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年末年始の営業について

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今年も大変お世話になりました。 ありがとうございます。 年末年始のお休みですが12月26日(水)~1月5日(土)までとなっております。 通販のご注文は休みの間もお受けいたしますが発送は1月6日からの発送になります。 お休み期間中でもお電話いただければお店を開けて対応させていただきますので、連絡をお願いします。 それでは、良いお年を!

クリスマスセールと作品販売

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本日よりクリスマスセールが始まりました。 全商品10%OFFでお買い物していただけます。同時に一点作品の販売も開始しました。一点作品に関してはセール対象外となります。 一点作品についてご紹介します。 しまふくろう 北海道に住む大きなフクロウの仲間であるしまふくろう・・・ 昔、川面がすべて魚で埋まるという豊かな大地に暮らしていた。 だが、近代魚はほとんど人が捕まえ、人工的に管理するようになって彼らが捕らえられるのはおこぼれだけになってしまった。 そして、狩りがへたくそなこの大きくてアイヌの神でもあるふくろうは絶滅寸前というところまで減ってしまった。 北方の地にもいるらしいが、資源開発の手が進めば同じ運命をたどる危険性もある。悲しいことだ。 ということで、やまね工房の「しまふくろう」は現存する北海道のしまふくろうよりもたくさんたぶん作ったと思います。 しかしながら、日本における零細縫製業も同時に絶滅の危機を迎えとうとう材料が手に入らなくなってやむなく製造中止に。 それから数年経ちましたが、偶然廃業される生地屋さんの在庫に似た生地を発見して限定で復刻しました。あと10体くらいしか出来ないので、今回は5体限定です。 野生のしまふくろうには何とか生き延びてもらいたいと思うこの頃です。 今までのすべてのシマフクロウの縫製は遠藤玩具製作所の遠藤房之氏、仕上げは落合けいこです。 むささび 大きな空飛ぶリスの仲間。 しまふくろう同様かつては一時商品として製作していたこともあったのですが・・・ こちらは早々に生地がなくなってしまい、博物館・ビジターセンター用に少量の生地をストックしていたものです。 今回、そのような教材用にいくつかまとまったご注文をいただいたので、少しだけ余分に作りました。 これも材料がもうほとんどありません。 ちょっと高額なのは教材仕様のため、爪や飛膜・骨格などをリアルに制作しているからです。 たぶんもう販売は出来ないと思います。 今回1点限りです。 ひぐまの子 これも限定1点です。 知床のビジターセンター用に作ったリアルタイプの子ぐまと同じものです。 裁断から仕上げまで落合けいこが作りました。 素材はアパレル仕様のフェイクファーで、このような素材はも

いつのまにかまたパンジー・ビオラの季節

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この夏はかつてない暑さそして乾燥に見舞われ、おまけにそれが10月に入っても続いて 植物にとっては何度目かわかりませんが、かなりの試練だったと推測できます。 山の木まで立ち枯れ、当地ではイノシシが里に出て白昼目撃されるありさまでした。 我が家の庭も連日の来訪ですっかり掘り返され、食べられるものは食べ、石や鉢はすべてひっくり返し、 久しぶりに天地返しをしたように耕されてしまいました。 もちろんそこに何か植えてあるかどうかはイノシシの関知するところでなく、石垣の石は落とすし斜面は崩すし。 夜中にラジオを付けたりライトで照らしたり、火を焚いたり案山子を置いたり・・・ いろいろやってみてもさっぱり効果がなくて、市の補助を受けて柵をかさ上げし、ようやく侵入が止まったときには 暑さの最中のこともありすっかりめげてしまいました。 そうこうするうちに美大の授業も始まって、今年の庭仕事はなんだか中途半端です。とはいえ少しだけ自分で種まきしたビオラたちも咲き始め、今年は数軒の生産農家さんから 「花絵本」パンジー・ビオラたちがデビューしているので、苗をごらんになった方たちもあるかもしれません。 そんなこんなで今年は通信販売をする余力もなく、しかし、こんな気候の中でもさすがプロの農家さんのところでは しっかり開花してどんどん出荷され・・・下田農園さんの苗たちも大半が巣立っていったようです。 今年はフリル系のラベンダーレースやパステルバタフライが微妙な色合いできれいでした。 親株はたくさんいただいているのでそのうちご紹介できればと思っています。 画像は下田農園さんで撮ってきました。(携帯撮影です) 前置きがすっかり長くなってしまいましたが、そんなことでやまね工房からの通販はないのですが、 下田農園さんには後発仕立てのものなどまだまだ「花絵本」のきれいどころが咲いているので、 ご希望の方は下田農園さんに直接お問い合わせをお願いします。 下田農園さん 電話:0465-35-2008 住所:〒250-0055 小田原市久野1570 パンジー以外の花苗もたくさん、直売もしているのでお近くの方はぜひ一度お出掛けくださいませ。 好みのきれいどころが自分で選べます♪ それから、イベント 「小田原市農業まつり」(11月17、18日) に出展されるの

