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今年は春から雨が多かったのですが、梅雨になったらまさしく雨ばかり・・・。軒下以外は乾くいとまがなく、ついに植木鉢のなかからキノコがもこもこ出てくるありさまです。 近年になく梅雨らしい梅雨で、気温も低いため、庭のいきものの「いつものメンバー」がなかなかそろいません。一方、いつもなら通過してもっと涼しいところへ行くはずのホトトギスの声が聞こえたりして、やっばり生き物はそういう変化に合わせて生活しているのだなあ、と感心しました。 このごろやたら姿を見かけるのはヤモリ。彼らは虫類の割に寒さに強いらしく、春もかなり早いうちから見かけました。どうやら温度よりも湿度があるのを好むようです。一方、トカゲやカナヘビたちはお日様が好きで、天気が悪いとぜんぜん姿を見せません。ヒキガエルたちも、いつもならとっくに玄関先で「虫番」をしてくれるはずなのに、今年はさっぱり姿がないのです。 7月に入ってようやく畑で見かけた中ガエル(中位の大きさのやつ)はよく太っていましたが、毎年玄関先にやってくる「特大」は、ついぞ見かけません。「がま子」どうしたのかなあ、心配。気温が低いので、巣立ちのひなたちも心配です。気温が低い上、雨に濡れると体温が下がるし、体温が下がると食べたものが消化しにくくなるのです。一度巣から出たひなたちは野外で暮らすしかなく、この雨で外敵には見つかりにくくなるものの、大きな試練になることでしょう。 昨日も雨の中、電線に巣立ったばかりのイワツバメが一列に並んでいました。これから「ちょうどよいくらいの夏」がやって来て、無事育ちますように。彼らの幸運を祈りました。 【夏のおとしもの 土・花・ガラス・・・・】 やまね工房では、夏休み期間中「太陽と地球に育まれた土と花。そして、太陽の輝きをプリズムのように映し出すガラス」をテーマに『夏のおとしもの 土・花・ガラス・・・・』を開催します。 環境や地球へのメッセージがプリントされたクレイダイ(泥染め)Tシャツ、様々なドライフラワーや自然の素材をアレンジした作品、プリミティブな魅力を感じるアクセサリー。そして、シンプルながらも味わい深い吹きガラスの数々。 夏と太陽、土と花を感じる商品の数々を、ぜひお楽しみ下さい。

土と音の工房展

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兵庫県篠山市にある「土と音の工房-お気楽窯」の作品展を、やまね工房ミニギャラリーで6月21日から開催します。 お気楽窯の中村由紀子さんは、神戸出身。旅が好きで、網走にも数ヶ月滞在したことがあり、それが縁で今回の作品展をひらくことになりました。ティーポット、マグカップ、陶器の太鼓など、個性的な現代陶芸の数々をお楽しみください。

