さとやま暮らし

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2011年11月30日水曜日

ネイチャー&サイエンスカフェVol.29

時々、ご紹介しているNSカフェ(ネイチャー&サイエンスカフェ)。

今回は、『動物が記録する科学ーバイオロギングサイエンス』です。

動く。止まる。歩く。走る。泳ぐ。潜る。浮かぶ。跳ぶ。飛ぶ。翔ぶ。
人間が観察できない野生の動物達の行動が、動物自身が直接とってきたデータによって、次々に明らかになってきました。
動物に取り付けられるデータロガーという装置には各種センサーが内蔵され、気温や水温や体温、深度や高度、速度や加速度、身体の傾きなどが測定・記録されます。

「バイオロギングサイエンス」として、あらゆる動物を対象に行動・生理・生態など様々な分野の研究が進められていますが、今回は、データロガーの開発の段階から関わって数々の発見をされてきた東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの佐藤克文さんをお迎えして、「バイオロギングサイエンス」のイロハ、データの取り方や読み取り方から、実際の調査の様子、研究の成果などについてお話をうかがいます。

【講師】  佐藤克文氏 Webサイト
【日時】  2011年12月22日(木)19:00~20:30(18:30開場)
【場所】  モンベルクラブ渋谷店5Fサロン
【参加費】 1500円(1ドリンク付)/モンベルクラブ会員1200円(1ドリンク付)
【お問合せ】ネイチャー&サイエンスカフェ

参加してみませんか?

シャンパン

シャンパン色ってどんな色?本当は透明な淡い黄金色のイメージなんですが、パンジーのシャンパンは咲き始めサーモンピンクを帯びます。

シャンパンアップ

シャンパン 濃色

シャンパン バリエーション


そして開花が進むにしたがって淡く黄色っぽく、すなわちシャンパン色に近づきます。
濃くはっきりした色がお好みの方には、なんじゃこの寝ぼけた色は。てなことになるんだろうな。

そんなことで好みかどうかはわかりませんが、自分としてはかり都会的でおしゃれな色だと思っています。花の形はかなり丸弁で重ねが厚く( スター咲きの反対ですきまがないまん丸)、フリルもあって発泡酒の感じ・・・

厚い花弁はシルキーな光沢があり、花保ちもよいですが、やや遅咲きです。
ねぼけざましに同色の淡いブロッチが入るところもチャームポイントです。

2011年11月29日火曜日

ミニマンゴー

この花を見て、「美味しそう」とおっしゃる方の多いこと・・・
名前についてはあまりに安易で、変えた方がいいんじゃないの?とご心配下さる方もあったのですけれど。特別良い名前も思いつかなかったし、色幅があってなかなか絞りきらず、で今日までこの名前です。

ミニマンゴーライト集合

ミニマンゴー集合


4年の間にかなりの株が市場に出たようなのでご存じの方もあるかもしれません。
大好きなソフトオレンジを中心に、黄色~赤~ローズ~バイカラーやぼかし、ピコティなどなど。
花径は3.5㎝~4㎝でこんもり茂り、寒さに強くてたくさん咲く、というところは共通ですが、花弁も少しフリルが入るものやフラットなもの、同色の濃いブロッチが入る物と入らないもの、などなどかわいい色ばかり満載です。なにより株に力があって、元気な感じがします。色も暖色で暖かそうだし。

ミニマンゴー

ミニマンゴー

ミニマンゴー

ミニマンゴー アップ バリエーション

ミニマンゴー アップ バリエーション

ミニマンゴー アップ バリエーション

ミニマンゴー アップ バリエーション

ミニマンゴー アップ バリエーション


個人的に、パハラジャのようなマットなオレンジでなく、サーモンからクリームや、シャーベットオレンジなどやさしい色を目標にしてきたので、わたしの品種にはそんな色が多いです。市販の品種にもこの頃はあるようですが、濁りのない明るい色を出すのはなかなか難しいです。

この頃はこの品種から出てきた半八重のタイプを「フルーツパラダイス」と名付けて種採りしています。こちらは「花絵本」の中にも少し入っていますが、花色はさらにバリエーションが増えて絞りやマーブル、変色するタイプまでまさに百花百様で楽しいです。これはまた後日ご紹介します。

ということで今回は「ミニマンゴー」でした。

2011年11月26日土曜日

ブルーブロッチ(エルメスブルー)

今回は「ブルーブロッチ」、でもラベルは「エルメスブルー」になっているかもしれません。ブルーブロッチじゃそのまんまなので、しゃれた名前を付けてくださったのでしょう。

でもわたしは正直あまり気に入っていません(笑い)。

もちろん、そのもにぴったりのすてきな名前がつくことはすばらしいことだと思います。
でも、名前というのはあくまでもそのものをほかと区別する「言葉」であって、そのものを想像出来るシンプルなのがいいとわたしは思っています
だから、素っ気ない名前が多いんですけど・・・