小笠原に住むどうぶつ達

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猛暑といわれるような日々が続いています。 暑さのせいだけには出来ないのですが、このところ余裕がなくてブログ更新がなかなか出来ません・・・ 話題だけはいろいろたまっているのですが。 取りいそぎ、旬のものということで、現在展示中の作品についてです。 といっても、場所が小笠原の父島なので、見に行ってね~と気軽には言えないのですが・・・ 小笠原が世界自然遺産に登録されたのを機に、クジラやいくつかのアホウドリ、小笠原に住む小形の野鳥やオオコウモリ、ノスリやアオウミガメなどたくさんの種類をご注文いただきました。教材ということで、いろいろ工夫を凝らし「ぬいぐるみ」のワクを越えたものたちを作ってみました。 オガサワラオオコウモリ 野鳥いろいろ体重入り アホウドリ アオウミガメ 野生の生きものゆえ、現地を訪れてもなかなか実物に会えないことがあったり、また地元の方でも見たことが無かったり、というときに貴重な固有種などをよく知ってもらおうと制作を依頼されたのです。 たまたま保護されたときの対応をレクチャーするときに使ったり、小笠原を紹介する展示にも使われるそうです。 ひとつひとつはいずれまたご紹介するとして、今、ビジターセンターに展示されている彼らをちょこっとご覧くださいませ。 もしも、8月に小笠原・父島を訪問される方がいらっしゃったら、是非彼らに会ってやってくださいね。 今年は猛暑だけでなく、各地でとんでもない大雨が降ったり、竜巻が起こったり、気候変動がますます顕著になってきました。 大きな被害に遭われた地方もあり、去年の震災による大きな傷跡も癒えないまま、新たな災いが起きないように祈るしかないのがもどかしいです。 今まで過ごしてきた四季の移ろいが、いかに絶妙なバランスで保たれていたか、自然の力の大きさや深さをあらためて感じます。 今の時代に生きるものとして、自分の足下をもう一度よく見て考えなくちゃと思うこの頃です。 小笠原ビジターセンターへ

酸っぱい雨?

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久しぶりに東京へ通ったり、パンジー・ビオラの交配や種採りに日々追われていました。 今年も気候がおかしくて、1~2月は寒さが続き、3~4月のいそがしさを予測して早めに交配したパンジーたちは、その後の凍結や落雪でかなり痛んでしまってあまり前倒にした意味がありませんでした。 その後、続く寒さに開花は遅れ気味・・・ そして4月に入って乾燥の日々・・・ ベランダでは一日3回も水やりをするようでした。 オープンガーデンのあたりから爆発開花となり、交配するも・・四月終わりの雨が何だか変・・・パンジーもチューリップも花弁がみなシミになって、そこからどんどん腐ってしまいます。 おかしいな?湿度が高いからかしら?と思いつつ。 雨が上がっても、どんどん枯れる???何だか変。 いつも今頃の雨に当たっても、こんなにシミシミにはならないし、一雨あっただけでべったり腐ったりしないのに。 こんなことは初めてです。 で、ふと思いつき・・・そうだpHを測ってみよう!土壌のpH測定器をけっこう高価だったのに買った覚えがある・・・どこ行っちゃったかな~ と探していると、熱帯魚の水槽用のpH試薬を発見!ちょっと古いけどこれ使ってみよ♪で、結果がこれです。 5月2日の雨水 水道水 室内の除湿水 おたまが池(池もどき) 説明書には熱帯魚の水槽以外には使用しないこと、と書いてあったけど・・・ 水だから同じでしょう。まあ精度は低いかもしれないけれど。 それにしても、鮮やかな結果にかえってびっくり!! ネットで酸性雨を調べたら、基準はpH5.6以下を酸性雨としているみたいなんだけど、 雨水とおたまが池の赤色はpH5に限りなく近く、もしかしてそれ以下?かも。 水道水や除湿水はほぼ中性だから、やっぱり酸っぱい雨が降っているってことだよね。 5月2日は一ヶ月分くらいの大雨だったから、少しは薄まってるかな、と思って再度測ったけどやっぱり同じだった。それより、おたまじゃくしの池もどき、上のほうをすくったせいかもしれないけど無事カエルになれるか心配。それよりこの大雨がすべて酸性雨だったら、各地の川やら湖やら、それから海も心配。 何か原因があるはずだけど、それってずっと

