ネイチャー&サイエンスカフェのご案内


先日のご紹介のネイチャー&サイエンスカフェ、9月の予定が決まったようです。

講師は植物や昆虫の細密画を描かれる長谷川哲雄さんです。
野原を歩いて観察するのに適した新刊を出されたようです。

わたしが大事にしているのは岩崎書店・1996年発行の「ぼくの自然図鑑」昆虫と植物、その生活や発芽、種など、普段あまり気に留めないちいさないのちがそれにまつわる文章とともに丁寧に描かれていて、よい意味で大人向きのとてもすてきな本です。日本ではこのような出版物が少ないのはとても残念です。

ということで、場所は東京の渋谷なんですが、興味のあるかたはぜひどうぞ。

お茶を飲みながらお話を聞く、肩の凝らない楽しい集まりです。詳細は下記よりご覧下さい。


ネイチャー&サイエンスカフェVol.18
『二十四節気・野の花暦』

日の長さ、日差しの強さ、気温、星の巡りなどとともに、季至れば芽吹き、花咲き、実を付ける植物は、季節の移り変わりを知らせる格好の使者です。

ことに豊かな自然に囲まれた日本においては、四季折々の植物が、人々の繊細な季節感を育んできたのだとも思われます。今回は、まさにその繊細な感受性を感じさせる植物画家の長谷川哲雄さんをお迎えします。
長谷川さんはこの5月『野の花さんぽ図鑑』(築地書館)を上梓されましたが、ほぼ2週間ごとに移り変わる季節を追って、丹念な観察を元に野の花達や花に訪れる昆虫達の世界が描かれ、自然の魅力が紹介されています。

植物画の達人は、自然観察の達人でもありました。

画家の目玉とナチュラリストの眼差しを持った長谷川さんに、身近な植物の世界についてや、自然の楽しみ方についてお話をうかがうとともに、スケッチのコツや彩色のポイントなど、植物画の描き方についても教えていただくことになりました。

【講師】  長谷川哲雄氏
【日時】  2009年9月15日(火)19:00~20:30(18:30開場)
【場所】  モンベルクラブ渋谷店5Fサロン(03-5784-4005)
      東京都渋谷区宇田川町11番5号モンベル渋谷ビル(場所)      
【参加費】 1500円(1ドリンク付)/モンベルクラブ会員1200円(1ドリンク付)
【お申込み】ネイチャー&サイエンスカフェ、お申込みはメールでお願いします。
【主催】   伊藤企画 
*長谷川哲雄(はせがわ・てつお)さんプロフィール
1954年栃木県宇都宮市生まれ、在住。北海道大学農学部卒業、昆虫学専攻。
学生時代から独学で植物の絵を描き始める。以来、多様な生きもの同士、特に植物と昆虫の関係に関心を持ち、双方の世界を生態系として描く。また、定期的に自然観察会を開いて、身近な自然の面白さを伝えている。NHK文化センター・ボタニカルアート講座講師。
著書に『森の草花』『のはらのずかん』『木の図鑑』『野の花のこみち』(以上岩崎書店)、『昆虫図鑑』(ハッピーオウル社)、『おとなの塗り絵・薔薇色の人生』(メディアファクトリー)など。

コメント

  1. こんにちは。突然の書き込み失礼します。そして、記事にも関係ない内容ですみません。
    先週、母と義姉と女三人で北海道に旅行し、美瑛に立ち寄りました。そこで、こちらの野兎の子に出会いました。最初は白いフクロウの子に目が行っていて、そちらを購入しようかどうしようか迷っていたところ、私をじっと睨む視線が・・・(笑)。ちょっと不満げ?で、拗ねたような眼が忘れられなくなって、つい連れてきてしまいました!。とってもかわいがってます。今、仕事でイタリアのミラノに住んでいるのですが、そのままこの「うっさん(命名しました!)」も、一緒にミラノにいます。今週末は仕事でパリにいきますので、うっさんも一緒に連れていって、パリでうっさんの写真を撮りたいと思っています 笑

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  2. りんさんへ

    そうなんです。やまね工房のぬいぐるみたちにはもうひとつの特徴が・・・たまに自分で持ち主を選ぶんです。
    「目が合っちゃって」というかたがけっこういらっしゃいます。

    たぶん、本来の位置に目があること(本来、目玉は傷つかないように頭の骨の中に埋め込まれていて、神経でコントロールされているものであって、顔に張り付いているものではないのですが、そのようにくっついているぬいぐるみもけっこうあります)と目の形がまん丸ではなく、アーモンド型で目頭があること、と関係があるのでしょう。

    特にふくろうみたいに正面を向いた顔のは、誰かに似ていたりしますし。
    そして、不思議なことにどの角度から見ても見つめられちゃう(睨まれちゃう?)らしいです。
    べつにそのように躾けたわけではないのですが???とにかく、本人の意志ですので、どうぞよろしくお願いいたします(笑い)。きっと、どこか遠くへ行ってみたかったんでしょうね。

    もし素敵な写真が撮れたら、ぜひ拝見させてください。かわいい子には旅をさせろ!です。
    自分はなかなか行けないけれど・・・

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  3. 落合けいこさん、お返事ありがとうございます!。美瑛の美しい自然の中にいた「うっさん」・・・まあ、実際にはお店の中ですが 汗、私についてきたことを後悔しないといいのですが・・・。ですが、本人の意思ですものね 笑。パリ、ミラノは都会?ですが、ヨーロッパにも美しい森はたくさんあります。なんだか「森」に縁のある?魅かれる?最近の私です。北海道はとっても素敵なところでとっても気に入りました!。なんとなく、北部ドイツや、北欧のほうに似た雰囲気もありますね。都会と自然が共存しているのが、ヨーロッパの特徴でしょうか・・・。仕事であちこちを行ったり来たりのトラベラーな私ですが、これからは「うっさん」も連れていきたいと思います。また「うっさんIN PARIS」の写真も上手に撮れたらお送りしますねー♪

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