夏の名残・・・

どう見ても冬の花ではないこのエキゾチックな花はダチュラ→またの名をエンジェルストランペットという、中南米原産の熱帯花木です。

ダチュラ開花
白やピンクもありますが、これは淡いオレンジ色。じつはうちのじゃなくてご近所さんのです。玄関わきで2メートルくらいの高さになっていますが、寒さにやや弱いので冬は地上部が枯れてしまいます。

花木と言っても春先に出てきた新芽が成長して木のようになるわけで、樹木というよりは草の親分みたいなものです。直径20センチ近い大きなパラソル状の花をたくさんぶら下げて、1輪は数日しか保ちませんが次々に開花します。

つぼみがたたんだパラソルみたいでまた美しいのです。

ダチュラつぼみ

ダチュラ開きかけ
みんなぶら下がって下を向くので、花は下から見上げて観賞することになります。背が高いのでちょうどいいですね。今年はたくさん咲いたので、上を見上げたらパラソルの空です。うちのじゃありませんが、道路に面したところに植えてあるので道路を通る人はだれでも鑑賞できます。

寒くなってもたくさん咲いていて、ただでさえわけのわからない陽気に季節を勘違いしそうですが・・・きれいだから、ま、いいか。

他にも数枚ご紹介!

今年はまだヒヨドリの食害に遭っていない我が家生まれの椿

開花したクリスマスローズ

クリスマスローズのつぼみ

地面に落ちた皇帝ダリアの花びら

初めて2個成った!デコポンの小さな実

今年は季節の巡りが妙に早く、ここ数年の気候変動に拍車がかかった気がします。地方によっては紅葉が遅めのところもあるようですが、伊豆地方では日本一遅い紅葉が売りでいつもは年末まで保つ紅葉が、今年は11月末にはピークでしたし、気の早いウグイスがさえずってみたり、昨日はコジュケイも鳴いていました。

クリスマスローズとは名ばかりで、本来の和名であるレンテンローズは例年2月の終わりから3月頃が開花シーズンなのに、今年はクリスマスを1ヶ月も前倒ししてすでに開花したあわてものがいる始末・・・はて?すでに春?これからほんとに春は来るのでしょうか。

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