さとやま暮らし

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2014年6月26日木曜日

写真

これは先のクラフト作家で園芸家の友人手作りの「シフォンケーキ」ヨーグルトとブルーベリーを添えてこの方はお料理やお菓子もお上手なんです。今回もいろいろ持参いただいたので、とっても助かったし美味しかった!

先日、クラフト作家で園芸家の友人が、持ってきて植えてくれたバジルとっても元気!

出来ないから…控えていた生協の植物、これからの季節でも大丈夫な暑さに強い系のシングル咲の球根ベゴニア、前にあった品種名は「ファイヤークラッカー」だったと思ったけど・・・誘惑に負けて買ってしまった・・・

最近お付き合いのある、長野の園芸農家さんが持ってきてくれたアンゲローニア。ここ数年、我が家の玄関先は犬友でもあるこのお二人が作る宿根草の苗などでいつも花いっぱい。去年の夏、主が不在な猛暑を越えて、今年の春を出迎えてくれました。

これは一昨年の秋に自分で播いた「エキナセア」宿根草でハーブでもある。最近流行り。様々な種類もあって。

これは、園芸農家作の「エキナセア」と「ユーフォルビア」、「斑入りペチュニア」の寄せ植え

これも禁断の生協植物、大好きな「ツンベルギア」アフリカ出身のつる植物で、毎年種をまくのだが・・・やっぱり誘惑には勝てませんでした。真ん中の黒い「目」が素敵!

2014年6月25日水曜日

お知らせを2つ

ひとつはローカルFMのラジオ
エフエム熱海湯河原 Ciao! 79.6MHz
6月26日 木曜日 18時30分~
「高瀬一郎のゆの町横丁」
もう明日だし、思い切りローカルなんですが・・・
以前にも一度、別の番組で自然について話をさせてもらったことがあって・・・近所なので先日収録に行ってきました。高瀬一郎さんは地元在住の演歌歌手、共通の話題は植物と犬でした。




もうひとつはNHK、6月27日(金)総合テレビ19時半~
これは東北震災のとき、保護された犬が今回で4回、災害救助犬にチャレンジするという物語で、アナウンサーの永井伸一さんがナビゲーターです。
永井さんは、以前、「COP10 生物多様性国際会議」のときのNHKで行ったイベントの折に、やまね工房が持って行ったフロアミュージアムを放送で紹介してくださいました。その折、好奇心を持って、市民の目線で紹介していただけたと感じました。で、今回、放送の途中に一瞬現れた番組の宣伝に目が釘付け・・・

「じゃがいも」と名づけられたその犬は、雑種らしいのですが、昨年相次いで旅立ってしまったわたしの愛犬、フラットコーテッド・レトリバーによく似ています。もしかしたら、その血が入っているかもしれません。まるっきり、飼い主ばか、かもしれませんが、レトリバーは働く犬で、我が家の2頭もお仕事が大好きでした。
とくに♀の「はる」は、外から見えない、扉付きの棚や、トイレにものを隠して、吠えて教えたり、扉にバンダナを結んでおいて自分で開けさせたり、またあとから扉を鼻で閉めたり、階段やはしごを登ったり、いろいろなことが出来ました。
もう少し暇があったら、ちゃんと訓練して一緒にお仕事できたのにね。
それどころか留守番ばかりさせてしまった・・・

この入院で、わたしはいろんなことを学びましたが、「オトナの務めはあきらめないこと」もその一つです。震災の後、何も変わらないように見える社会の裏側で、報道や生き方の中に、変わりつつある確かな芽もあるような気がして。
この番組のテーマも、あきらめないこと、なんですって。

2014年6月23日月曜日

続・箸休め

今日は昨日の炒めものをリフォームして、朝ごはんに粗挽きソーセージと卵とプチトマトを足したのにシュレッドチーズを載せて。冷凍の雑穀入りロールパンと。

午前中に以前から親しくしていた母の習字友達が来てくれたので、金曜日に頂いたシフォンケーキにヨーグルトと生協で買った生のブルーベリーを載せて、ペパーミントほうじ茶でいただきました。お湯をティーポットに入れるときだけ、お客さんにやってもらって。お茶は向島園の。ミントほうじの他にカモミール玄米茶もあって、どちらもお気に入りです。とてもおいしいし、なんだかリラックスするんだよね。

それから、お昼は朝にまた残ってしまったフライパンの中身に、もやしとキャベツを足して、買い置きの焼うどん・ソース味、一人前を母と半分こ。ほぐれにくかったので、冷蔵庫に残ってて酢になりかけてた白ワインと、いっぱい持ってきてくれた生バジルも載せてみたよ。具がいっぱいだから量もちょうど良かったし、これが意外とうまかった!

