さとやま暮らし

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2014年10月16日木曜日

ねこの思い出 その3

あるとき、店にバスケットに入れられた中猫(子猫より大きくオトナ未満)が置かれていました。白黒のやや毛の長いねこでした。
先住の「ちぃ」ちゃんはいじめることなく、「ちびくろ」と呼ばれていた彼はいつも「ちぃ」の後をついて歩いていました。

初対面のとき、彼は「ついてこいよ」といった感じで鳴きながら、駐車場の横に作っていたハーブ畑を案内してくれました。とてもフレンドリーで、どちらかというと犬のようでした。肩まで登ってきて頬ずりしたり、にゃあにゃあおしゃべりしたり。店主の友人は「どんくさい」と言ってましたが。いつも自転車のかごの中で昼寝していて、駐車場の車が動いても逃げないからです。

変わったねこだなぁ、と思っていて、かわいいのでもらって帰ろうかとも思ったものでした。その後、ちぃちゃんの後をついて歩いている彼が、塀の上を歩けないことに気が付きました。
側対歩…ラクダの歩き方で、右手・右足が同時に出る歩き方です。これじゃ塀の上、歩けないわけです。歩こうとして落っこちます。
そんな彼でしたが、ちぃと一緒にとても楽しそうに毎日を過ごしているように見えたので、もらって帰るのはやめました。
そして、それから冬が来て、お客さんの車に轢かれて「ちびくろ」は短い生涯を閉じました。とてもヘンテコで、天使のような猫でした。

下の画像は「ちびくろ」をモデルにしたぬいぐるみ。実際の写真は残念ながらありませんでした。作っているときも近くに来ておしゃべりしていたような気がします。


クラフト教室で作った「クロモジの枝製かご」を飾った店の入り口
店内

クラフト教室の観葉植物用かご
クラフト教室も、猫たちも、ときどき焼いていたシフォンケーキも、どれも今はセピア色です。

このほかにも猫とのつきあいは、自分で飼ったことはないのですが、迷い子猫を3週間くらい預かったり、近所で目ヤニか何かで目が明かないオトナの野良猫の目をティシュでふいてあげたら、その猫よりもっと具合の悪そうな猫を彼が連れて来たり・・・
母猫が子どもを1匹置いて行ったり・・・

と、感情があるとしか思えないやりとりが幾度かありました。
犬とは、石器時代からの遺伝子レベルのお約束がある気がしますが、猫とは、人と同じような個体間の関係があると感じています。


猫でもいいから飼いたいな~と思うこの頃ですがまだ自分の世話も出来ないので当分お預けです。

そのうちきっと、また何か出会いがあるかな、と期待しています。

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