ドレスデンの恩返し・その後

これは去年の2月に起きた「ちょっとした奇跡」
そしてこれが今年につながって今回の「ローザンベリー多和田」さんへ

まさに蒔いた種に導かれて生きている感じです。


ファンケルの屋上ガーデン、「春を告げる女神の庭」展示に。
宮崎からアナーセンさんと「碧いうさぎ」生産者のこおろぎさんもいらして、小田原で花絵本を生産してくれている下田農園さんも参加できることになり・・・ついでに行ってみたかったイタリアンのレストランで山形鶴岡に本店がある、「サンダンデロ」でランチ。

展示を拝見してから、終了後の会場で生産者や関係者の交流会もしてくださいました。さすが、銀座の一等地、ファンケルさん太っ腹です。

でもね、仕掛けは宮崎のアナーセンさん、そしてハンギングバスケットの先生とそのお仲間なんですよ。
すごいですね、みなさん金銭じゃなく、パンジー・ビオラに恋してる。
そして、「アナーセン」オーナーの川口さんに言わせれば、花たちに操られている、と。
交流会では、「ドレスデン」を生産してくださった日本一といわれる生産者さん、一般発売の前からブログでご紹介くださっていた「趣味の園芸」講師の金子先生にもお目にかかれましたし、一番びっくりしたのは園芸雑誌「ビズ」の編集長がいらしてくださったことです。彼女は、わたしがやまね工房を始めて最初に原宿で個展をしたとき、当時の「わたしの部屋」という雑誌の編集長で、清里で撮影したぬいぐるみたちの写真を見開きのページで紹介してくださった、その人でした。「わたしの部屋」はその後廃刊になり、「ビズ」が創刊されました。



出掛ける前にふと、「アナーセン」のブログを開き、そこで「ドレスデンの恩返し」というのを目にして、涙がこぼれたのですが、出かけてみたら本当に「ドレスデンの恩返し」でした。

本当に、我が家のベランダで生まれたドレスデン、植物というのは地球上で人類よりずっと長く生きてきたわけで、わたしは働きバチを自認していますが、たくさんの人を動かす力を持っているのかもしれません。
もちろん、わたしとて、ひとりでやってきた訳ではなく、最初の種を川越さんが配り、利害の無いたくさんの人たちがみんな動員されてファンケルのお庭が出来た、ということです。
でも、形になって、人の目にふれて、こころが動いて・・・


もしかしたら、今の世の中の危うさも、植物たちが意志の力でなんとかしてくれるかも、と本気で思いました。

アナーセンブログ


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