さとやま暮らし

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2016年5月30日月曜日

変則営業のお知らせ

いつも「やまね工房」のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
網走店の営業時間を一時変更しますのでお知らせします。

  • 期間:5月31日 - 6月8日まで
  • 営業時間:10:00 - 16:00 まで
ネットショッピングは通常通りの販売しています。

ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いします。

2016年5月20日金曜日

今年のヤマアカガエル

突然ですが・・・
ちょっと春に戻ります。

忘れていました。

今年はヤマアカガエルが産卵したのでした。


鳴きまねをして合唱したとき、なんだか産卵しそうだな、と思ったのですが行ってみたら卵がありました。

かなり前の画像ですが、もう発生が進んでおたまじゃくしっぽくなっていました。

わたしが「血管事故」で不在の間、その前ももちろん特別手を入れていたわけでなかったのですが、干上がりそうなときにちょっとだけ水を足したり、茂りすぎた水草を摘んだり。
ときにはおたまじゃくしを食べに来た「ヒバカリ」の行動をじっくり眺めたり、雨の日にダイビングするおたまじゃくしを目撃したり。
ほんとに小さな「池もどき」ですが、四季折々、なにかしらドラマがありました。

また、この小さな「藪」・・・庭と言える代物ではなく・・・後ろの山と一続きの四季折々、ゆっくり歩き回れる日が来るといいな。

2016年5月19日木曜日

ドレスデンの誘惑2

これらは今年になってから下田農園さんが持ってきてくれた、売るに忍びない綺麗どころです。
八重咲きがほとんどですが、なんとも言えない微妙な色や立体的な花の形など、わたしや下田さんの好みに合わせて「こんなのどうよ?」とパンジー自身が配色や形を美しくデザインしている感じです。まさにわたしたちを喜ばせるために。

「わー、綺麗!」とか「わー、かわいい!」とか、親株選びに行っていつも大騒ぎでしたから。たぶん聞こえたんだね。

わたしも、下田さんも、お金儲けのためにはやっていないので、たぶん生産農家としたら大変手間がかかる上に、大量生産大量販売じゃないから全部売れないときはあげちゃったりして、もう趣味か?って感じで。

もちろん、たくさんの赤字だったら続かないし、そもそも生産農家の技術や手間が報われるようにと願って始めた育種だから、手間に見合った報酬が得られるようになる、というのが希望なんだけど、たぶん10年も続いたのは利益がなくても花たちがお世話に見合った喜びを返してくれるから。
「誘惑」のようで「恩返し」かも。
もしかしたら勘違いで「中毒」、とか「病気」かもしれないけれど、だとしても死に損なってさえやめられない魅力があるわけで。

これはたぶん生命体としての幸福感・・・利害抜きで共感できた!ってことじゃないかと、最近は思います。











2016年5月18日水曜日

ドレスデンの誘惑1

思うように体は動かなくなっちゃったし、持久力も体力もほとんどないから自力での作業は不可能に近く(誰かに助けてもらわなくちゃ何も出来ない)、仕事は出来高だし・・・
美大講師は現実的でなく辞職したし、育種も廃業する、つもりだったのに。

ドレスデンの恩返し(過去ブログ参照)があって、人の心を動かすことが出来る「美しいもの」を再び植物と協力して形にするということに目覚めてしまったみたいです。
これは、もしかしたらドレスデンの誘惑、というよりは陰謀かもしれませんね(笑い)

それで、まだ満足に歩けないくせに、今年は少しだけ種採りすることにしました。
以下、これは去年の秋、ベッドから見える縁側のスペースで種まきしたものたちです。

一重咲の赤い絣模様にイエローフェイスのもの一般的なパンジーにはない色

ブルーバタフライ・・・湘南プリーズカラーのバタフライ咲を希望しました。
後半、花弁が少し多い花も

ラベンダーレースのバリエーションで、明るいピンクにライトブルーが少しだけにじむ。この色は乾燥や光線に弱く、ベランダの環境には耐えられないので交配はしなかった。

湘南ブリーズ・・・下田農園さんお気に入りのほぼ固定したもの。
ブルーは安定しにくい色で、土壌の成分に左右されると感じています。

バイカラー(花弁、上の2枚と下3枚の色が違うもの)で、上弁ふちが白く縁どられる、
いわゆるエッジ、日本語では覆輪、の丸弁→ラウンドレース

これもバイカラーでフリルが強いレース咲 色は上弁が淡いブルーピンクで下弁は白。
花弁はそんなに弱くなさそうなので交配に使ってみました

フリルレースの兄弟たち

これもたぶん兄弟のフリルレースで、花弁が丸いから。ライトピンクラウンドフリルレース、といった感じ。カナリアや湘南ブリーズみたいに、きちんとイメージから名前が浮かばないので、形態・色彩そのまんまの仮称です。

2016年5月17日火曜日

シジュウカラ2

シジュウカラ1の続きです。

じつはシジュウカラは一昨日(5月12日)、(たぶん無事に)巣立ちました。
ちゃんと巣立ってほしかったので、巣立ってから原稿を送ろうと待っていました。

昨日一日、シジュウカラの気配はなく、たぶん一昨日中くらいに巣立ったのだろうと思います。
その日も午後から老人ジムだったので、親鳥は一日忙しそうでしたが、雛の姿は見られませんでした。

8羽のうち、生き残って来年巣作りできる子は1羽居るかどうか・・・
でも、我が家のポストを選んでくれたのも何かの縁なので。
巣立ちまでを見守りたかったのです。

2016、5月15日、シジュウカラ巣立ち後
野鳥や植物は人類と同じ種類ではありませんが、それぞれ意志を持ち、彼らとも何がしかの交流や助け合いが出来ると、感じてしまうのはどうしてかしら?

