さとやま暮らし

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2010年7月29日木曜日

近頃の気候

今年の天候は春先から変でした。

当地では3月の末に雪が降り、その雪の降り方といったら・・・今までに見たこともないような土砂降りという感じの、あとからあとから、水分の多い重たい雪が向こうが見えないくらい落ちて来るのです。そして、春先の雪は降ってもすぐ消える、という感覚に反してその雪はそのままシャーベットに。夜を越して朝にはかちかちの氷になっていました。今年は2月が比較的暖かく、梅やスモモはもう小さな果実が実っていましたし、木蓮は開花中、様々な植物がちょうど新芽をのぞかせたばかりだったのですが・・・





雪の翌朝、庭の風景は一変していました。満開の木蓮は一夜にして茶色に変色。萌え出たばかりの淡い緑たちは色を失ってぐったり。鳥のさえずりも聞こえず、これぞサイレントスプリング。科学汚染によって、本来あるはずの春のさざめきが失せた状態を、「センスオブワンダー」を著したレイチェルカーソンが「沈黙の春」と称した、それとは少し意味が違うけれど。一夜にして春は沈黙してしまったのでした。そのとき、今年はどんな夏が来るのだろう?と半ば恐怖を感じたのでしたが・・・

果たして、盛夏というのには少し早い時期から、九州地方は連日の集中豪雨。当伊豆半島根っこ付近では梅雨らしい梅雨というのでもなく、梅雨明け前から連日の熱帯夜。北海道は、暑くなったり寒くなったり・・・7月も終わりの今日この頃は、最高気温記録を更しつつ連日の猛暑というありさまです。テレビニュースによれば、これはラニーニャ現象で一過性のものだ、とのことですが。しかし、この気候変動はどうやら世界中で起きているらしく、ロシアやヨーロッパでは猛暑、中国南部(九州もこの範囲か)は洪水、南米では異常低温なのだそうです。もちろん、地球の歴史からみればこの程度の変動は日常茶飯事、氷河期もあればジュラ紀もあり、今日この頃の毎年同じような季節変化で一年が巡ると言うこと自体が異常なのかもしれません。しかし、そんな安定した時期がずっとは続かない、ということだけは確かなような気がします。

たとえば九州や中国南部の大雨は、ただ大雨というのには規模が大きすぎ、もはや洪水という状態だし、ロシアや日本の我が家周辺だって、この乾き方はすでに干ばつです。庭の地面は乾いてひび割れ、水やりをしないと立木でさえ枯れてしまいそうな熱風と乾き。去年は比較的涼しい夏でしたが4月にやはり地面がひび割れるほど乾き、確か3年前の夏もひと月半くらい雨がありませんでした。この頃、こんなふうにまるで雨期と乾期みたいな気候なってしまった気がします。そしてこの夏もやはり蝉たちが一斉に鳴きだし(種類による出現のずれが少ない)、ここ数日は飛んでいるのがほとんどナガサキアゲハ(北上分布拡大中)というくらい彼らが目立ちます。

先週、ローカル線の駅舎へ向かっていたら、軒下へ何かがぽとんと落ちるのを目撃しました。あわてて駆け寄ると、それはやはりツバメの雛でした。軒下に巣があるのは知っていたので、とっさに落下物はたぶんひなだろうと思ったのでした。巣立ち前の鞘羽に覆われた小さな雛は口を開け、目は半分閉じてぐったりしています。昼前後のかんかん照りの中、屋根のすぐ下にある巣の中は何度あるのでしょうか?ひなは熱中症?みたいな感じで、脱水状態のようでした。ちょうど出かけるところだったので、一人しかいない駅員さんにあとで巣に戻してくれるように頼んでその場を後にしたのですが・・・「戻してもだめなんだよね~」というのを押しつけてきたのが気になって、夜になってから同じ駅で降りて巣を見上げたら、1羽だけひなが巣のふちに止まっていました。あのひなか、それとも1羽だけ残った別のひななのか、それは定かではありません。毎年、同じような場所に巣を作って来ただろうツバメ。鳥の雛はもともと低温に弱く、雛を保護したらまず保温が鉄則なのに、高温で落ちてしまうとは!もうひとつの巣は駅舎の中にあり、駅のつばめは夜でも雛に餌を運んでいて、外敵の心配もなくやはり親鳥の知恵なんだろうなと思っていたことでした。今後このような気候が続けば、屋根直下の巣でツバメが子育てをするのは無理なのかもしれません。

