頃です。

最近、いつも4月にやってくる干ばつ(砂漠の風)が、今年は少し遅れてやってきたようです。

ベランダのパンジーや「ソラマメ(イタリアの生で食べられるというので苗を購入)」はほぼドライフラワー状態で・・・ソラマメはとうとう花を鑑賞しただけでした。
今年は特に蜂やアブが遅かったせいかもしれませんが。

でも。

去年の秋、少しだけ交配してみた「ラケナリア」少しだけですが、種子が実りました。

左:ラケナリア・ウインターリラ 右:ラケナリア・ディッセンバースカイ
ポリキセナという、ラケナリアに近縁の球根植物にも種がなったので、これも収穫。
収穫した種子は不織布のお茶漉し袋に入れて乾燥させ、すっかり乾いたら蕋や鞘などの不純物を取り除いて、ジップロックの小袋に入れ、冷蔵庫で保管します。
これが一番劣化が少ないようです。

種子がこぼれたところ
大きなごみは手で取り除く
種子を集めてクリーニング.
種子を一時的に入れる不織布の茶こし袋、上を切って中身を出す
名前を付けて保存2017、ラケナリア、クリーンシード
ひと夏、高温で湿度もある場所に置いておくと、かなりの種子が死んでしまうようです。彼らは何も語らないので、そうしてみて発芽しないことによってわたしに教えてくれます。
とりあえず、きれいにして冷蔵庫に入れることによって、種子のお世話第一段階クリアです。

何かの種子を蒔いて発芽してくる、というのは何にも増してわくわくするし、その成長を見ることは生命力を目の当たりにすることで、エネルギーをもらえます。

2017年4月11日火曜日

ドレスデンのお導き、あるいは陰謀②

おかげさまで、「ローザンベリー多和田」でのパンジー・ビオラ講演が終了し、無事に帰宅出来ました。

ひとりでの外出は週一で行っている川崎の加圧リハビリに一年半通い、ある程度は慣れてきたものの、一泊で、しかも一応予定された「お仕事」のお約束、というのは脳の血管が裂けて以来初めてのことで。
帰ってくるまでドキドキでしたが・・・



助っ人や、みんなの協力でとにかく無事に帰宅できたのはありがたいことでした。
故人になっちゃった方々もきっと応援してくれたんだろうな、と思います。


で、本当にそれは、「ドレスデン」が仕組んだことかも・・・と思えるような出来事でした。
(ドレスデンとは我が家で生まれたライムから純白に変わる八重咲のパンジー品種のことです)

だって、講演には各地からいろんな方が参加してくださり・・・
去年の秋、パンジーの種子をお分けしている園芸農家さんにおねだりしてもらった「トロパエオラム」の種子がその農家にやってきた親元の方がいらしてて。
その方はやまね工房のホームページで一度だけ販売した「花絵本」の購入者でした。
30年以上前の最初の仕事である東京の生花販売会社で、同じ時期に仕事していたという方もご結婚されて近隣にお住まいとのことで、偶然参加されていました。

ほかに「ドレスデン」を園芸界に紹介してくださった某先生がいらしたり・・・

はては倒れる直前に2頭して虹の橋を渡った愛犬と同じ犬種のオーナーが居たり・・・
血管が裂けて記憶の時系列やたくさんの出来事が零れ落ちた中で、大好きな植物や生きものがらみのことはインデックスが残っていて(もしくは復活?)以前と継続していると感じています。



2014/09/08 犬と人の生物学

リハビリはやはり、好きなことから始めるのがいいかも。
辛いだけのリハビリは続きませんしね。

そして、一番のびっくりは一泊した日曜の朝にやってきました。

その朝、朝食中の会話で今回の講演よりずっと以前からお世話になっているN女史から、「ドレスデンっていつ生まれたの?」と聞かれ。
えーと、倒れる前の年に組織培養のテストをして、入院中生き残り、退院してから初めてそれが商品になったと知ったのでした。
で、それは種はもちろんうちのベランダで採り、種まきも自分でしたものでした。
(種採り用の親株は自分で蒔いたものも使うけれど、下田農園さんがたくさん蒔いた中から選ぶ方が多いのです)

2016/5/19 ドレスデンの誘惑2

発芽のときから大柄で、普通の苗と違ったし、メリクロン(組織培養)されて帰ってきたものも、大柄で勢いがあって、普通の株と違うのでわたしは専門家ではありませんが、花弁の多さから言ってもいわゆる「突然変異」であるように思えました。4倍体という、染色体の変異ではないかと疑ってはいたのですが・・・

N女史のご主人はクリスマスローズの名前で流行しているヘレボラスという植物の育種をしていらして、突然変異を促進するために専門機関で「放射線」を照射してもらったりしています。

で、会話の中で気が付きました

「ドレスデン」が出て来た種子は2011年3月の

東北の震災・・・原発事故の年にベランダで出来た種子だったのです。

これまで、原発から伊豆地方はある程度離れているし、パンジー・ビオラは食用ではないので、震災・原発事故との因果関係はあまり考えたことはありませんでした。

風や、その後に降った雨からも、たぶん露地であるベランダにはなにがしかの放射性物質が落ちたと思われます。

もちろん、その種を食用にした訳ではないし、被爆という意味では世界中にその影響は少なからずあると思いますけれど。

なにより、わたしの脳に起こった「血管事故」の遠因であると疑っている一番のストレスは、件の原発事故です。

以前、このブログで書きました。

「宇宙船地球号」の未来の為に、人類は地球の循環を促進する方向にシフトするべき、と。

震災の原発事故のあと、人類の存在が地球の循環を損なうばかりの、まるでがん細胞だと絶望したのですが、死に損なって生き返りその後を見る限りそうでもないかも、と思えるようになりました。

最近、犬や猫との石器時代からのお約束を思い出して、災害現場から彼らを救う人々がいたり。震災のときの家畜もしかり。

今の科学技術をもって、人類はその乗組員の「ワンピース」として、役割を担えるかもしれない。

そして、かなり前のブログに、植物や微生物と協力したら未来があるかもしれないと「希望的観測」を書いたのですが。

今回の出来事はまさに植物である「ドレスデン」からのアプローチではないかと思ったことでありました。

その日の早朝、ホテルの手違いで割り当てられたシングル(不自由な体故に助っ人とツインのばずだった)のお部屋で、一人眠れないままこの偶然というか必然の連なりである「ラッキー」の連鎖についてつらつら考えていて。
思い至ったのは「種まき病」の伝道師であれ、という「ドレスデン」からのメッセージかも、ということでした。

で、そう考えていたところに「突然変異」・・・原発事故、と明らかになったので。

植物にも意思はある。

ま、勘違いや妄想かもしれませんが・・・

決めた!

園芸の師匠である平尾先生や、川越路可さんと同じ道を行きます!

「種まき病」を伝染(うつ)す、伝道師を目指します!!