ねことやまねの仲間たち展のひとこま

新作「デスクトップ・ミユージアム」 の数々

アマゴの「壁掛け・ミュージアム」と上に乗るペルシャ・ホワイト


「いつもの連中」のフロアから一段下がった猫たちのフロアを望む


アンティークのテーブルになぜか猫とカルガモ

地元での始めての展示、気がついたらいままで地元で展示をしたことはなかったんですね。

今年の初めに床を張り替え、ついでに仕事場の大掃除をして、何もないさらの空間を見たとき、そうだ、ここでぬいぐるみ展をしてみよう。と、ふとそんな気持ちになったのでした。ふだんの仕事場は、創作、かつ製作の場であって、材料や資料、道具が積みかさなったとてもひとさまにお見せ出来るようなものではないのですけれど・・・しかも、ここ数年はデカイ犬たちの生活の場になっちゃってるし。そこを思い切って、お片付けにつぐお片付け、犬には立ち入り禁止の場所を作り、ワックスをかけそして、まとまった数のねこ達を一匹ずつ製作して今までのやまねの仲間たちを集め、それに新しい作品を少しくわえて、なんとか設定の日にちに間に合いました。

初日はなんと季節はずれの台風がやってきて、交通マヒ。でもね、ほんとのこと言うと、遅れがちだったセッティングがようやく出来上がったのが初日、だったので、本州沖を通り過ぎた台風にはお礼を言わなきゃいけないかも。とはいえ、九州、四国は大きな被害を受けたようで、最近の気候の変化には本当に大きな脅威を感じます。その上、期間中には新潟方面で大きな地震があり、じつはそこは母の出身地なので親類、知人も多くいて、気をもみました。幸い、身内には大事はなかったものの、その地域に住む方々には生活のすべてにかかわる大きな災害、そしてそれは全ての人々にけして無関係ではない「自然の力」を認識する警告、ではないかと思います。大きな嵐や地震を前にして、生物である人は、いかにそれから逃れるかということ意外に方法を持たないのですから。このさい、人類はもっと謙虚にならなくちゃ、と思うのですが・・・

さて、そんなことで始まり、長いようで短い15日間、駅からバスで15分という不便な場所にお客さまをお呼び立てするという展示ではありましたが、自宅にお招きした感覚で、みなさんとゆっくりお話ししたり、かつて巣立ったやまねの仲間に再会させてもらったり、犬たちは似顔絵を描いてもらったり(Rくんありがとう)、とてもすてきな時間でした。そして、会期が終わる頃、庭(といえるかどうかは別として)が一番素敵な早春に、またみなさんに別の作品たちと庭を見てもらって、一緒にお茶を飲めたらいいな、と本気で考えていました。

これから、来春のオープンガーデン&ぬいぐるみ展を目標にがんばらなくっちゃ!

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