仕事場の玄関からしきりに中を覗いていたシジュウカラとも何かが繋がった気がしたのですが・・・
仕事場の中にはわたしが作った似せものの鳥たちや、生きものたち、木の箱などが並べてあるのが、見えたのかもしれませんね。

画像はわたしのと、協力してくださった方からのいただきものです。

シジュウカラ卵
シジュウカラ生まれたて
シジュウカラ雛
抱卵期間、巣立ちまでの期間ともに約2週間という知識はあったのですが、中を覗くわけにもゆかず、詳細に記録出来たのも物忘れ女王のとしちゃんはじめ、みんなが好奇心に負けず、見守ってくれたから。

空の巣箱
空の巣箱から取り出した巣を小さな段ボール箱に入れものです。
今年中に再度巣作りをする可能性もあるらしいので、とりあえずお掃除して空き家にしてもらいました。
苔の厚さに驚きました。
小さな小鳥が何回で運んだのでしょう・・・しかも何度か捨てられたのに。

むちゃぶりのわたしに付き合って代替の巣箱を探したり設置してくれたスタッフにも感謝、です。

2016年5月16日月曜日

シジュウカラ1

はじまりはある春の日、というか、3月23日でした。

退院してからもうまる2年が過ぎ、その年の初夏から通っている通所施設(わたしが密かに「老人ジム」と呼んでいる半日の体力維持に特化したデイサービス)の送迎の朝のことでした。
門の近くに2羽のシジュウカラが居て、近づいても遠くに逃げません。


で、その日の帰り(半日なので昼食後に帰宅)、郵便ポストをチェックしたら、中に苔がぱらっと入っていました。

???



いたずらかしら?

しかし、そこで朝のシジュウカラを思い出し、えっ巣作り?

どうしよう?

現役のポストは新聞も入るし郵便物も。
物忘れ女王のとしちゃん(母です)はポストチェックが大好きで毎日何度でも開けてみたいし、新聞屋さんは朝早くていつ来るかわからないし。
で、貼り紙をしたり母を説得したり、代わりの巣箱を用意(下の写真2つは代わりに用意した巣箱です)したり・・・



しかし、何度か運んだ苔を捨てられても、シジュウカラさんはあきらめませんでした。

「オトナの務めはあきらめないこと」と思ったのかどうかはわかりませんが。

そして、窓にやってきてはコンコンとつつき、何か言いたいようですが・・・
わたしやスタッフが見える窓辺や入り口のドアにだけ何度も来て中を覗くので、あきらかに人が居ることを前提にポストに巣を作ることに決めた?らしく。


そしてとうとうわたしは絶対ポストとして使ってもらえるような「代わりのポスト」をホームセンターまでスタッフ同行で買いにゆき、今までのポストより道路から近くに(新聞屋さんがへそを曲げないで入れてくれるように)セットしてもらいました。
それでもしつこく窓を覗くので、羊毛の綿も用意させていただきました。


以前、同じように工房角にあるヒメシャラの木に、キジバトが巣作りをし、直径2メートルくらいの範囲にメジロとヒヨドリが巣作りした年がありました。
それは「春はどこから」(ダウンロードページあります)にも描いたのですが、あの年はヘビが異様に多かったので。
今年もヘビが多いのかな?とか。

犬たちが居なくなってから、わたしも自由な歩行がほとんど出来ないので庭を歩かないし、野良猫みたいなのが3匹くらい、我が家のように昼寝していたりするせいかもしれません。近ごろカラスも多いし。

そんなこんなでシジュウカラさんを店子に迎えました。

彼らは子育てのとき、夥しい数の虫をとりわけわたしが一番苦手な「やわらかい虫」を捕まえてくれるので、庭の虫取りを雇ったようなものです。
家賃は肉体労働で、といったところでしょうか。

2016年5月9日月曜日

ドレスデンの系譜その2


今年は熊本で大きな地震があったり、最近も春先なのに台風のような風が吹いて
変っちゃ変だけど。
当地の天候的には雨が適当に降って、ここ数年毎年のようにあった4月の干ばつ
がなかったので、ほぼ平年並みの初夏と言えそうな感じです。

昨年の秋に、植物関係の助っ人が下田農園さんから拾ってきてくれた「綺麗どこ
ろ」と、春になってから下田農園さんが「売るにしのびなくてとっといた綺麗ど
ころ」がいくつか帰ってきて。
もう、「種採りは出来ないから辞める」つもりだったのに。
ドレスデンの恩返し、や誘惑があって。

助けてくれる人たちがいるってことや、ドレスデンが帰ってきたことは「やめちゃだめ」ってことかも、と。
ま、勘違いかもだけど。

ま、人生99.9パーセントは慣れで、0.1パーセントは運だし、ほぼ勘違いで出来てるようなものだから。

出来ることはやってみるべし。

出来ないことはやろうとしても出来ないわけだし。

てなことで、今年は少し交配、種採りをしてみました。

綺麗どころのバリエーションはいくつかあるのだけれど、これはドレスデンの系統ということでくくってみました。

下田農園さんから帰ってきたものと、うちの冷蔵庫で寝てたのと。

NO11,NO3,NO4 は、下田農園さんセレクトの。
NO15は、冷蔵庫で寝てたライムグリーン狙いのドレスデンの素。

ほかは冷蔵庫で寝てた種を昨年の秋に縁側で少しだけ蒔いた中から出てきたやつで、NO15の兄弟と思われるもの。
驚いたことに、最初シングルだったドレスデンの素のなかの一株は後から花弁が増えてきました。