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12月, 2009の投稿を表示しています

だいぶ前の記事のおまけ

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もうとっくに終わっちゃいましたが、 以前ご紹介したブルー色のカトレア 、名前が判明しました。 前のはちょっと間違っていてボーリンギアナ・セルレア、個体名はその名も「オータムスカイ」でした。 秋の空みたいな透明な青・・・ちょっと紫っぽいけど、きれいでした。

庭の柚の木にもっとぎょえーっ!な遺留品・・・

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数日前、花見のお客さんとともに庭を巡り、柚の実を差し上げようとしてふと木の下を見ると、あちこちに小さな羽毛がちらばっていました。何者かがここで狩りをしたようです。 犠牲者は小鳥のようだし、狭い柚の枝での出来事ですから、だいたい犯人の目星はつきます。そして、柚の実をもごうと枝に手を伸ばしたとき、そこに件の遺留品が・・・それはなんと足と内臓付きの羽毛のかたまり!!ぎょ、ぎょええ~~~気の弱い方はご覧にならないでください(一応画像も処理しています)、というようなものでした。 俗に言う「モズのはやにえ」、ちょうどベランダの落としものの話から、はやにえの会話をしていたあとだったので、もうびっくりです。縄張り宣言とか貯食とか、いろいろ言われているようですが、実際のところはモズに聞いてみないとわからないというもの。 翌日、この件についてはすぐに結果が出ました。翌朝すぐ近くの木蓮のてっぺんで高鳴きしているモズを見つけ、昨日のはやにえを見に行ったら・・・無い!のでした。一方、犠牲者の身元は?と散らばった羽毛を集め、その中に淡いブルー・明るいオレンジ・白を見つけました。メジロでも近頃声を聞くカシラダカでも、ウグイスでもないし、どうやら外来のガビチョウやソウシチョウでもなさそうだし・・・この色を持つ冬鳥と言えば・・・ああ!あのかわいくて大好きなルリビタキ!!青い羽毛は少なかったし、お間抜けにつかまっちゃうところから見ても、たぶん今年生まれの若鳥でしょう。 ルリビタキと言えば、冬の季節、かごを編むために蔓を集め、薮の中を歩いていると目の前までやって来る彼ら。たぶん、大型の獣などが地面を掘り返したり、泥浴びをしたりするところにやってきて、掘り出された虫や身体に着いた虫を食べるのでしょう。わざわざ目立つように目の前を行き来する彼らに、そんなメッセージを感じたのを覚えています。きっとそんな好奇心で、いろんなものまねをつぶやいているモズの近くに行ってしまったんでしょうね。翌日すぐに回収されたことや、内蔵の色が鮮やかだったことから考えると、狩りの直後に人がやって来たので、モズはあわてて食べ残しを柚の棘に刺して行ったのかもしれません。 おじゃまいたしました。合掌。

都会のお客さん

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先日、久しぶりに友人たちと東京で写真展を見ました。 アフリカを題材としたもので、その自然や、人々の生活をモノクロで鮮烈に捕らえた作品。そのあとお茶したお店のテラス席に、こんなお客がやって来ました。 席に座るとどこかから飛んできた一羽、声をかけたらまっすぐにやって来て、なぜか「手から食べる」と直感。すでに食べ終わっていたひとりの友人から半ば強引にお持ち帰り用のパンを一部強奪して、みんなで手乗りを体験しました。パンがもらえるとわかったら、このスズメ、飛んで行ってお友達を一羽連れて来ました。 そして、ひとしきり食べるとお友達と一緒に夕暮れの植栽へと一直線に帰っていきました。都会にたくましく生きるスズメ。人とのかかわりにはいろいろ問題もありますが、警戒心の強いスズメにもこんな生き方があるのだと、写真展の中の難民の姿とともに感慨深いひとときでした。

野鳥いろいろ

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2010/01/19 Update! 小鳥のぬいぐるみにたくさんの反響ありがとうございます。 コメントやお問い合わせもいただきましたが、数量が限定だったためご希望に添えず申しわけありません。 なにぶん製作者が約1名のみのため・・・ 鳥は製作に手間がかかるので、ある程度まとめて作るようにしています。 他の仕事と平行できないので、一点製作ものはある程度まとまった時間のとれるときに製作しています。通常販売物のフクロウ類仕上げや、いろいろな展示物の製作、植物の作業や事務処理など、なにしろいろんなことをしているので、野鳥モードになるのに時間がかかるのです。 同じ理由でねこモードにもなかなかなれないので、ねこの製作もちっともできません・・・お待ちの方には申しわけないのですが、不思議と出来るときには出来るもので気長にお待ちいただけるとありがたいです。 今年は秋~冬に展示を予定しているので、今進行中のものが終わったら展示物の製作に入る予定です。展示物には鳥も作るつもりなのでご覧いただければ幸いです。展示が終わったらお分けすることも考えていますので、よろしくお願いします。 2010/01/19 Update! ここまでです。以下は発表時の記事です。 野鳥の姿を肉眼で見たり、双眼鏡で見たり・・・その姿はきびきびと美しく、光を浴びて輝く。しかし、どんな色でどんな形か、あとで思い出そうとしてもなかなか難しいもの。 ましてやどのくらいの大きさかは近くで手に取るわけにはいかないので実感しずらいものです。そんなことで、教材用の鳥のぬいぐるみを依頼されることが増えてきた昨今、今までは小さなものばかりだったのですが、今夏、某ビジターセンターからのお仕事でやや大きめのヒヨドリとムクドリが加わりました。 この鳥たちはほぼ同大の大きさで体重が入っています。くちばしは一点ずつ樹脂で製作し、羽の模様は手描きです。羽色は光の当たり方で違って見えたり、種類によっては地域や個体で違ったりするので全く同じとはいきませんが、数種の資料や実物を参考に出来るだけ近づけるよう努力しました。 安定しないのと壊れやすいのとで足は付けてありませんが、おしりの重りや形状で手のひらや何かの上に止まります。羽や尾羽はアートフラワーの材料を使い、細かい作業で部品も多いので単独で作ると大変な手間がかかってしまいます。そこで、この機会にまとめ

