お客さまからの便り「やまねがバックの中に・・・」
先日、お客さんのゆうこさんより旅先で偶然見つけられたという小動物の画像を送っていただきました。
英名の「居眠りねずみ・・・ねぼすけ」にぴったりのキャラクターですね。どこから入り込むのか・・・冬眠するときも、また一度起きてまた寒くなったのか早春のころもときどき、いろんなところで発見されるやまねの話を聞きます。
あるときは民家の物置で、柱の帽子掛けにかかった帽子の中。またあるときはタンスの引き出し。そして、山梨県・清里では事務所の引き出しで寝ているのを見せてもらったことがあります。別荘地などでは畳んだ布団の中で寝ていた、というのも聞いたことがあります。ずっと以前、現やまねミュージアム館長の湊先生が、清里で冬眠の調査をされた折に同行させていただいたことがあるのですが、そのとき寝ていたやまねたちは5頭すべてが違った環境・・・木の洞・巣箱・木の根の下・地下30cmくらいのところ・落ち葉の下で発見されました。
手当たり次第?なのか、好みがいろいろなのか?とにかくあまりこだわらない性格のようです。
そして、困ったことに別荘地などではねずみと間違えられることもあります。そのようなところで「ねずみホイホイ」のような粘着シートにからまって命を落とすやまねもいるらしいのです。よく考えれば、やまねの生息地では彼らが先住、そんなところに暮らすときはひとのほうが少しだけ遠慮して、彼らとうまくやっていけるようにしたいものですね。森や野原の恵みはもともとみんなのもの、いろいろな生き物がバランス良く共存するからこそ居心地が良いのだと思います。
そして、そんな場所で彼らに会えたら、きっと何か良いことがありますよ。やまねを見つけると幸運がやってくるという言い伝えもあるらしいですから。
ゆうこさん、ありがとうございました。みなさんにも幸運のおすそ分け、ということで公開させていただきます。
「標高1200Mほどの場所で、朝、リビングに置いていた私のバッグのなかのTシャツを持ち上げたらぼとっと落ちたのです。最初はネズミかと思って悲鳴をあげました。でも、しっぽがふさふさで何かが違うと思いましたが・・・。」ゆうこさんのお話し・写真ゆうこさんは少し前にお友達からやまねのぬいぐるみをいただいたそうなのですが、どこかで見たような~ということで、それは「本物」のやまねでした。
英名の「居眠りねずみ・・・ねぼすけ」にぴったりのキャラクターですね。どこから入り込むのか・・・冬眠するときも、また一度起きてまた寒くなったのか早春のころもときどき、いろんなところで発見されるやまねの話を聞きます。
あるときは民家の物置で、柱の帽子掛けにかかった帽子の中。またあるときはタンスの引き出し。そして、山梨県・清里では事務所の引き出しで寝ているのを見せてもらったことがあります。別荘地などでは畳んだ布団の中で寝ていた、というのも聞いたことがあります。ずっと以前、現やまねミュージアム館長の湊先生が、清里で冬眠の調査をされた折に同行させていただいたことがあるのですが、そのとき寝ていたやまねたちは5頭すべてが違った環境・・・木の洞・巣箱・木の根の下・地下30cmくらいのところ・落ち葉の下で発見されました。
手当たり次第?なのか、好みがいろいろなのか?とにかくあまりこだわらない性格のようです。
「友人が起きるまで箱に入れていましたが、みんなが見終わると外に離してあげました」ゆうこさんのお話し・写真そんな彼らのこと、もともとの住まいである森の近くに建てられた家に入ってお気に入りの場所を見つけるのは、彼らにとってもしかしたら当たり前のことなのかもしれません。なにしろ起きているときの彼らは枝の下側を走り回るほどすばしこく、小さなからだで隙間から入り込んだり、壁を走り回ったりするのはたぶん朝飯前ですから。しかし、彼らは一族一種、「ニホンヤマネ」というのは本州・四国・九州の限られた地域に生息する日本特産種で天然記念物です。従って、飼育はもちろん捕獲することも法律で禁じられています。
そして、困ったことに別荘地などではねずみと間違えられることもあります。そのようなところで「ねずみホイホイ」のような粘着シートにからまって命を落とすやまねもいるらしいのです。よく考えれば、やまねの生息地では彼らが先住、そんなところに暮らすときはひとのほうが少しだけ遠慮して、彼らとうまくやっていけるようにしたいものですね。森や野原の恵みはもともとみんなのもの、いろいろな生き物がバランス良く共存するからこそ居心地が良いのだと思います。
そして、そんな場所で彼らに会えたら、きっと何か良いことがありますよ。やまねを見つけると幸運がやってくるという言い伝えもあるらしいですから。
ゆうこさん、ありがとうございました。みなさんにも幸運のおすそ分け、ということで公開させていただきます。
こんにちは。 毎回ずれたタイミングのコメントですみませんです。
返信削除幸運のおすそ分け、勝手ながらいただいちゃいました。
やまねって、もっと、人間世界と隔たりのあるいかにも「野生」というような遠い存在に思ってましたけど、意外と身近なお友達のようですね。 英名はねぼすけくんですかぁ。 ますます、親近感がわいちゃいますね。 でも、人間に近すぎて、ねずみとりなんかにかかってしまうのもかわいそうですね。 天候も近年不順ですから、彼らも大変でしょうけど、人との距離は、保っていてもらいたいと思います。 僕は、先生のやまねで十分ですけどね。(今、手元には4匹だけ残ってます。)
thuuさん、やまねのお便りへのコメント、ありがとうございます。
返信削除おっしゃるように、天然記念物の肩書きもあり、またとても小さくて夜活動することもあり、実際はすぐ近くに住んでいてもその存在を知らない方はたくさんいらっしゃるのですね。
野生の動物というと、人の住んでいる世界と違うところというような印象がありますが、じつはすぐお隣だったり知らずに同じ場所を共有していたり・・・
ばったり出会ってびっくり仰天、てなことになるとけっこう事故が起こったりして期せずしてお互い傷つくこともあったりします。
相手にわかる方法でここにいるから来ないでね~とか、たまには遊びに来てね、とかお知らせ出来るといいのにね。
そういう意味では研究されている方のご意見なんかがとても参考になったりしますけれど。
相手がやまねならばよいですが、くまさんや亥のピーだったりしたら事件になっちゃいますからね。
もしもかわいい小動物や赤ちゃんだったら、手元に置きたいという気持ちが起こってしまうかもしれません・・・その場合も先方からしたら誘拐事件ですよね。
手元に置きたい場合はぜひ、やまね工房のぬいぐるみを御用達に!!(宣伝♪)
thuuさん、重ねてありがとうございます。m(_ _)m