さとやま暮らし

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2010年10月6日水曜日

毎年種とりをするビオラたち

最初の交配で種子が実ったら、あと数花のつぼみを残して芽の先端をちぎり、開花に使う栄養を実のほうに回してもらいます。数花を残すのは分岐したひとつの茎に2~3果の種子を付けるためと、もし受粉に失敗したときのための予備です。株の状態をみて、とても元気なら3果までつけ、調子が悪いようなら1果だけにします。ひと株が多ければ10~20にも分岐しているので、この作業も半端な手間ではありません。しかも成長が早いので、毎日~数日おきに行う必要があります。

そして、果実を付けないことにした花は、開花とともに摘み取ります。これが副産物。

花束にしてご近所に配ったり、いろいろな入れ物に活けてみたり・・・
しかし、交配したり、芽を摘んだり、花びらをむしったり、花を摘んだり・・・たまには虫を捕ったりもちろん適度な水やりや追肥も。毎日目が放せない一番大切な時期で一日の半分以上をこれに費やすことになります。今年はとくにナメクジが多く、せっかくついたつぼみや子房、実った若い実まで食べられるので、夜ごと割り箸と木酢液を持って見回りと殺戮(ナメクジは木酢液に浸けるとすぐに昇天するので)。

いやな作業ですが、薬品を使いたくないのでこれが一番確実で安全な方法です。余談ですが、ナメクジはプリムラの花も大好き。葉っぱは食べないのに花だけを食べます。意外にもグルメで美しいものが好物といういやなやつです。

こんなにいそがしくおしりを叩かれて、それでも女王蜂のお世話をする働き蜂のようにまめに手入れをしてしまうのには、この副産物もさることながら、夕暮れ時に独占出来るベランダという秘密の花園に立つ至福の時があることを白状いたします。お見せ出来ないのが残念ですが・・・





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