キーウィとカルガモのぬいぐるみ



二羽のキーウィ、夜行性で、しかも薮の中に住んでいるので、目は余りよくないらしい。その代わり口の周りに立派なヒゲが。そして、彼らの鼻の穴はなんと、くちばしの先端にあるという。そして、土の中にいる虫などをこの鼻とくちばしで探して食べるらしい。


キーウィの羽はどこにあるのでしょう?飛べないからと言って、羽が無いわけではないのですが、普段は深い羽毛の中に隠れていて見えないのです。羽毛をかき分けると、そこに羽が・・・痕跡程度ですけど・・・これじゃ飛べる訳ないですね。


キーウィの卵とカルガモの卵、こーんなに大きさが違うのです。


キーウィは羽が退化した代わりに足は太くてがっしりしています。体重が重そうなので早く走れるとは思えないけど、地面をほじくったりするのは得意そうですね。


二羽のカルガモ、これは一応♂と♀です。♂の方が少し大きくて重いみたいです。ワシやタカなどの猛禽類は♀のほうがや大きいみたいだけど、カモ類はたいてい♂のほうが大きくてきれいですね。その中で珍しくカルガモは♂も♀も同じような色をしています。

キーウィとカルガモにはどんな関係があるのか?

それはだれも知らない・・・
って実は特別な関係は何もないのですが、片方は水鳥でやや大型ながら空を飛べる鳥、もう片方は長い間飛ぶ必要が無くて、翼が退化、飛べなくなった鳥ということで、その体重や卵の比較対象をお見せするために、飛べる鳥代表としてカルガモが選ばれた・・・というだけのことなんでした。しかしカルガモはまあ鳥として妥当な大きさと重さ、そして鶏のと同じくらいの卵も納得のいく大きさなんですが、キーウィときたら!重い!!そして卵が大きい!!自分の体の1/3はありそうで、なおかつ300グラムもあるんだって!実感がわかない方は持ってみて下さい。すごく大きくて重い。ダチョウの卵?ってくらい。小耳にはさんだ話では、お腹の中に卵があるときにレントゲン写真を撮ったら、ほとんどが卵だったという・・・どうやって産むのかな?この卵をキーウィは一個だけ産んで、大切に育てるらしいです。

カルガモはたくさんの卵を産むし、ひなたちが育つまでにはたくさんの天敵がいるから、そういった事情の違いがこの違いになったんだろうと、想像は出来るけど。それにしても極端な選択ですよね。いきものって面白ーい。

で、彼らがどこにいるかって言うと茨城県立自然博物館に、9月まで。

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