このようにして、週に1度の食材を使い切ることもけっこう難しい。
でも、このごろいくらか慣れてきたし、少しは量も食べられるようになったので、食材を捨てることはめったにありません。

もちろんそれはあたりまえのことで、ちっとも偉くないけどね。

2014年6月22日日曜日

旬の箸休め

入院仲間だった大島の女性が、新じゃがを送ってくれました。
札幌の親しい友達からはアスパラガスが届き・・・新鮮な旬のものは絶対体にもいいよね。

どうやって食べようか?

3色アスパラガス

小ぶりの新じゃがは丸揚げで食べたいけど・・・油を使った料理はまだ早いし。
で、半分に切ったじゃがいもを皿に並べてまずレンジに入れ、それからオリーブオイルを大目に入れた小ぶりのフライパンでじっくり熱して、ひっくり返してから3色アスパラを入れ、固いという母のために弱火で半揚げ。ここで余分な油はペーパータオルを敷いたボールに空けました。

最期に生協のミニトマトと、昨日来てくれた少し年上のクラフト作家であり園芸家でもある友人が育てたバジルをたっぷり入れて・・・味付けは甘塩と粗挽き胡椒。
仕上げに1個だけ残っていたニューサマーオレンジの果汁とパルメザンチーズをかけました。

美味い!

フライパンひとつで出来る3色アスパラと新じゃがのバジル炒め

大きいトマトはたまにはずれがあるけど、ミニトマトにははずれがなくて、とてもおいしいので毎週必ず買います。もう冷蔵庫に入れないと少しの水分で痛むから、出し入れはちょっと大変だけど、これもリハビリ。

2014年6月20日金曜日

紫陽花の季節、近況

梅雨の晴れ間・・・というか、大雨が降って風が吹いたかと思うとからっと照って暑かったり・・・朝晩肌寒かったりして油断ができません。

暑いとだるいし、寒いと動きが悪かったり、頭が重かったり・・・おまけにたぶん回復してきているんだろうけど、痛みや肩こりが帰ってきて前よりつらい・・・体の可動域はかなり広がったし、食事も以前のように苦痛ではなくなったので、少なくとも退院時よりは「良くなった」と言えるのだろうけど。そして何より飲食も出来ず、寝返りも自由にならない寝たきりが数か月もあって、半年の入院を経た今なんだから、上出来ということなんだろうけど。

やはり入院を経験した方と最近した会話に、退院後こんなに疲れるなんて、というのがあったんだけど、わたしの場合、そもそも疲れたという感覚もリセットされているようでした。だから、この状態が日常ということで。

ピラミッドアジサイ

まあ、何か考えたり、自己流にストイックになっても、役に立ちそうもないから、この状態を楽しもうと腹をくくりました。
男前でしょう?最近、性別にかかわらず「おとこまえ」という言葉を使うことが増えた気がします。かっこいい生き方や所作をそう言ったりしますよね。
別に女性が女々しいということでもなくて。で、なにが言いたいかって?

つまり、日常の中に予定というものを設定することが困難な状況、というか自身の体がそういう以前の日常とは異次元のものになってしまっている、という事実。
そして、目標や目的は必要だけど、それと予定とは別物で、その目標のために今何が出来るかということ。
そしたら、まず毎日が苦痛じゃなく生きられることや、無理じゃなく日常的に体を動かすこと。とにかく筋力はだいぶ回復したけど、垂直はまだわからないし、公共交通機関、すなわちバスや電車に乗って外出することはまだ夢のような話。
買い物は100パーセント生協なので、それは切迫していないけれど、付添が必要な母との暮らしでは、このままでは続かないと思うのです。だからと言って、がむしゃらには動けないし、再発したら次は戻ってこられないと思うし。

