新作「どんぐり~ひぐま」

デビュー!!新作です。


右のどんぐりをひっくり返すと左のひぐまの子が出てきます。


2008年11月13日発売!名前は「ひっくり返すとどんぐり~ひぐま」知床自然財団との共同企画です。かたちはほとんど同じですが、お顔がちょっとだけ違う兄弟たちは知床ですでに販売中です。

今回、「いきものつながりアート展」での先行販売なので、ネットショップ登場はもう少し先になります。展示の会場では販売していますので、お出かけの際はどうぞお手にとってご覧下さいませ。



どんぐりな状態です。

なにしろ、おおきなどんぐりからひょうきんなひぐまが出てくるというちょっと変わったぬいぐるみです。あの大きなヒグマたちの主食はやはり植物。それも秋に実るミズナラなどのどんぐりは冬越しのための大切な食料です。豊かな森はたくさんの植物を育み、動物を養い、あの大きなクマさえも育てる・・・そしてクマたちはまた海から昇るサケなどの栄養を、排泄物や食べ残しとして森に運び、それが森を肥やすということもあるらしいのです。

なにより、ヒグマが生息する森は人が入って開発することを拒んできた、という意味でも彼らが森を守り森とともに生きてきたと言えるかもしれません。もっとも、人が木々を伐採し広い牧草地を作ったならば、ヒグマはそこを出てゆくはめになるわけで、そういう利用価値の少ない厳しい環境だったからこそ、ヒグマが生き残ったのかもしれません。



いずれにしても、どんぐりとヒグマは仲良し、切っても切れない間柄なのです。というわけで、どんぐり~ひぐまは生まれたのでした。

コメント

  1. 先週、知床に旅行に来ました!
    知床5湖からちょっと下った案内所兼売店でどんぐりひぐまを発見し、リアルだけどなんだか可愛い表情に一目ぼれし、買ってきました(笑)
    わたし、ぬいぐるみ好きなんで置いてあるとついみてしまうのですが、あの表情にはなかなか出合えないですよね♪

    知床5湖を散策しましたが、看板や地元の方をとおして、クマに対する接し方がイメージと違っていて、
    ”そばにいるのは当たり前だ”
    ”はくせいに関してもどんどんさわってヒグマについてもっと知って身近に感じてほしい”
    と、共存が自然にできているというか、特別感を持たずにふつうにやれていることにすごく驚きました。
    これって素敵なことですよね!!

    なので、このぬいぐるみを見るたびに、今回感じられたことと知床の景色を思いだせたらなぁと思います。

    ちなみに、生きているヒグマは見ていないので、
    あのおおきな体でちっちゃいドングリを食べる姿を想像するとなんだかかわいいですね。

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  2. 匿名さんへ
    コメントありがとうございました。
    私の勝手な都合(丁度書きたい話題だったことと、展示会の準備に追われなかなか時間が取れなかったこと)ですが、いただいたコメントと返信コメントを合わせて1つの記事とさせていただきました。

    http://blog.yamanekobo.com/2010/11/blog-post.html

    グッドタイミングなコメントありがとうございました。(*⌒ー⌒*)

    返信削除

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