カメムシな夏の終わり

10月になってもまだヒグラシを聞き、いったいいつまで鳴くのだろうと期待してしまいます。
たぶん観測史上初、新記録だろうなぁ。

夜はコオロギ、アオマツムシ・・・♪

大雨のあと、木の葉もかなり落ちてすっかり秋の装いになった庭に気づき、そういえばオニグモはどうしたかしらとベランダの軒下をくまなく探しましたが、とうとう見つかりませんでした・・・オニグモの寿命はわかりませんが、大きな個体だったのでもしかしたら夏が終わる頃には天寿を全うするのかもしれません。
ジョロウグモなどは春先にコグモを見かけ、秋にはたぶん産卵して親は寿命を終え、卵で冬を越すのだろうと思われるので1年のサイクルで生活しているのでしょう。

オニグモのあの大きさを考えると1年であそこまで成長するのかな、とちょっと疑問。
数年のサイクルがあるのかもしれません。
いずれにしても、夏のうちいつもベランダのどこかにいたのに、姿を見かけないのはなんだかさびしいです。

アカスジキンカメムシ!!
じつは今日、3匹を最初に見つけたハシバミの木に放しました。
ネットなどで撮影された画像を見ると、どうやら幼虫で越冬しているみたいだし、あれからちっとも成虫になる気配はなし。
おまけにみんなでちゅうちゅうしていたハシバミの実は、青いものはおろか茶色く熟したものもすべてが落ちてしまって、一応水に挿した枝の葉っぱにとりついてはいるものの、このまま越冬がうまくいくかわからないので。
成虫になるところは見られませんでしたが、例の臭いを浴びせられることもなく、ときどきまるで考え事をしているように見える彼らは、小さな水槽の中のハシバミの茂みに住み着いて数週間を元気に過ごしてくれました。

こうして、なんともカメムシな夏は終わったのです。
ところで、カメムシはどちらかというとセミに近い仲間なので、口はストローのようで主に植物に挿してその樹液を吸い(中には恐ろしいことに肉食!の仲間もいて、体液を吸う!
田んぼのタガメもたぶん親戚・・・タガメ=田んぼのカメ-ムシ)、脱皮するときもセミの抜け殻みたいに背中から割れて中身が全部出るので、そっくり殻が残るわけです。

やまね工房 網走ショップより

そんなことで、季節感はあまりありませんが夏が終わり秋冬に突入です。
大きな台風が太平洋をうろうろしているので、植え替えたばかりの苗も心配です。
海の向こうでは大きな地震もあり、近頃は特大の台風がいきなり関東地方にやって来たりするので要注意。みなさん気をつけましょう!

コメント

  1. 秋冬がやってきてしまいましたですね。 夏生まれのせいか寒いのは苦手です。重ね着はもっと苦手です。
    オニグモさんは、近くの不動産屋さんで冬眠物件をネット検索中でしょうか?
    カメ虫トリオはまた来年のお楽しみですね。
    それにしても、ショップのスナップ。とっても気持ちよさそうです。北海道はこれからいろんな色が足されて、白一色になっていくんですね。いいなぁ~北海道。
    季節の変わり目、ご自愛ください。苗もがんばれ!台風来るな~。
    ではでは(^-^)/

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