オオカマキリ
これは厳密に言うとぬいぐるみではありません。なぜなら針も糸も使っていないし、縫い合わせていないからです。
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_tLAzR9PkDoDF_iBlg9tHM4PlKN-_4Z3G_CbSLQ-NbcRHJyvTZuguMredUYLreohOMdNo1G9__McKEEFQwEwphDEIIkJkboW5bwdeKhpVo9xz9C-ieKNN_FsBYeNnC8BcE=s0-d)
でも、布を使って中身をくるんでいるところは同じです。素材はシルク・・・着色しても発色が良いのと、つるっとした質感とで昆虫や魚を作るときよく使います。
関節で上手に曲げる必要があるので、中心には細いワイヤーを入れます。
それから紙や布で薄く肉を付け、その上からシルクを貼って形を整えるのです。足は関節ひとつごとに先の方から作ります。カマキリは、足も細くて繊細なのでそれを表現するために今回は1.5倍ほどに拡大しました。
いちばん苦労したのは頭の上の触覚です。とても細く、糸では太すぎるのでシルクの布の繊維をほどいて使いました。そのままでは柔らかすぎるので接着剤で補強します。
お腹の節も、ひとつずつ布を折り返してきちんと作ります。そして、羽の内側にたたんでいる後ろ羽の部分は、オーガンジーという薄い素材で作りました。薄いので、きちんとたためば本物と同じように前羽の下に隠れてしまいます。
これら昆虫はひとつひとつ部品を作り、足や胴体を順番につなげてはじめに白生地のままの昆虫を作り、それから顔料系の絵の具で着色して仕上げます。色を付 けるときはまるで立体塗り絵です。あちこち、いろいろな角度から見て、生きているように見えたらいいなと思いながら着色します。そして最後に関節を本物と同じように曲げ、テーブルの上に置いたら・・・ 今にも動きそう、でしょう。
本物よりはかなり大きいけど、なんだかこんなのいそうだし、これを見てびっくりする人の顔を想像すると何だか楽しい。
しかし、とにかく手間がかかって簡単にはできません。自然の造型ってすごいなあ、と改めて感じます。
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_v54jxwMDA-zWAjepwQbEm21vbETJTUy65Lwj1-_bo3X6lUE6mIVbW5jLkfC8UrSMYyeNAcOGaTK_q0RIeWf5tN2vEkE9llOTXxNU2soDcTVwXYFGt_rMvCg_hCD0ZkbeGB=s0-d)
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_vYCQQ_mcqkZkGBHS8bN6eUrmnNtj_Fg7OjtzITnp78-AI-vVX5v-kZ5lnA7dyG0UK_9SFlO36zQqnB__WKcrzu5-HWZus5GQK9GKISPOOaj4BLok-MBO_xx-k4fvDz8Q3I=s0-d)
![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_vUipYSnueoQ08lQLcu6BPNqLOCXJoVZpyFmWolvtUsT3hMmptxt5R7yweDFcRpNA2Z6MYkfTKHLZnOCf5uPB0lPuQJqoe3lw7JwTkHjlH0O9LvfOQEqFUE1kgOtKYWuGaG=s0-d)
このページでご紹介している一点製作のぬいぐるみ作品は、落合けいこが全て1人で製作している作品でありショップで販売しておりません。又、お客様からのオーダーによる製作は現在受け付けておりません。ご了承願います。
でも、布を使って中身をくるんでいるところは同じです。素材はシルク・・・着色しても発色が良いのと、つるっとした質感とで昆虫や魚を作るときよく使います。
関節で上手に曲げる必要があるので、中心には細いワイヤーを入れます。
それから紙や布で薄く肉を付け、その上からシルクを貼って形を整えるのです。足は関節ひとつごとに先の方から作ります。カマキリは、足も細くて繊細なのでそれを表現するために今回は1.5倍ほどに拡大しました。
いちばん苦労したのは頭の上の触覚です。とても細く、糸では太すぎるのでシルクの布の繊維をほどいて使いました。そのままでは柔らかすぎるので接着剤で補強します。
お腹の節も、ひとつずつ布を折り返してきちんと作ります。そして、羽の内側にたたんでいる後ろ羽の部分は、オーガンジーという薄い素材で作りました。薄いので、きちんとたためば本物と同じように前羽の下に隠れてしまいます。
本物よりはかなり大きいけど、なんだかこんなのいそうだし、これを見てびっくりする人の顔を想像すると何だか楽しい。
しかし、とにかく手間がかかって簡単にはできません。自然の造型ってすごいなあ、と改めて感じます。
このページでご紹介している一点製作のぬいぐるみ作品は、落合けいこが全て1人で製作している作品でありショップで販売しておりません。又、お客様からのオーダーによる製作は現在受け付けておりません。ご了承願います。
コメント
コメントを投稿