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今年もうっとうしい梅雨の季節が、そこまでやってきました。 長い日本列島のこととて、沖縄ではもう梅雨の最中、北海道では梅雨知らずと、ずいぶん変化があって当たり前なのでしょうけれど、今年は梅雨の前に台風がやって来たり、春先の気温が乱高下したり、季節の変化についていくのがたいへんです。 そんな中、一年ぶりの顔ぶれに再会できるのはうれしいことです。まずはとても大きな「ヤマカガシ」氏・・・去年の晩秋、だからこれは正確には半年ぶりですが・・・たぶん冬眠直前だった氏は、夕日に首筋の赤をきらめかせ、じつに威風堂々と、私の目の前を横切ったのでした。 それが、5月のある日、庭の端っこでひなたぼっこの最中、少しあわててそれでもゆったりと身を隠したところは彼に違いありません。してみると、庭のどこかで冬眠していたのでしょうか。それにしても大きなヤマカガシです。庭にいる、アカネズミやヒキガエルには大きな脅威でしょう。そのせいか,今年はまだヒキガエルたちに会っていません。去年は確かゴールデンウィーク明けに畑からひょこひょこ出てきて、夏の間のお決まりの宿に納まったのですが、今年はどうしちゃったのでしょうか。 ゴールデンウィークが明けて,少したった頃というのが、そういう再会のピークと言えるのですが、今年は少し遅いのかもしれません。カナヘビもトカゲも、暖かい日に顔を出したものの、その後また寝てしまったのか、5月も末になってからようやくちょろちょろ目立つようになりました。 裏山でモリアオガエル?が鳴き出したのも、サンコウチョウを聞いたのも5月の末になってからです。6月に入って、ホトトギスも聞こえたし、昨日は居間のガラスにオオミズアオという蛾がやってきました.幼虫がクヌギの葉を食べる、大人の手のひらくらいの大きな蛾で、美しい青水色をしています。なんというかとても率直な名前のつけ方ですが、まさにその通りの色で、羽のふちを彩る深いえんじ色がアクセントの、とても美しい昆虫です。これを見るたびに、生き物たちの色や形には彼らの意思による意匠がこらされているのに違いないと,確信します。だって偶然こんなに美しいものが生まれるはずないもの・・・。 かつて、夏の間は窓にびっしり、というのはオーバーでも様々な虫たちが灯りを求めてやってきましたが、この頃は全体が明るくなったせいか、それとも虫が減ったせいか、多分両方だと思うけど...

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今年の春は足踏みばかりで、なかなか暖かくなりませんでしたね。そのせいか、カエルの産卵も、桜の花も少し遅れぎみです。去年があまりにも早く、一気に春めいてしまったので、今年はなんだかじれったい感じです。 暖かい日が1日あると、寒い日が2日帰ってくる・・・、咲いた花は長持ちしますが、セーターを出したりしまったり、いそがしいことです。 そんなある日、花曇りのお昼ごろのことでした。庭仕事をしていると、鳥たちがいっせいに騒ぎだしました。何事かと思って裏山に近づくと、何かが竹やぶで鳴いています。興味半分、気味悪さ半分で見に行ったら、地面にはむしられた鳥の羽が散らばっていました。羽の色などから見ると、どうやらシロハラのようです。毎日のように、庭で落ち葉をひっくり返しては餌を探していた、あのシロハラでしょうか。その後、庭にも羽毛が散らばった場所があり、そこでシロハラはタカに襲われたようでした。 タカといえば食物連鎖の中でピラミッドの頂点に位置する生き物、それがいる、ということはそのような生物層が豊かである証拠です。たぶん、喜ぶべきことなのでしょうが、シロハラのことを思うとなんだかちょっと複雑な気分です。それにしても、以前はいなかったタカがどこかからやって来たのは、よほど住むところがなくなった証拠かも・・・と余計な詮索もしたりして。 それでもときどき、空を見上げてはタカを探してしまう、この頃です。

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春の雨は命を育てます。 少しづつ地面の下で伸ばしていた芽が、春の一雨で驚くほど伸びるのです。 2日前にはただの茶色の地面だったのが、暖かい雨が一日中降った翌日、ふと見ると緑色の芽が何本も出ています。卵の中でくねくね動いていたヤマアカガエルの卵も、あっというまにおたまじゃくしです。こうなると、もうちょっとぐらい寒くても後戻りはできません。植物はぐんぐん伸びて日に日に緑が濃くなるし、毎日新しい春の花が咲きます。お天気がいいと、ぽかぽか暖かくてつい庭先をふらふらしてしまいます。暖かい日はそれこそ午前中と午後でも様子が違うのでびっくりします。 秋から冬、葉を落とし、芽を綿毛で覆ってじっと待っていた植物たち。表情はなにもありませんが、ほころぶ緑の芽やとりどりの花を見ているとなんだか彼らも喜んでいるような気がします。そしてこちらもなんだかうきうき、次の朝が待ち遠しいこの頃です。 細長い日本のこと、北国の春はまだ少し先ですが、春の兆しは少しづつやってきます。 みなさんも、春の空気の中、お庭や公園、裏山をお散歩してみませんか。

