さとやま暮らし

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2014年6月2日月曜日

本2冊ご紹介

少年写真新聞社というところから出版されています。
「見てびっくり 野菜の植物学」と「食べられたがる果物のヒミツ」の2冊です。

著者は盛口 満さん




制作を担当された方はずーっと前にあかね書房から出版された、「やってみたいなこんなしごと」でぬいぐるみの本を書いていただいた、写真家の細川剛さんの後輩にあたる野本さんで、年賀状のお返しに近況をお知らせしたら、送ってくださったのでした。

盛口さんとはお知り合い、という関係ではないのですが、以前参加していた科学関係の勉強会でお招きしてお話しを伺ったことがあって、そのときお目にかかりました。あちらには失礼かと思いますが、生きものに対しての見方や感覚でとても近いものを感じていました。世代も近いからかもしれません。

制作を担当された野本さんとは、以前「生物多様性国際会議・・・COP10」のときに、それに合わせて行われたNHKのイベントでフロアミュージアムを展示したときに会場で初めて、偶然お会いしました。ぬいぐるみの本は発行から20年が経ち、すでに絶版ですが、小学校の図書館にも納めていただいたのでやまね工房にとっては歴史みたいなものです。制作にはほぼ1年をかけて、生きものの取材からわたしの生活、ぬいぐるみが出来るまでの工程や展示まで、それまでのぬいぐるみ業界とは全く違う、やまね工房流をまとめてもらったと思っています。

で、この本ですが、「あ~やられちゃった!」って感じ。

わたしが常々植物に対して思うこと、つまり、植物にも意志があって、そのバリエーション(多様性)ゆえにほかの生きものも生きている、ということが楽しくて美しい、著者による作画から匂い立つような絵本に仕上がっています。
写真というリアリティを扱う立場で、敢えて絵という似せもので仕立てたのは、おこがましいのですが、どこかわたしの表現と共通するところがある気がします。
まあ写真も、リアルなものを使って撮ったひとの感覚表現をするわけだから、表現ということでは同じかもしれません。

本もある意味作品だし、手作り感あふれる手元に置きたい一冊です。

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