ドレスデンの誘惑1

思うように体は動かなくなっちゃったし、持久力も体力もほとんどないから自力での作業は不可能に近く(誰かに助けてもらわなくちゃ何も出来ない)、仕事は出来高だし・・・
美大講師は現実的でなく辞職したし、育種も廃業する、つもりだったのに。

ドレスデンの恩返し(過去ブログ参照)があって、人の心を動かすことが出来る「美しいもの」を再び植物と協力して形にするということに目覚めてしまったみたいです。
これは、もしかしたらドレスデンの誘惑、というよりは陰謀かもしれませんね(笑い)

それで、まだ満足に歩けないくせに、今年は少しだけ種採りすることにしました。
以下、これは去年の秋、ベッドから見える縁側のスペースで種まきしたものたちです。

一重咲の赤い絣模様にイエローフェイスのもの一般的なパンジーにはない色

ブルーバタフライ・・・湘南プリーズカラーのバタフライ咲を希望しました。
後半、花弁が少し多い花も

ラベンダーレースのバリエーションで、明るいピンクにライトブルーが少しだけにじむ。この色は乾燥や光線に弱く、ベランダの環境には耐えられないので交配はしなかった。

湘南ブリーズ・・・下田農園さんお気に入りのほぼ固定したもの。
ブルーは安定しにくい色で、土壌の成分に左右されると感じています。

バイカラー(花弁、上の2枚と下3枚の色が違うもの)で、上弁ふちが白く縁どられる、
いわゆるエッジ、日本語では覆輪、の丸弁→ラウンドレース

これもバイカラーでフリルが強いレース咲 色は上弁が淡いブルーピンクで下弁は白。
花弁はそんなに弱くなさそうなので交配に使ってみました

フリルレースの兄弟たち

これもたぶん兄弟のフリルレースで、花弁が丸いから。ライトピンクラウンドフリルレース、といった感じ。カナリアや湘南ブリーズみたいに、きちんとイメージから名前が浮かばないので、形態・色彩そのまんまの仮称です。

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