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2月といえば一番寒い季節。 旧暦では2月の1日が正月で、この日から新しい年が始まるということになっています。カレンダーでの2月は節分や立春と、暦の上での行事もあり、冬から春へのかわり目という感じですが、実際の季節は春の兆しを感じはするものの、気温も低く、関東近辺でも雪が降る冬そのものだったりします。それでなんとなく行事と季節のずれを感じたりしますが、習慣とは恐ろしいもので、たいして違和感もなく毎年を過ごしています。 一方、実際の季節の動きは、その年のいろいろな条件によりかなり変動するものらしく、昔から人は農作業のめやすとして生物の行動などを利用してきました。たとえば、桜の花が咲いたら種を播く。とか北海道では鳥のカッコウが鳴いたら豆を播くとか・・・ 今年は、毎年産卵にやってくるヤマアカガエルが、去年よりずいぶん遅れ、心配しました。彼らはまだ時折薄氷の張る我が家の「池もどき」に、暖かい雨というかすかな春の兆しを感じて、やってきます。実際には秋のうちから近くに潜んで一番に春を歌うチャンスをねらっているようなのですが、確かに、そろそろカエル日和かなあ、と思った夜、どこか懐かしい「歌声」が「池もどき」の方角から聞こえてくると、ああ今年も春が近いなと実感するのです。 今年、カエルの産卵は2月10日、無事「春の兆し」を確認しました。 【お花畑のおひなさま講習会】 「トクサの器に様々なドライフラワーをアレンジして、真ん中に和紙で作ったおひなさまを飾ります。ひな祭りが終わったら、おひなさまをモス(草こけ)のくまさんに替えて、カントリー風に変身させます。」

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新しい年がやってきました。 みなさんいかがお過ごしでしょうか。今年もよろしくお願いします。 この頃の当地は、青い空に葉を落とした木々のこずえが映え、夜には星が美しくふくろうの声が似合う、いちばん静かな季節です。霜柱をさくさく踏んで、落ち葉の下をのぞいて見れば、この冬は雨が多かったせいか、せつぶん草も雪割草もつぼみをもたげる寸前。きっと暖かい日が何日か続けば、いつでも花を咲かせられるように準備は万端整っているのでしょう。 地中の水分が多い分、正月明けから続く寒さによる霜柱は盛大で、日当たりの悪い場所では実に1日中しっかり立っています。気がつけば、この間までたわわに実っていた冬苺は、みごとにひとつぶ残らず鳥たちに収穫されています。 植物の世界も、鳥たちの世界も、毎年見ていると年によって実にさまざまで何月何日に何がどうする・・・といったようなことは、全くあてにならないとつくづく思います。おおまかな順序はあるものの、その年の状況次第で花の時期も違えば、来る鳥の種類も違ったりします。 今年は存外野山の実りが豊かだったのか、木の実がなくなるのが少し遅いような気がします。つぐみの仲間も声は聞こえますが、山の方にいてなかなか庭には降りてきません。しかし、今年は1羽のホオジロ?(カシラダカかも)が,ちょくちょく玄関先にやってきて、踏んでしまいそうな足元で紫蘇の実をついばんでいきます。玄関灯のために花を付けるのが遅れる紫蘇は,毎年我が家では越年するのですが、春まではもちません。今年は過去最高と言えるふんばりですが、きっとこの実が好きなんでしょうね。 山の中などで、ときどき目の前にわざわざ姿を現すルリビタキに会うことがあります。若鳥が多いので、もちろん好奇心のなせるわざなのでしょうが木の葉をよけてくれる大きな動物のそばに行けば、小さな虫などのおこぼれにあずかれる・・・あるいは動物の背中にくっついた寄生虫を食べてお互いが得をする・・・というような関係が想像できて楽しいです。林の中や畑で作業をしていると、モズやイソヒヨドリなんかもときどき寄ってきたりしますよ。きっと昔からそうやってさとやまの生き物たちは一緒に生きてきたんでしょうね。 もう地面の下には春が待ち構えています。皆さん今年もお元気でお過ごし下さいませ。