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台風が来て、地震が来て、雨ばかりだった10月が終わりました。 それにしても、いろんなことがいっぺんに起こった10月でしたね。過去に例のない水害や、大きく地形の変わってしまった地震災害、いまだに続く余震、被災地のみなさまにはほんとうにお気の毒で、なんとか落ち着いて生活出来る状態になればと願うばかりです。 長引く不況や、お年寄りの多い過疎の地域をおそったこれらの災害は、単なる地域の問題ではなく、いまの日本の未来に暗い影を落としているようで、とても気がかりです。お年寄りばかりになった山間地の農村では、ただでさえあと何年田んぼや畑が出来るだろうか、というところだったのに家やこれらの農地がかなりのダメージを受けて、はたして続けられるのだろうか。地方の所々閉店している商店街にも同じことが言えるでしょう。それは、現在の被災地ばかりではなく、自分が住んでいる地域にも少なからず当てはまります。 この機会に、私たちは自然の持つ力や災害の脅威、自分たちの暮らしにもう一度きちんと目を向けて、何かを変えなくてはいけないのでは、と感じます。被災地の状況を自分のものとして、当初ばかりでなく、長い目でみて自分になにが出来るかを考えてみたいと思っています。 さて、冬の到来を前にして、庭で一羽のウグイスと接近遭遇しました。先日、何かの用事で庭のミカンの木の脇を通り過ぎたところ、何か変わった鳴き方をする小鳥がいるのに気づきました。なんだろう、と思ってじっとしているとそれは目の前に自分から姿を表したのですが、一羽のウグイスでした。この季節、いつも藪の中で「笹鳴き」といわれる「チャッチャッ」という声で鳴くのを聞くのですが、それとはちょっと違う鳴き方でした。それから、そのウグイス君はわざわざ姿を見せつつ、その隣にあるムベ(アケビの仲間で、鳥などが好んで食べる実がなる)の蔓の中へ入っていきました。 先日来、たくさん実ったその実の大きくていいところは、あらかた収穫してしまったのですが、ウグイス君はまるで「あとはもうとらないで残しといてね」と言っているようでした。 【クリスマス講習会のお知らせ】 1.イングリッシュローズのスワッグ シルクで出来たイングリッシュローズやソフトピンクのポインセチアの花などをアレンジして、ちょっと大人っぽくておしゃれなクリスマスのスワッグ(壁やドアなどに下げ