熱川・バナナワニ園に行ってきました

3月の最後の日、高校時代の友人たちと「熱川・バナナワニ園」へ行ってきました。
友人のうちの一人が、最近花の撮影に凝っていて、たまたま休みがとれたというので、かねてから「園芸の師匠」の縁でお付き合いがあったバナナ・ワニ園の研究室・Sさんに、もしかしたらヒスイカズラ・・・ジェードバイン・・・青緑色の大きな花を咲かせる蔓植物が咲いているかも、と思って連絡してみたら、ちょうど開花するだろう、とのことだったので。




名称から、どうしてもワニがクローズアップされちゃいますが、温泉の地熱を利用した大きな温室に、一年中色とりどりの熱帯スイレンが咲いていて、まさに天国みたいな光景です。

様々な熱帯植物、蘭やわたしが大好きな球根植物なども、温室の周りに植えられています。
そして、50歳を超えた、国内ただ1頭のアマゾンマナティー、小型で、国内にはここだけにしか居ない、西レッサーパンダも繁殖していて、昨年はドイツとトレードしたとのこと。



狭くて、飼育環境はベストとは言えないかもしれませんが、ここの動物たちはどれも、とても長命でリラックスしていました。
たぶん、飼育の担当がしょっちゅう代わったりしないので、信頼関係がしっかり出来ているのでしょうね。
飼育下の動物にとって、もちろん原産地の気候とか、生活環境は近いほうが望ましいけれど、植物はとくに、何も文句を言わない代わりに、良く調べて観察して、環境を整えてやらないと、枯れてしまう・・・ので。
だから、管理する人がどれだけその植物や動物に愛情を持てるか、なのだと思います。そして、つねに観察を怠らないことが、その美しさを鑑賞するためには必要なのです。
自分でそれを常に整えるのは大変なので。
それを毎日してくださるプロの存在は大切なのです。

特別なショーや、刺激のあるオドロキがなくても、ときどき、雑木林や植物園に出掛ける生活はうるおいがあって、人も生物であることを感じさせてくれます。



いつも行列が出来ちゃうほどお客さんが増えちゃっても困るけど・・・堂ヶ島の洋ランセンターも、天城のベゴニアガーデンも営業を終了してしまったそうで。

みなさん、植物園に行きましょう!

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