で、1か月検診で、思い切って院長に公共交通機関が使えるところまでリハビリしたい、と言ってみました。最近は保険の制度もころころ変わって、退院してからはなかなか医療機関は使いにくいとか。老人ジムみたいな筋トレ施設にも週1で通っているのですが、なかなか「空き」がなくて。でもそれも続けて2日だけど行けるようになったし。
あと整体とマッサージも月2回。マッサージは整体の先生の奥さまがやってくださる、リンパマッサージみたいなので、アロマオイルを使ったりツボをほぐしたりしてくれます。部分的にはとても痛かったりするけど、神経がつながってゆく感じがします。
筋肉も神経も、再度育てる感じ。

バンマツリとベニガクアジサイ

そんなことをしながら、毎日少しずつ電子ピアノをいじったり・・・
50の手習いで、数年前に始めて、ポピュラーというか好きな曲ばかり。
幼稚園のときに数か月オルガンを習ったきりでしたが、森山直太郎の「さくら」とか、平原綾香の「ジュピター」とか、「カノン」とか。「星に願いを」は難しくてまだ完成していなかったけれど・・・だんだんいろいろ衰えるし。
で、この入院で全部リセットされちゃったので、楽譜も読めなくなっちゃったし。
また1小節ずつ始めて3カ月くらいでようやく通しでスムーズにはいかないけど、なんとか楽譜通りに弾けるようになりました。ちゃんと曲になってる!  もちろん上手じゃないけどね。
最初は楽譜の読み方もわからなくなっちゃってたんだけど・・・人間の脳って、体ってすごいですね!
ほんの少し、仕事も始めてます。
ミミズク類の仕上げとか、小さな展示物とか。
忘れないで、しかもこんなに自分でも信用できなくなっちゃってるわたしに、仕事をくださるなんて、けっこう勇気がいると思うんだけど。

友人、知人やお客さんにいっぱい励まされて、なんとか毎日生きてます。

2014年6月19日木曜日

ヤモリとオオミズアオ

数日前のことです。
夕闇の中、窓の外でぱさぱさという音がして、あ、さてはこの前取り逃がしたヤモリかな、と障子を開けたら、そこにはぼろぼろの羽をしたオオミズアオ(ヤママユの仲間の蛾)がいました。本来、薄い青緑とえんじ色がきれいな美しい虫なのですが、明かりに惹かれてあちこちぶつかったせいか、それとも捕食者に追われたせいか、見る影もなくあちこち破けたりこすれたりして原型をとどめていませんでした。なので、画像は数年前に幼虫が木から落ちたのを拾って育て、我が家で羽化したものです。

数年前、桃や李のの葉っぱで育ち、羽化したオオミズアオ

じつはわたしは生きものはなんでも好きですが、この手の大型鱗翅目幼虫だけは生理的にだめで・・・ゾウがネズミを怖がるように、潰してしまう恐怖があるのかも、と思っているのですが、子どものときは平気だったのに、大人になったらだめになっちゃいました。で、あるとき教材で、カイコとヤママユの幼虫を作る機会があって、そのあと少し改善してその幼虫を育てることが出来ました。うちで羽化したそれは本当にきれいでしたよ。

そして、今朝のこと、朝日が当たる障子に例のヤモリが写っていました。
障子のこちら側から撮れば、逃げられることなく撮影できそうです。

障子の室内側から見たヤモリ

不自由な足音を忍ばせて、そっと近づいたら・・・お日さまの当たり具合は?で、ほんの数枚ですが、そしてシルエットですが、ばっちり撮影出来ました。
あれからずっと、このサッシと障子の間で生活していたとみえます。
そして、そのあとしばらくしてから屋外に落ちて、脱出成功!
で、サッシの敷居になにやら白いふわふわしたものが・・・それはなんと、ヤモリの抜け殻でした。先日からときどき、ぱたぱたと音がしていたのですが、ここに住まって脱皮もしたんですね。干からびてなくて良かった!!
良く見たら、頭や顎の、そしてあのぴらっとした手まで、薄くてふわふわしてる皮には細かい鱗が。たいていは風で飛んでしまうか、もしかしたら食べてしまうのかもしれません。今日はそのひまがなかったのかもね。

