さとやま暮らし

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2006年4月1日土曜日

メッセージ



 待ち遠しかった春が、各地で例年より少し早めの桜にさそわれてふわりとやって来ました。
しかし、妙に暖かい日があったかと思うと、また冬に逆戻り?という寒さが続いたりし、時には各地で雪が降ったり・・・
また今年は菜種梅雨というのにはちょっと降りすぎくらい、強い雨が多いですね。
春雨というよりは土砂降りで、庭のあちこちに水たまりが出来るほど。
そのせいか今年はとうとうヤマアカガエルの産卵は1卵塊だけでおしまいでした。
例年、時期をずらして2個か3個は産卵するのですが、今年はタイミングが合わなかったのでしょうか。
もっともその1つの卵塊で、4つある池もどきはけっこう満員なので、今年のおたまじゃくしは生き残る可能性が高いかもしれません。
例年、満員御礼の池もどきでは、大雨が降るたびに新天地をめざしておたまたちがダイビングするので、あふれた水が落ちる場所には干からびた黒豆の山が出来、複雑な気分になるものです。
もちろん混みすぎたところは分散の手助けをするのですが、一つの卵塊で数百のおたまが孵ってしまうので、とても全部は面倒見きれないのです。




 以前は各地の斜面にあった耕作前の田んぼや、ため池が彼らの繁殖の場所だったのでしょうけれど、いまやちょっとした水たまりもなかなか見あたりません。
直径50センチ ほどの、大鍋やポリ容器に、毎年律儀にやってくる彼らの、そんな事情を考えると悲しくなります。

 今年は、春先からお天気も何だか変ですが、生き物たちにもいろいろと異変があるようです。
まずは北海道のスズメたち。道内で数百羽が死体で発見されたそうです。
東京でも一部の地域でハトが変死しているようですが、原因はどちらもまだ特定出来ないようです。
知床沿岸ではやはり多数の油まみれの海鳥が見つかり、これも原因がはっきりわからないということです。
今年は冬鳥が大変少なく、またやって来る時期もとても遅かったのですが、我が家周辺にはスズメも、メジロたちも、シジュウカラやヤマガラ、コゲラやアオゲラなど、例年と変わらないメンバーが姿を見せています。
しかし、地方によってはとても鳥が少なく、さえずりが聞こえないので静かだとか、スズメをまったく見ないなど異変があるようです。
当地でも、そう言えばいつもうるさいヒヨドリの姿が、例年に比べて極端に少ないような気がします。
いま、庭で我が物顔なのは雛が巣立ったキジバト一家です。
家族以外のキジバトがやってくると、「プンッ」という威嚇音を出しながら追い出しています。

 今年は、気象条件によって渡り鳥のルートが例年通りではなく、たぶんいくらか遅れ気味、というのはあるかもしれませんが、スズメやヒヨドリといった身近にたくさんいたはずの鳥たちが姿を見せないというのは、やはり何だか変ですね。



 一年中近くにいると思われていた彼らも、実は渡りをしていて、冬の彼らと夏の彼らは別の鳥だった・・・ということが比較的最近解った・・・らしいのでこれはその証なのかもしれません。
そして、鳥たちの生活も案外一定ではなくて、たとえば最近いままでいなかった鳥が増えたとか、ツバメとイワツバメがいつのまにか入れ替わったり、翼のある彼らのこと、たくましく適応して生活を変えたりしていることも事実です。
そして季節が進めば案外何事もなく、身近な鳥たちがにぎやかに騒ぐ・・・というのだったらいいんですけど。

 なんだか少し、これは彼らからの何かの警告かも、という気もして不安なこの頃。

 皆さんのところではいかがでしょうか。

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