さとやま暮らし

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2017年10月19日木曜日

みなさまへ


たくさんのコメント、ありがとうございました。
今まで、気を抜かず妥協せず、作り続けてきて本当に良かったと思いました。

文化にも寿命があり、文化とは同じ時代を共有する人々が生活の中で「醸造する」ものだと感じています。

それは、もしかしたら量産の作り手や販売してくれる人を巻き込んだ「わたしのわがまま」かもしれないと、ときどき思うこともあったのですが・・・

クモ膜下出血によって身体しょうがい者になってしまっても、まる4年続けられたのは、幻になっても意地で続けてたご褒美かもしれません。

おかげさまで、まだ生きてて言語障害をまぬかれたので原稿を書くことは出来ます。

でも、作品作りは「出来高」だし、長く続けては来ましたけれど。

続いたのは店舗の店長である松田さん、そしてかれこれ30年、パートとして製作に関わってきた木村さん、並びに「前の存続の危機」の時に網走に店舗を築くなど、なみなみならぬ協力してくれたアニマの里のみんな、それからわたしの母であるとしちゃん。彼女は最初のころ毎日たくさんのやまねを仕上げてくれていました。
そして、30年量産を担ってくれた「遠藤玩具さん」。

忘れちゃいけないのはわたしの友人たち。
始めてからずっと、かれこれ40年、応援し続けてくれました。

何より、やまねたちを家族に迎えて大切にしてくださるみなさま。

これだけ続けられた奇跡は、そのすべてのどれが欠けても実現しなかったのだろうと思います。

感謝

追伸

というわけで、網走の店舗は店長がたった一人で店番もネットショップも担ってくれています。
ネットのご注文はとてもありがたいのですが、期日指定など細かいご注文には応じられません・・・(実は今、ちょっとパニック)

量産、並びに卸販売は終了してしまいましたが、出来るだけ長い間販売できるように網走店にある程度は在庫がございます。

また、出来高ではありますが、生地の在庫は形にしてゆきたいと考えていますので出来上がったら店舗やネットショップでご紹介してゆこうと考えています。
(わたしと木村さんのふたりで作りますからほんの少しですが)
ホームページ、ブログは続ける所存なので今後とも、時々遊びに来てくださいませ。

2017年10月16日月曜日

卸販売終了のお知らせ

みなさまへ

とうとうこの日が来てしまいました。

ずっと前から覚悟はしていましたが。

やめたら「文化の喪失」と考えて、半ば意地で続けていたのですけれど。

「文化」にも寿命があると知りました。

時代の流れは、川の流れと同じで一時的にせき止めたとしても未来永劫とどめ置くことは出来ないと改めて理解しました。

ということで、「やまね工房」は今年の6月に卸販売を終了したため、卸先店舗の在庫があればいくらかは残っている可能性がありますが、新たな商品は供給できなくなってしまいました。

卸先も含めて、ぬいぐるみたちを長い間可愛がってくださり、本当にありがとうございました。

ぬいぐるみを、利益集団として日本で製造するのは不可能に近く、これは伝統工芸でもないので変化にはあらがえないのかもしれません。

しかし、30年もの長い間、同じ商品が生き残り、愛していただけたのは本当に有難いことでした。



恥ずかしながら、死に損なって初めて量産してきた「ぬいぐるみたち」がしてきた仕事をきちんと認識出来た気がします。

そして、続けてきたことに間違いはなかった、と確信出来たのは幸いでした。

けれども、時代は確実に変化して、いまから先は何か別の、もっと直接、もっと具体的に世界を、生活を変えてゆかねばならない時代に入ってしまったような気がします。



風のにおいや空の色、からあまりに遠くへ来てしまった今、もはや日本では手仕事のぬいぐるみたちにそれを取り戻す仕事は荷が重いのかもしれません。

負け犬の遠吠えかもしれませんが。

形として残っている「ぬいぐるみたち」を見かけたら風のにおいや空の色、を思い出していただければと。

長い間のご愛顧、本当にありがとうございました。

なお、網走の店舗、並びにネット販売は在庫の商品がある限り続ける所存です。
生地の在庫がある限り、少数の作品販売も継続いたします。

2017年10月2日月曜日

やまねの価格が変更になりました


やまね工房の看板的ぬいぐるみ「やまね」の価格が変更になりました。

本日より、今まで:972円(税込)→ 新価格:1080円(税込)となります。

国内生産にこだわりぬいぐるみ作りを続けていますが、どうしても圧縮することの出来ないコスト問題があり、商品価格を維持することが困難になりました。とても残念な事ですが価格改定させていただくことになりました。

余儀ない事情をご理解くださるようお願いします。