ネイチャー&サイエンスカフェVol.30

ネイチャー&サイエンスカフェVol.30のお知らせです。

『笹竹二笹竹ノ花咲ク。ナニゴトノ不思議ナケレド。』
~熱帯から温帯へ、Bambooの開花習性の進化を探る

皆さんは笹や竹の花を見たことがありますか?
花が咲かないと思っている人もいるかもしれませんが、れっきとした顕花植物でありますから、もちろん花は咲きます。けれど、花をつけるのは長い寿命の最期に一度だけ。
通常は地下茎によって繁殖を続け、一定の期間に達すると広範囲にわたって一斉に花を咲かせ、大量に種を実らせ、その後は枯れてしまいます。
メロカンナの果実:46年に一度咲くタケ

開花周期は種類によって異なり、マダケは推定120年、これまでに開花が確認されていない種類もあるということですから、全く驚きです。
花を咲かせて子孫を残すということ自体には、なにごとの不思議もありませんが、開花習性は不思議そのものの笹・竹類。

今回はその開花現象をこれまで30年あまり追跡してきた蒔田明史さんをお迎えします。
近年のDNA解析の手法の発達もあって、見えるようになってきた構造など、最近のインドでの調査結果も含めて、謎に満ちた「バンブー・ワールド」をじっくり案内していただきます。

【講師】  蒔田明史氏
【日時】  2012年3月26日(月)19:00~20:30(18:30開場)
【参加費】 1500円(1ドリンク付)/モンベルクラブ会員1200円(1ドリンク付)

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