オープンガーデンとプチ展示無事終了

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今年のオープンガーデンとプチ展示は、お天気にも恵まれて雨降りは無し。 4月にずらしたおかげで、というか気候の変調によるものかもしれませんが、いろいろな花がいっせいに開花してまさに春爛漫を楽しんでいただけました。 地元の新聞と、会期に入ってからですが朝日新聞の地域版にも載せていただいたので、たくさんのお客さまにご覧いただけました。 中でも、地元の保育園園児18人と保母さん6人の団体さんやお母さんとこどもたち9人など、 小さなお子さんや94才とおっしゃるご婦人も。 今年は直前まで締め切り仕事が詰まっていて、開催も危ぶまれたのですがオープンできてよかったと思います。 展示のほうは去年まとまったお仕事をいただいた小笠原の生きものたちがメインで、工房内に実物大のアホウドリが飛んでいます。 なぜか最近鳥の製作が多いです。 お客さんも、小笠原つながり、鳥つながり、そして懐かしい同級生の方たちや恩師まで うれしい出会いや楽しい再会があって、充実した5日間でした。 4月半ばからはいよいよ女子美大での授業が始まり、短期ですが久しぶりに東京の空気を吸うことになります。 そうこうしているうちに今年も半分終わってしまいそうです。 そんなこんなで、また来年、庭と作品が出来るといいんですが・・・

パンジー・ビオラ Collection 2012

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国営滝野すずらん丘陵公園 で開かれる「パンジー・ビオラ Collection 2012」、ほんの少しご協力させていただきました。 個人育種の品種を紹介する展示は九州以外ではあまりないですし、たぶん北海道では初めてではないでしょうか。 10品種ほど展示されると思います。近くの方は是非足を運んでみて下さい。 期間は、4/28(土)〜7/1(日)まで。詳細は パンフレット でご確認下さい。 一応、「このへんですよー」ということで地図を貼り付けておきます。 より大きな地図で 滝野すずらん丘陵公園 を表示

お客様からのメールをご紹介

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やまね工房網走店です。 フランスから素敵なメールが届きましたので、ご紹介させていただきます。 こんにちは。お忙しいところ恐れ入ります。 数年前、ぬいぐるみ「野うさぎの子」についてメールさせていただきました。 今回、改めて写真つきで御礼を申し上げたく、再びパソコンに向かっています。 私の父が20年以上前、東北への社員旅行のお土産として「野うさぎの子」を買ってきてくれました。すぐに一番のお気に入りのぬいぐるみになり、夜は一緒に寝て旅行先にも連れて行きました。   ある旅館では、泊まった翌朝、朝食に出ている間にシーツに巻き込まれて持って行かれてしまい、スタッフの方々がリネン室で天井まで届くシーツの山々を崩して見つけて下さったこともありました。長い間シーツをひっくり返し続け、スタッフの一人が「あったー!」と声を上げたときは拍手が上がり、私はやっと泣き止みました。 また、母親に洗濯機で洗われて、耳を洗濯バサミではさまれて物干し竿に吊るされている姿を見て泣いたり…たくさんの思い出があります。 結婚をした後は一緒にフランスに引越し、30歳を過ぎた今もずっと大事にしています。 数年前に「野うさぎの子」を今でも製造販売されていると知り、新しい一匹を注文させていただきました。 2匹を並べてみると20数年前・後の変化が面白く、一匹目はあれだけ長い間遊んだというのに、どこも綻びていないことにも驚きました。また、額の白い模様もタグも紙製のタグの文章も古いものと同じで、とても嬉しくなりました。 2匹目の新しいほうは、いつか子供が生まれ、その子がぬいぐるみで遊ぶのにちょうどよい年頃になったらプレゼントするつもりです。 これからもずっとこの2匹を家族で大事にします。 素敵なぬいぐるみとの出会いをありがとうございました。   やまね工房のさらなるご発展を祈っています! 野うさぎの子を大事にしていただいてありがとうございます。 皆さまからのメールもお待ちしております。

