現在予約受付中の「セマルハコガメ」!
この作品は、フィギュア作家の松村しのぶさんのデザインで、去年の10月「いきものつながりアート展」という5人展の中で、彼とのコラボレーションとして生まれたものです。松村さんは5人展の仲間で、長年の友人、「セマルハコガメ」は長いこと温めていたデザインだそうで、今回かたちになったことでご本人もとてもよろこんで下さいました。![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_stuuev3vv3q26Beyb1oH-qNt1xEWlsFs9INCTVRGM_WPp0vZoNeYuIrkH1x1s9EP1_Brr1WXD314Z-RXPUQI3akeg01ZnIwvCq4gABmtJJZXEYfyklHzA-C2-zoF51H4Uo=s0-d)
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_u37-PbHeEnWdFDncJKPubVdGF7Faa322GtGthpCD4ZN9WFtFvba-EAExAAl_iLvcu-6QC4MOY7iViQ0n5cU4SFj5YhbUo0bXjV4SXQuUZYfVQJc7r7W2FMCrWKX2pZNBYq=s0-d)
今回の作品は、たくさんのかたのご要望もあり、やまねなどを作ってもらっている宇都宮の遠藤玩具製作所さんの協力で、一点ものではなくてある程度の量産 をということになりました。昨年から試行錯誤を重ね、松村さんのアドバイスもいただいて、ようやく100個限定での製作めどがたち、現在鋭意製作中です。
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_u3tdSlRagjsZoOy6TE1KeF-yiuJC0QtmY52DCKN1zIhe470eJCSPzZypNVzTTu9MOWmQEaz_UkI5RVAzN0jQd7-qn-IoPS7LLZTIn7r0As8JgY2ktK9QUduvolX8KIvvg=s0-d)
わたしは、例えばキャラクターなどのほかの方が描いたデザイン画から、立体を作る仕事も過去にいくつかしたことがありますが、どうも違和感があって現在は ほとんどしていません。平面から立体に型を起こす場合、その面に見えていない、側面や背面はどうしてもある程度の想像で作るしかないのですが、それがキャ ラクターなどの実在しないものの場合はとくに、作者の想像力と自分のそれとにかなりの開きがあり、出来たものにどうもなじめないのです。
ところが、今回の作品については相手が実在のセマルハコガメであることと、同じような視点でものを作っている松村さんのデザインであることで、まるで自分の作画のように全く違和感なく製作することが出来ました。自分の発想やイマジネーションでは出来ないものが、彼のデザイン画からたち上がって、思いがけずおもしろい作品になる・・・コラボレーションの面白さ・・・たぶん出来上がったセマルハコガメにもそれが出ていると思います。
この「いきものつながりアート展」では、展示全体が5人のコラボレーションで、それ自体もとてもおもしろかったのですが、それぞれの作家同士がひとつの作品でするコラボレーションもあって、そのひとつがこの作品につながりました。そして、それが遠藤玩具製作所さんの協力で100匹の製作につながるということは、じつはわたしにとって、豊岡でコウノトリが野生復帰をめざしていることのような、なんだかわくわくする出来事なのです。
これはまったく新しい試みであり、現在日本での製造はほとんどなくなってしまった、ぬいぐるみという商品にとって、未来へのささやかな希望の光かもしれません。
わたしは、例えばキャラクターなどのほかの方が描いたデザイン画から、立体を作る仕事も過去にいくつかしたことがありますが、どうも違和感があって現在は ほとんどしていません。平面から立体に型を起こす場合、その面に見えていない、側面や背面はどうしてもある程度の想像で作るしかないのですが、それがキャ ラクターなどの実在しないものの場合はとくに、作者の想像力と自分のそれとにかなりの開きがあり、出来たものにどうもなじめないのです。
ところが、今回の作品については相手が実在のセマルハコガメであることと、同じような視点でものを作っている松村さんのデザインであることで、まるで自分の作画のように全く違和感なく製作することが出来ました。自分の発想やイマジネーションでは出来ないものが、彼のデザイン画からたち上がって、思いがけずおもしろい作品になる・・・コラボレーションの面白さ・・・たぶん出来上がったセマルハコガメにもそれが出ていると思います。
この「いきものつながりアート展」では、展示全体が5人のコラボレーションで、それ自体もとてもおもしろかったのですが、それぞれの作家同士がひとつの作品でするコラボレーションもあって、そのひとつがこの作品につながりました。そして、それが遠藤玩具製作所さんの協力で100匹の製作につながるということは、じつはわたしにとって、豊岡でコウノトリが野生復帰をめざしていることのような、なんだかわくわくする出来事なのです。
これはまったく新しい試みであり、現在日本での製造はほとんどなくなってしまった、ぬいぐるみという商品にとって、未来へのささやかな希望の光かもしれません。
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