ネイチャー&サイエンスカフェ

展示が始まってばたばたしています。

ネイチャー&サイエンスカフェの情報をアップしよう、アップしなくちゃと思いながら...今月のネイチャー&サイエンスカフェは明日となってしましました。(・・;)
明日のはちょっと無理ですが、、来月(12/16)は日本クマネットワークの山崎晃司さんに、クマのお話は聞きたいなと思っています。

それでは、明日のネイチャー&サイエンスカフェの情報です。

ネイチャー&サイエンスカフェVol.25
『橋を渡る森の人ーオランウータン』


世界192の国と地域(EU)が参加した生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は、「名古屋議定書」と「愛知ターゲット」を採択して閉幕しましたが、遺伝資源の利益配分についてはともかく、世界中で数多くの動植物が絶滅の危機に瀕している現在、生態系の保全は待った無しの問題。各国・各地域での効果的で早急な取り組みが期待されますが、今回はボルネオで行われているユニークな試みを、ボルネオ保全トラストジャパンの黒鳥英俊さんに紹介していただきます。
マレー語で「森の人」と言う通りオランウータンは熱帯雨林で樹上生活を送っていますが、彼らもまた絶滅の危機にあります。
パーム油生産のために木が伐採され生息域は狭められ、分断された森に孤立する彼らの移動を助けようと考えられたのが川に橋を架けることでしたが、なんとその橋は日本から贈られた使用済みの消防ホースで作られたものでした。
そしてヒントになったのは、日本の動物園で使われていた消防ホースで作られたオランウータンの遊具だったというから愉快です。その遊具の生みの親にして、3本目の橋を架けてきたばかりの黒鳥さんに、詳しい経緯や現地の状況、野生のオランウータンと動物園のオランウータンなどについて、たっぷり伺いたいと思います。

【講師】   黒鳥英俊 氏
【日時】  2010年11月18日(木)19:00~20:30(18:30開場)
【場所】  モンベルクラブ渋谷店5Fサロン(03-5748-4005)
【参加費】 1500円(1ドリンク付)/モンベルクラブ会員1200円(1ドリンク付)
【お問合せ】ネイチャー&サイエンスカフェ

*黒鳥英俊( くろとり・ひでとし )さんプロフィール
1952年生まれ。幼い頃から生き物が大好きで、茨城大学農学部畜産科卒業後、千葉大学大学院で動物の繁殖生理学を学び、 1978年より恩賜上野動物園にて念願の飼育員となる。以来、類人猿を中心に動物の飼育・繁殖に携わる。
多摩動物園を経て現在再び上野動物園に勤務。京都大学野生生物研究センター所属。ボルネオ保全トラストジャパン理事。
著書に『モモタロウが生まれた!』(フレーベル館)、『オランウータンのジプシー』(ポプラ社)。「動物園のオランウータンの環境エンリッチメントの技術開発と野生動物保全活動への応用」で、2010年度エンリッチメント大賞受賞

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