自然界の偽り

「偽もの」はきらいですが・・・

わたしは嘘つきでした。

偽物づくりは人類の専売特許ではありませんでした。
自然界にも「偽」はあったのでした。

それは、最近の映像技術によってお茶の間でも鑑賞できる「熱帯雨林」の中や、世界各地の植物や昆虫たち、魚類の「技」でした。
どちらも人類に比べたら何倍ものキャリアを持つ大先輩ですから、人類の浅知恵ではとてもかないませんね。

これに気付いたきっかけは、一昨日の朝、玄関先で誰かに踏まれた「ナナフシ」。教えてくれたんですね、きっと。

彼らは枝に化けて、生まれたての赤ちゃんでさえ風に揺れている「振り」が出来るのです。タツノオトシゴやヨウジウオ、タコなど、海の生きものやある種の魚も、でした。チョウチンアンコウが自前の疑似餌で「釣り」をするのも。「ハナビラカマキリ」なんて、自分が花に化けて獲物の昆虫を騙すのですからね。たいしたものです。
蘭の一種は♀蜂に似せた花の一部を使って♂蜂に受粉を「手伝わせ」たり。


玄関先で踏まれていたのは「トゲナナフシ」みたいでした。




この前、居間の外に居たのをスマホで撮影したのがありました。普通のナナフシよりごつくて大きいです。

ちなみに、ネットで調べてみたら・・・ナナフシが日本に20種類もいたとは驚きでした。

追加!
先日玄関先で発見した派手な毛虫。
ネットで調べたら「リンゴドクガ」というらしい。派手な色は「毒入り危険 食べられません」と言っているらしいのですが、じつは毒は無いのですって。警告という擬態の一種ですな。

まあ、芸達者なこと。


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