ソウシチョウの羽

羽のある鳥たちや昆虫たちは、ここ数年、どんどん移動し、分布を変えているようです。毎年、見かける昆虫や鳥の姿が違ってきている気がします。ナガサキアゲハやツマグロヒョウモンといった蝶たちや、人為的な持ち込みで帰化鳥となったガビチョウやソウシチョウ、果てはほ乳類のタイワンリスや大きなイノシシなど、もちろん持ち込んだことや耕作地の放棄など人の生活と関わる環境変化も複雑に影響しあっていると思います。けれど、気候変動が追い打ちをかけているというか、気候に合わせて生き物たちがものすごいスピードで変わろうとしているのを感じるのは、わたしだけでしょうか。人類は、クーラーをあわてて買ったり、注意報を出してお知らせしたり、ニュースで見てふーんと言ったり・・・こんなのでいいのかな?と思うこの頃です。

2010年7月26日月曜日

今日の花

今日の速報です。

蓮の花は短い命みたいで、今日は満開、すでに落ちた花びらもあり夏空と一緒に撮影してみました。

最後の画像はメダカの池もどき、この中で続々子メダカが誕生しています。

それでは画像をお楽しみ下さい!









暑くって・・・死にそうです・・・

暑くって・・・暑くって・・・暑くって・・・死にそうです・・・という天候が熱海でも続いています。もう本当に暑い!です。

画像とキャンプションでお送りします。




毎日30℃を越える暑さが続き、犬たちも夏ばて?の様子・・・
だが、食欲だけはばりばり~のはるちゃんです。

ホームセンターで茶碗バスがお買い得♪だったので、一点お買い上げしたのがゴールデンウィーク前後。そのころは気温が低くて、ついていたつぼみは開花しませんでした。
ここへきての暑さに反応してか、再びつぼみを発見、本日とうとう開花しました。
水鉢で作れる、というサイズの蓮なので、花も小振りの湯飲み茶碗程度。
ですが、しっかり蓮花です。合掌。


ガイくんの術後姿です。一度に合計6カ所のおできをとって、予後に漿液がたまったりしたので1ヶ月程度落ち込んでいましたが、ようやくもとのおちゃらけに戻ったこの頃です。


ガイくんのハゲチョロ・・・ちょっとは涼しいかな?首に巻いたバンダナに小さな保冷剤を仕込むのが日課です。


ちょっと目の保養に。これはゲンチアンセージとも呼ばれる、サルビア・パテンスです。秋の空みたいな色。


ずーっと前に種をいただいたアマリリスの実生花。原種のルーツはうすいけど、どこかこの前の親子に通じる縞模様。


梅雨の終わりころ、玄関周りで見かけたヤマアカガエルのちび。今年上陸したばかり・・・どうやら栄養状態によっては越年するおたまじゃくしもいるようで、今年産卵はなかったのに、池もどきにはおたまの姿がちらほら。


正面から見たちびヤマアカガエル。酷暑の中、クリスマスローズに水やりをしていたらぴょーんと親御さんも出てきましたが。
近頃活発な捕食者に捕まらないよう祈っています。

最後にもうひとつ、目の保養。これがアジサイのアナベルです。日本のヤマアジサイ由来の品種群とは違う原種です。真っ白の花は普通のアジサイとちがって、今年伸びた茎の先端に咲き、紫陽花開花のしんがりを務めました。

2010年7月23日金曜日

書籍紹介

網走店から書籍のご紹介です。

一冊目

「ヤマネのすむ森」はやまねを研究していらっしゃって、やまねミュージアムの館長さんでもある湊先生の研究記です。とても読みやすくお子様でも大丈夫だと思います。

二冊目・三冊目
「ももちゃんのだいぼうけん」

「かえるとけらくん」

「ももちゃんのだいぼうけん」はやまね工房のももんがが主役だそうです。二冊とも絵がとてもかわいいです。この絵本の作家さんたちは網走店にいらしたこともあります。