今年のウグイスとみつばち

目に青葉、の季節です。

裏庭(南側なので本来は表かも、だけれどベッドサイドに面していてガラス越しに外が見えます)にはさまざまな生きものがやってくる季節になりました。

先日は3羽のガビチョウ(もともと東南アジア産の鳥で、輸入されたのが逃げたか放されたかして増えたものが箱根方面からやってきた)がすぐ近くまで寄ってきて。あんまり可愛くなかったけど。
シジュウカラ、ウグイス、メジロ、ヒヨドリ、この季節はスズメの親子も来たりして、ほほえましい限り。

親子連れは植物を食べちゃう虫たちをたくさん食べてくれるので大歓迎。
だから、ガビチョウやソウシチョウといった帰化鳥が繁殖するのも、生態系にとってはマイナスだと思うけれど、ちょっと歓迎だったりもします。農薬は使いたくないし。そもそも農薬どころか水やりも手入れも何も出来なくなっちゃったからね。連れてこられた彼らに罪はないし、排除する方法もなし。

たまにはヤマガラやコゲラ、エナガなんかも来てくれる、自然界との窓口。

ところで、今年のウグイスはやたらさえずりがうまい。

確か一昨年、うちの周りのウグイスはさえずりがへたくそで、「聞きなし」(鳴き声を漢字や人の言葉に例えるなど文字にすること)では「ホーホケキョ(法法華経)」ではなくて「ホーホチョピー」と鳴いていた。
あまりへたくそなので、口笛で何度も「ホーホケキョ」と吹いてやったのだが・・・
今年のウグイスの上手なこと!「ホーホケキョ」「ケキョケキョケキョ・・・」と、谷渡りと呼ばれる、どうやら警戒音らしいのだが、それが続くこと続くこと。

まさか、口笛に学んだわけではないだろうが、本当に久しぶりにまともなさえずりのウグイスに出会った感じがします。

おニューのスマホで撮ってみたキンギョソウ

同じく撮ってみた、もう終わりかけの桃色藤

ミツバチ巣箱

キンリョウヘン(ミツバチラン)

そういえば、今年は珍しく3種類のスモモが同時に開花し、ヒラタアブを見かけないのが気になるけれど、スモモの結実には少しだけ期待しています。自家受粉しずらい品種もあるので、花は咲くけれど毎年ほとんど実がならなくて。
最近「トウヨウミツバチ」(セイヨウミツバチに対して日本に在来しているミツバチのことをそういうらしい)が激減しているらしい。伊豆の各地でも以前はよく線路脇などに置かれていた巣箱を見かけたのだが・・・

ミツバチ飼育をしたがっている地元在住の友人が、伊豆半島の養蜂をやっている人から聞いたとか。
その友人からいただいた「ミツバチラン・・・キンリョウヘンという名の園芸植物」は今年もつぼみを付けていて、3年前から置いてあるうちの空き家に入ってくれることをあきらめてはいないのだけれど。
この蘭は黒い色をした毛虫の好物らしく、去年(6本出た花茎のほとんどを食われてしまった)も今年も毛虫が登ってきて、ちょっとかじられてしまいました。今年はクサガメが入っていた衣装ケースの上に園芸用のポットケースを伏せてある上に載せてみたら、今のところとりあえず無事。

先日、パンジーに来ていたトウヨウミツバチ、例年1匹しか見かけないのを今年は2匹見たから、絶滅したわけじゃないんだと思う。

巣箱の向きが北だったのを東に変えてみました。
3年目だから新築じゃないけど、設置品というか新品同様の新古住宅、いかがでしょうか?みつばちさん!

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