オープンガーデン&プチ展示のお知らせ

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暖かくなるかと思えば、夜にはぐっと冷えて真冬のような寒さが戻り・・・ 行きつ戻りつな今年の春です。 思えばここ3年くらいはそんな感じですが、今年はとくに激しいような気がします。 日本海側各地では記録的な大雪で、いわゆる暖地のこちらにも何度も雪がちらつきました。  去年の3月11日、あの震災の日が去年のオープンガーデン初日だったのですが、 見頃の花たちはそれでも春の日々を彩ってくれたのでした。 そして原発事故やいろいろ~~~怒濤のような1年でしたね。  そんな中、おかげさまで仕事はたくさんいただいていたので、前半はなかなか集中するのが 難しかったのですが、追われているうちにあっというまの1年でした。 それが年度末ぎりぎりの3月末まで続き、今年はオープンガーデンをあきらめようか・・・ と迷ったのですが、寒さに耐えていつもより大きく開いた花たちを見て何とか数日でも、と。 お問い合わせ下さる方もあったりして、やはり続けたいな~と思いました。  そんなこんなで、今年は4月6日から10日までの5日間です。 例年より開花が遅れたこともあり、またラッパ水仙などは例年通りか少し早いので いろんな花が見頃です。 年度末・年初でみなさんご多忙かと思いますが、春の一日、お時間がありましたら 是非お出掛けくださいませ。 オープンガーデン&プチ展示 4月6日(金)〜4月10日(火) 午前10時〜午後5時まで 大きな地図で見る   ※駐車スペースがわずかしかないため、出来れば熱海駅からバス(1時間4本程度) 紅葉ガ丘・ひばりヶ丘行き/紅葉ガ丘下車すぐをご利用くださいませ。 お車の方は事前にお電話(0557-83-6345)をいただけると助かります。

ネイチャー&サイエンスカフェVol.30

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ネイチャー&サイエンスカフェVol.30のお知らせです。 『笹竹二笹竹ノ花咲ク。ナニゴトノ不思議ナケレド。』 ~熱帯から温帯へ、Bambooの開花習性の進化を探る 皆さんは笹や竹の花を見たことがありますか? 花が咲かないと思っている人もいるかもしれませんが、れっきとした顕花植物でありますから、もちろん花は咲きます。けれど、花をつけるのは長い寿命の最期に一度だけ。 通常は地下茎によって繁殖を続け、一定の期間に達すると広範囲にわたって一斉に花を咲かせ、大量に種を実らせ、その後は枯れてしまいます。 メロカンナの果実:46年に一度咲くタケ 開花周期は種類によって異なり、マダケは推定120年、これまでに開花が確認されていない種類もあるということですから 、全く驚きです。 花を咲かせて子孫を残すということ自体には、なにごとの不思議もありませんが、 開花習性は不思議そのものの笹・竹類。 今回はその開花現象をこれまで30年あまり追跡してきた蒔田明史 さんをお迎えします。 近年のDNA解析の手法の発達もあって、 見えるようになってきた構造など、最近のインドでの調査結果も含めて、謎に満ちた「バンブー・ワールド」 をじっくり案内していただきます。 【講師】  蒔田明史氏 【日時】  2012年3月26日(月)19:00~20:30(18:30開場) 【場所】   モンベルクラブ渋谷店5Fサロン 【参加費】 1500円(1ドリンク付)/モンベルクラブ会員1200円(1ドリンク付) 【お問合せ】 ネイチャー&サイエンスカフェ

伊豆方面も寒いです

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日本一早く咲くはずの梅もなかなか開花せず、 梅祭りは開店休業のもよう。 雪はとけたものの、氷の朝葉ぼたんに見つけたすてきなしずく! 時間経過とともに水に戻ってしまいましたが、 朝のひとときはまるで宝石みたいでした。葉ぼたんは寒さに強くて、ちょっとくらい凍っても大丈夫。去年の夏の終わり、自分で採った種から育てた葉ぼたんたち、 寒くてちょっと紅葉してます。 一緒に植えた球根たちも、 土が凍って芽が出たり見えなくなったり・・・ もう少しで春ですよ~ あとちょっとがんばりましょう。 北のほうはまだまだこれからが冬本番。 インフルエンザも流行っているみたいだし、 暖かくしてお過ごしください。

がんばって送ります!