最近は植物の品種にもいろんな名前がありすぎて、正直わけわかんないです。販売に関してはネーミングは重要なんでしょうけれどね。
要は名前より出会ったその個体を気に入って下さるというのがいちばんだと、わたしは考えています。
パンジー・ビオラは花期が長いことですし、気に入っていただければ半年以上大切に鑑賞してもらえるわけですものね。

ブルーブロッチ

ブルーブロッチ

ブルーブロッチ
というわけで、ブルーブロッチはそのまんま、ライトブルーからやや濃いブルーまでの小輪、3~4㎝で少しフリルが入ることが多いビオラタイプの花です。
でも丸弁で、濃色のブロッチが入るところは小さいパンジーみたいなプロポーションです。
株は横に広がって、丈は低めです。

2011年11月25日金曜日

ラベンダーレース

「さくらスター」のスター咲きと、「ラベンダーレース」のレース、あとわたしの品種で「ホワイトバタフライ」「プリムローズバタフライ」というのがあるのですが、これはみんな親戚関係です。

ラベンダーレース

ラベンダーレース
もともとは宮崎の川越路可氏からいただいた「コーソン系」つまり宿根ビオラ系の品種が由来です。その中から花弁が細く内側に巻いて星形になるのを「スター」、花弁がゆったり大きくてゆるやかに波打ち、ふちに細かいフリンジが入るのをレースと呼んでいます。そしてその中間みたいなのが「バタフライ」です。

それぞれの明確な境目はありません。ので、花全体の雰囲気で決めたりしています。脱線しますが、最近ではピンクのレースや、花弁のふちがぼかしになるもの、バイカラー(2色)なども出ていて、バイカラーのバタフライは「パステルバタフライ」という名前が付いています。これらは花絵本として一部がデビューしています。
この系統は透明感のある淡い色が多く、立体的な花弁とともにやさしい感じが好きです。
初めのうち、茎が立ち上がって伸びるものが多く、開花も遅くて春になるものもありました。

思い切ってコンパクトなものを残したのですが、最近は少し伸びてふわふわ咲くのもおもしろいかな、とそんな系統も少し選んでみています。

いずれにしても、この系統はサイズが5~6㎝あって「パンジー」のサイズでも、どう見ても「ビオラ」という原種っぽさがあります。
どんな花と合わせてもじゃまにならず、単独で植えてもさりげなくそこにいて目を引く、不思議な魅力があります。

そうそう、ちょっとおしろいのような優しい香りがある個体が多いです。

ラベンダーレース・コンパクトタイプ

ラベンダーレース アップ

ラベンダーレースライトカラー

ラベンダーレース集合

レース、スター系

2011年11月24日木曜日

やまね工房スミレの品種 ご紹介

品種について、色や形のバリエーションはどこからどこまでか?というのはなかなか難しい問題です。

口で説明しても、色の感覚は人それぞれだし、フリルと言っても見ればああそうね、と思うものの言葉から想像するのは難しいものです。その辺を察知してか、やまね工房スミレのラベルにはいろいろなパターンの写真が載っています。
前年に親株を選び、それから種を採るわけですが、バリエーションの幅があるため年によってまんべんなくとはゆかず・・・
株の姿も重要なポイントなので、少しずつ進化?したり、その年の気分?によって変化したり。

要するに個人の好みに結構左右されてます。
ご購入いただくときはたいてい花をご覧になってのことならば、気に入っていただければそれが一番なのでよいのですが。
通販のときは選べませんよね・・・
この名称で販売するものについては、親株はすべてわたしが選んでいるはずですから、コドモたちに大きなずれはないものと期待しています。
けれど、ときたま「蜂のいたずら」とか先祖返りとかでちょっと変わった花が咲くこともあります。
そういうのをオフタイプというのですが、変わっているといって好む方もあるようです。
とはいえ、うちで出来た品種としてはこんな感じから名前がつきました、という見本画像をご紹介しておこうと思います。

まずは「さくらスター」から

さくらスターは文字通り桜色のスター・・・星形花弁です。
桜色は淡いピンクからやや濃色で寒い時期の咲き始めは一見紫っぽいものまでいろいろです。

さくらスター一株
さくらスターアップ
さくらスター集合 
さくらスター前面

どちらかというと紫は優性なので、親株を選ぶときにはっきりした濃色ばかりを選ぶと紫になってしまうことがあります。
咲き始めからだんだん少し淡くなります。そのぼかしぐあいがなんとなくさくらをイメージさせるのでこの名前をつけました。
春らしくて気に入っています。やや細いそれぞれの花弁が少し内側に巻くので、先端が尖って見えます。

しかし、中には少し丸弁で太った海星みたいなのや、より細身な星も出てきます。
やや花茎が長いので、星をちりばめたみたいに咲いてくれます。
画像は少し前数年間に親株として使ったさくらスターのいろいろです。