ヤモリの抜け殻

その後、同じ敷居に、室内でときどき夜間に見かける巨大なクモが潜んでいました。ヤモリもそうですが、彼らは気持ち悪いだけで実害はなく、むしろ家の中に入り込んだ実害のある虫、ハエや蚊、ゴキブリなどを捕食してくれる、天然の殺虫剤です。時々、彼ら自身を潰してしまうという恐怖はありますが・・・
てなことで、ある日の博物誌。出かけていかなくても、けっこう事件や出来事に巡り合うものですね。

アシダカグモ

クモのに名前を調べてました。「アシダカグモ」。
意外にも外来種で、ゴキブリの天敵だそうです。一説にはゴキブリ駆除のために移入されたという説もあるらしい。
南方系で、寒いのは苦手らしい。ゴキブリもそうだよね・・・
だから、北海道にはゴキブリがいないそうです。うらやましい!

2014年6月16日月曜日

シロバナネムノキ

梅雨入りと同時に台風が発生したり、びっくりするくらい暑くなったり、雹や竜巻の注意報が出たり・・・洪水になったり、妙に乾いたり。
ほんとうに、日本はアリゾナか?って感じの昨今です。


最近、介護保険のデイサービスに週1日通わせてもらってるんですが、送迎してもらって、座ってする簡単な体操や、軽い歩行訓練、あとマシンを使った筋力トレーニングなど。老人や身体障害のある人向けのジムみたいな感じですね。
家にいるとなかなか定期的に効率のいい運動が出来ないので、母と一緒に行っています。朝8時半くらいからお昼まで。

ここのお昼、切り干し大根やおからなどのお惣菜と、揚げ物や餡かけなど手の込んだものと、たまにはデザートにカルメ焼きみたいななつかしいものを出してくれて、評判がいいのです。ちゃんと手間をかけて「おもてなし」してくれます。

入所者も預かる施設ですが、手間暇を惜しまず、通所者の庭で咲いた花をいつも飾ったり、室内から見える小さな庭に、様々な植物を植えたりしてくれています。昨今は仕出しのお弁当を使うところも多く、残念ながら手間のかかることは排除するという考え方もあるようですが、ここにはそういうゆとりが確かにあります。
だから、評判がよくてなかなか空きがないんですけどね。
で、何が言いたかったかと言えば、送迎の途中で熱海地方の海岸線を通るのですが、ここに植えてある「ブーゲンビレア」や「ブラッシノキ」の花が今年は格別美しい気がして。「ブーゲンビレア」は当地でこの頃はやりの植物で、海岸近くの平地はほとんど霜が降りないので、これからもっと温暖化すれば、公園などの植栽にも向くと思います。一方「ブラッシノキ」はずいぶん前に移入されてから、耐寒性はあるものの、きれいに咲いた姿は見たことがありませんでした。

それが今年、通所の送迎で通った道筋で、それはみごとに木全体が真っ赤になるほど咲き誇っていました。あんなにきれいに咲いたのは初めて見ました。
思うに、この植物は南半球出身で、乾期と雨期がくっきりした環境が、いままでの四季にはそぐわなかったのかも。それが昨今の気候変動で、「ブーゲンビレア」にしても「ブラッシノキ」にしても、原産地の気候に近づいたりのでは?と、ひそかに考えています。良いことかどうかは別として・・・




画像は庭で今年も咲いた、初夏の夕刻を彩る、と言っても花、というか白いしべの「シロバナネムノキ」夕方の風のせいで、アップの方はちょっとピンぼけ・・・

2014年6月4日水曜日

本の紹介です



これは日本の出版社、六耀社による「北欧フィンランドのフラワーデザイン」です。
フィンランドに単身で渡って、あちらのフラワーデザインを学ばれた、ヘンティネン・クミさんが著者です。
フィンランドでネイチャーガイドなどをされている、宮澤さんが送ってくださいました。宮澤さんの写真も使われています。

わたしも、この仕事をする前は花屋で、フラワーデザインの世界に10年くらい居たので、とても懐かしかったです。
日本のフラワーデザインはもともとヨーロッパから入ってきたものですが、生け花や直盛りといった庭の手法も融合した、自然観のあるものです。