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寒さの日々が続いています。 こちらでも雪が降ったり、3㎝もある氷が張ったり・・・  ところで、2月1日から宮崎のアナーセンさんで、パンジー・ビオラの展示があります。 こちらからも何鉢か選りすぐりを送ろうと思っているのですが、雪が降ったり凍ったりでどれを送ろうかなかなか選定できません。 【今年の花たち】  当日までに届くように、がんばって送りますのでお近くの方はぜひ「アナーセン」さんに お出掛けくださいませ。 こちらから送る以外にも、川越さんがご用意下さったわたしの品種がいくつか並ぶらしいです。

クリスマスローズ・厚木シンポジウム

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「クリスマスローズ・厚木シンポジウム - クリスマスローズを愛して -」にパネラーとして参加することになりました。 お近くにお住まいでクリスマスローズを愛されている方は、是非参加して下さい。 ポスターの内容を下記に転載致します。 【日 時】   1月21日(土) 10:00~12:30 【場 所】   厚木 ぼうさいの丘公園 センター施設 講義室AB 【住 所】   厚木市温水783-1 TEL 046 - (270) - 1035  大駐車場あり 【入場料】   無 料 (会場で行われるオークションなどの収益金の一部を、         復興支援金に寄付いたします)  【主 催】   厚木クリスマスローズ愛好会・コージーガーデン 【シンポジウム】10:00~11:00 1)交配の楽しみ方と、原種について   野口 文弘氏(ふみ屋・日本クリスマスローズ協会理事) 2)暮らしの中のクリスマスローズ   落合 けいこ氏(ぬいぐるみ作家・やまね工房) 3)ゴールドネクタリーとクリスマスローズの今後の展望   野田 卯一郎氏(野田園芸・日本クリスマスローズ協会常任理事) お待ちしております!

年頭に想う・・・

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昨年はいろいろなことがありました。 年末になって、テレビ番組などで震災や原発事故を振り返ったり事故を検証する形の言わば真相? 暴露的な報道が相次いだのが印象的でした。 振り返ってみれば、 当初から起きた事象についてはかなり詳しく報道されており、報道された事象や周辺知識の収集で、 今明らかになってきたことのほとんどはじつは誰でもが当初から知り得た内容だったのではないかと思います。 ではなぜ、このままいくと一年に近い間も、 物事はさっぱり進展しないように見えるのでしょうか。 それはもしかしたら、事象の羅列は出来ても、 それを事故の実体と結びつけて言葉で表現する責任を誰も負わないからではないか、 と年末の報道や討論番組を見ていて思いました。 そこには、利害をはらんだ様々な思惑もあるでしょうし、 人類が簡単に断定できるようなものではなかった、ということもあるのでしょう。 誰もがどうしていいかわからないほどの、 人類ばかりでなく地球上のあらゆる生命の未来に対しての罪、そして、何の罪もない人々の日常をある日突然奪う罪。 それは、 誰かを罪人にして収まるようなものではないのかもしれません。 けれど、失った日常を新たに築いていくためには、 誰かがその責任を負わなくてはならないのです。 残念ながら今の日本の国には、 その部分が欠けているような気がします。 そしてそれはその国に暮らすわたしたちや、 今の生活を享受するすべてのひとたちにもつながっていると思いま す。 せいいっぱいアンテナを広げて情報を集めること、 自分の頭で考えること、そして意見を発言すること。 それは自分の身を自身で守ることです。 わたし自身、十分それが出来ているとは思いませんが、 今回の震災以前からそれはわたしの目標でした。思えば、生物として生きていくのに一番大事なことは、 自分の命を自分で守ることです。大人は、こどもたちにそれを教えることが使命だと思います。 震災後の2011年、いろいろな信じられない報道や、 受け止めきれない現実を目にして悲観することもありました。けれど、その中に利害に関係なく、 良心がたくさん存在するというのも感じたことです。 日本ばかりでなく、地球規模の気候変動や地殻変動、 また経済の危機・・・とても楽観はできないかもしれませんが、日々日常ほ