さくらスター バリエーション
さくらスターライト バリエーション
さくらスターライトカラー丸弁

2011年11月23日水曜日

新しい作品

新しいところで11月13日にオープンした那須平成の森ビジターセンターの展示に使っていただいた作品です。

那須平成の森は栃木県・那須にあります。
ご用邸用地として管理されていた約560haの豊かな森が、自然とふれあうための場所として開放されたものだそうです。

フィールドセンターはすでにオープンしていて、やまねを作ってくれている遠藤玩具製作所の遠藤さんも「行ってきたよ」とおっしゃっていました。フィールドセンターにもやまねが一匹行っているのですが、ビジターセンターにはフクロウや子ぐま、カケスなど何匹かが「住んで」います。

画像は引っ越し前の彼ら。

フクロウ

ツキノワグマの子

アカゲラ

どんぐりをくわえたカケス

ニホンリス・冬毛

アカネズミ

ヤマネ
作品たちの現在の住まいです。

那須平成の森ビジターセンター①

那須平成の森ビジターセンター ②

ぴったり収まっているでしょう?
画像はN社のAさんが撮影してくださったものです。

平成の森にはヤマネも住んでいるそうです。
そして、ガイドもしてくれるフィールドセンターのスタッフはなんと旧知のキープ協会の方たちでした。
関東近辺の方はぜひ出かけてみてくださいね。そして本物のいきものたちやそのフィールドサインに、出会ってもらえたらうれしいです。

那須平成の森のWebサイト

2011年11月16日水曜日

花絵本とやまね工房スミレ

花絵本については今年、下田農園さんの他に片山ガーデンさん、とよた花菜工房さん、三春花園さんと三つの生産農家さんに種子をお分けしました。
ブログなどで紹介されたり、販売店さんに提供されたりしていらっしゃるので、店頭でご覧になることもあるかもしれませんね。

いずれも「花絵本」のラベルが付いています。

そのほかに、ここ数年「やまね工房スミレ」の名前で数種類の花たちが販売されているのをご覧になった方も、またお買い上げいただいた方もあるかもしれません。
こちらは、もちろん品種の作出はわたし「落合けいこ」で、種子はわたしが採種したものと、一部採種を仲間にお願いしたものを提供しています。
これらの品種、「ミニマンゴー」「ラベンダーレース」「さくらスター」「ブルーブロッチ」「ピンクシフォン」「シャンパン」は品種としてはある程度固定していますが、花色にはかなり幅があります。

その中で、親株としてふさわしいものは、種子採種をお願いしたものに関しても私自身が選定しています。
ただ、固定しているといっても数代のこと、新しい品種ゆえ中には先祖帰りしたようなものや、突然変異が混じる場合もありますし、種子自体が混入することもあります。
また、花色に関してはその培養土に含まれる微量の金属などによって発色が異なることもあります。

それらをすべて自分でチェックすることはできませんし、たくさんの方にこの品種を手に取っていただくためには苗の生産、販売をプロの方たちにおまかせすることも必要かもしれない・・・ということで、ある大規模生産農家さんに種子を提供するようになって3年ほどたちます。

もっとも、「やまね工房スミレ」の名前は事後承諾みたいなものですが・・・
品種の特性が出せて、良い花を咲かせてくれる苗を作ってくださるのは、種をとったわたしではなくプロの生産者の方々です。
苗を育て、花を咲かせて販売するということはひとつの技術だと思います。
だから、それについてわたしはとくになにも言いません。
ただ、看板を見てお買い上げくださったお客さまががっかりされるというのは本意ではありません。

わたしの花たちを気に入って作ってくださっている、プロの生産者さんの良心に期待したいと思っています。

2011年11月15日火曜日

花絵本「みかん箱セット」販売終了

パンジー・ビオラ「花絵本」あっという間に締め切りの15日になってしまったので販売を終了します。

じつは速攻で苗選び、梱包、発送を済ませたので、ご注文いただいた方々のお手元にはぼちぼち届いた頃です。

今年は気温が高く、パンジー・ビオラの生育にはいまひとつの気候ですが、そのせいか成長や花上がりが早くおかげさまで毎年栽培してくださっている「下田農園」さんの苗たちもどんどん開花してどんどん嫁入りし、残りはわずかになってきました。

毎年、自分でも種まきをしますが、こちらの株からも親株を選ばせてもらって種採りをしています。親株そっくりのこどもたちもいますが、毎年あたらしいかわいこちゃんもいて圃場に行くのはわくわくです
下田さんも一緒に「あ~これかわいい!」「これもきれい~!」と始まってしまうので、時間がかかること・・・
香りの良いカナリアも、ブルー系も入れたいし、フリルのレースやバタフライ系も、大好きなオレンジの中間色もと、今回の発送でも走り回ってかわいこちゃんを集めたつもりです。

これから気候が安定してたくさんの花を咲かせてくれますように。
ご注文下さった方々、どうもありがとうございました。
これからゆっくり、今年の花もアップしてゆきたいと思います。
まだ去年のも残ってますけどね・・・

画像は親御さん