世界のフラワーデザインも、最近ではより自然観的?になってきている気がします。北欧では冬が長く、サンタクロースの故郷ということもあって、クリスマスや、春を待つイメージのデザインが素敵です。アレンジに自然物を取り入れたり、わたしの大好きな小球根やモスを使ったもの、植物の持つ生命力や季節感をどう生活に持ち込むか・・・それはきっとその地域の自然と付き合うことによって生まれるのかもしれません。

わたし自身、花屋時代の自然観は数か月滞在した網走の環境が元でした。
たぶん今も、網走の冬から春を過ごしたことは、わたしの創作のすべての元になっていると思います。

久しぶりに、クロモジの小枝でかごを編んで、小さな観葉植物を入れたことを思い出しました。近くの小さなレストランで、10年ほどそんな教室をしていたことがありました。

著者は日本に帰国されて、フラワーデザインの仕事をされるようです。

2014年6月3日火曜日

箸休め…ある日の昼食

おかゆの方は、杏仁霜のミルク粥(庭で芽生えていたウコギとおかかの佃煮風をかけた)、カット野菜のサラダミックス(生協)に、温泉玉子、ハム・トマト添え、それともやしのみそ汁

もうひとつはマルちゃん正麺のうどん、トマトとキャベツと温泉卵、これは一人前を母と半分こ温泉卵は容器に熱湯を注いでさめるまで置くだけでできるやつ・・・一度に2個




食欲がなくて。
作るだけで疲れちゃうし、買い物は生協だけなのでなかなか。

でも、糖分や油分は体に悪いかな?と思って・・・
再発の恐怖もあって、サプリもいくつか始めました。しかし、どう考えても決定版はありえないし。そうだ!とりあえず食べたいと思うものを食べよう!と腹をくくりました。以来あまり体にいいか悪いかは考えず、果物やお菓子も食べています。どっちみち、いっぺんにたくさんは食べられないから。胃も縮んでるしね。

前はカット野菜なんて・・・と買わなかったんだけど

いまは食材も生協や通販で手に入るし、冷凍食品もいろいろ技術も向上してるからおいしくなったし・・・
何より色々買って下ごしらえするのってけっこう大変で、しかも全部は食べきれない。購入した食材を消化するのって、もちろん病を得る前から大切だったんだけど、処理が楽だとなかなか・・・考えてたつもりだったけど、甘かった。

2014年6月2日月曜日

本2冊ご紹介

少年写真新聞社というところから出版されています。
「見てびっくり 野菜の植物学」と「食べられたがる果物のヒミツ」の2冊です。

著者は盛口 満さん




制作を担当された方はずーっと前にあかね書房から出版された、「やってみたいなこんなしごと」でぬいぐるみの本を書いていただいた、写真家の細川剛さんの後輩にあたる野本さんで、年賀状のお返しに近況をお知らせしたら、送ってくださったのでした。

盛口さんとはお知り合い、という関係ではないのですが、以前参加していた科学関係の勉強会でお招きしてお話しを伺ったことがあって、そのときお目にかかりました。あちらには失礼かと思いますが、生きものに対しての見方や感覚でとても近いものを感じていました。世代も近いからかもしれません。

制作を担当された野本さんとは、以前「生物多様性国際会議・・・COP10」のときに、それに合わせて行われたNHKのイベントでフロアミュージアムを展示したときに会場で初めて、偶然お会いしました。ぬいぐるみの本は発行から20年が経ち、すでに絶版ですが、小学校の図書館にも納めていただいたのでやまね工房にとっては歴史みたいなものです。制作にはほぼ1年をかけて、生きものの取材からわたしの生活、ぬいぐるみが出来るまでの工程や展示まで、それまでのぬいぐるみ業界とは全く違う、やまね工房流をまとめてもらったと思っています。

で、この本ですが、「あ~やられちゃった!」って感じ。

わたしが常々植物に対して思うこと、つまり、植物にも意志があって、そのバリエーション(多様性)ゆえにほかの生きものも生きている、ということが楽しくて美しい、著者による作画から匂い立つような絵本に仕上がっています。
写真というリアリティを扱う立場で、敢えて絵という似せもので仕立てたのは、おこがましいのですが、どこかわたしの表現と共通するところがある気がします。
まあ写真も、リアルなものを使って撮ったひとの感覚表現をするわけだから、表現ということでは同じかもしれません。

本もある意味作品だし、手作り感あふれる手元に置きたい一冊です。