今年は大金持ち?

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お正月の飾りと言えば赤い実の千両。 千両(赤) 千両(黄) 気がついたらすでに実が真っ赤に色づいています。あれーこんなに早かったっけ?確か11月の初めくらいからもう色が着き始めていたような~ これでお正月まで保つのかしらん?よく見たら南天も、百両も、万両ももう色づいています。 南天 百両 万両(白) 万両(赤) 例年、年内は実が残っていて、年末には千両を切ってお正月飾りに使いますが、その後雪や霜が地面を真っ白にした朝、野鳥たちがいっせいについばんでたちまちなくなってしまうのです。それまで大事にとっておくのか、寒さに当たると味が良くなるのか、それとも不味いんだけど他の食べ物が見つからなくて仕方なく・・・なのか?いつも疑問なのですが、それは鳥に聞いてみないとわかりません。 紫式部 ほかに鮮やかな紫色のムラサキシキブもあって、こちらは美味しいのかたいてい年末までは保ちません。それにしても・・・百両・千両・万両に南天まで、早々と豊作に色づいて、大金持ち?の兆し?宝くじでも買おうかなぁ。

夏の名残・・・

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どう見ても冬の花ではないこのエキゾチックな花はダチュラ→またの名をエンジェルストランペットという、中南米原産の熱帯花木です。 ダチュラ開花 白やピンクもありますが、これは淡いオレンジ色。じつはうちのじゃなくてご近所さんのです。玄関わきで2メートルくらいの高さになっていますが、寒さにやや弱いので冬は地上部が枯れてしまいます。 花木と言っても春先に出てきた新芽が成長して木のようになるわけで、樹木というよりは草の親分みたいなものです。直径20センチ近い大きなパラソル状の花をたくさんぶら下げて、1輪は数日しか保ちませんが次々に開花します。 つぼみがたたんだパラソルみたいでまた美しいのです。 ダチュラつぼみ ダチュラ開きかけ みんなぶら下がって下を向くので、花は下から見上げて観賞することになります。背が高いのでちょうどいいですね。今年はたくさん咲いたので、上を見上げたらパラソルの空です。うちのじゃありませんが、道路に面したところに植えてあるので道路を通る人はだれでも鑑賞できます。 寒くなってもたくさん咲いていて、ただでさえわけのわからない陽気に季節を勘違いしそうですが・・・きれいだから、ま、いいか。 他にも数枚ご紹介! 今年はまだヒヨドリの食害に遭っていない我が家生まれの椿 開花したクリスマスローズ クリスマスローズのつぼみ 地面に落ちた皇帝ダリアの花びら 初めて2個成った!デコポンの小さな実 今年は季節の巡りが妙に早く、ここ数年の気候変動に拍車がかかった気がします。地方によっては紅葉が遅めのところもあるようですが、伊豆地方では日本一遅い紅葉が売りでいつもは年末まで保つ紅葉が、今年は11月末にはピークでしたし、気の早いウグイスがさえずってみたり、昨日はコジュケイも鳴いていました。 クリスマスローズとは名ばかりで、本来の和名であるレンテンローズは例年2月の終わりから3月頃が開花シーズンなのに、今年はクリスマスを1ヶ月も前倒ししてすでに開花したあわてものがいる始末・・・はて?すでに春?これからほんとに春は来るのでしょうか。

クリスマスセール開始!

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お客様へ 今日は網走店よりお知らせです。 本日よりクリスマスセールが始まりました。 ページに表示されている金額はいつもと同じですが、 カートへ入れると10%OFFの価格 になります。 ※下記図を参照下さい。 落合けいこの新作もそろそろ発表出来ると思います。 こちらの新作は、一昨年に発表した スーパーリアルねこシリーズ のように全て一点製作になります。こちらは、クリスマスセール対象外になります。 新作につきましては、もう少々お待ち下さい。