「火の力」自然についてつらつら考えたことなど

2009年、年が明けてもうかれこれ1ヶ月、冬眠したままずるずる~
もちろん本業の作品づくりも、それから庭仕事も、育種しているパンジー、ビオラの育成も、犬たちの相手も、そして新年会も、予定どおり進めてはいるのですが・・・なんだかしゃきしゃきっと片づかず。

あっちへふらふら、こっちへちょろちょろという感じで。

趣味か仕事か、はたまたライフワークか?そこへもってきて去年の4月から始めた陶芸も、まだ右も左もわからない中、粘土をこねて形にする面白さにはまりかかっているおそろしさ・・・本当は老後の楽しみと思って、始めるのをがまんしてたんですが。

窯の火

一昨年、体調を崩したり怪我したり、年々衰える体力気力にここらで始めとかないとあとで後悔するかも、と思い切って師の門をたたきってちょっと大げさですが。高校時代の恩師が陶芸教室をされていて、始めるならこちらにと考えていたのでした。

もともと紙粘土などで何かを作ったり、樹脂粘土で作品の部品を作ったりしていたので、粘土を扱うことには抵抗はなかったのですが、陶芸の粘土は重く、体力がいりそうだな~という感じでした。でも始めてみたらとても奥が深く、週に一度の教室で、仕事の傍らではなかなか・・・やっぱり早く始めて良かったと思うこの頃です。

今年1月のメインイベントは、展示を巡るお仲間と、この陶芸教室の方たちと、庭のピザ窯・炭焼き窯(?)で新年会をしたことでした。炭焼き窯で作品を焼くという試みも~(じつはまだ窯を開けていないので、どんなふうに焼けたかわからないのです)楽しみ~なようなちょっとこわいような。

今年は1月からピザ窯が活躍するチャンスが多いです。そして、この火の力というものがまた不思議なものです。もちろん、扱いを軽んじたり、間違えたりしたらば命にかかわるものですし、古代より神として崇められてもきたものなので、力があるのは当たり前、なのですが。この火によって暖もとれ、また人が集まって癒され、土や金属を使える道具に加工し、そして食べ物を美味しくしてもらえる。

時間や、人の世の煩わしさをその間忘れることが出来る不思議な空間を作ってくれる。古来、人の生活には炉の火が欠かせないもので、その火をかこんで人々は社会を作ってきたのだなぁと。

当たり前のことだったはずだけど、この頃ちょっと違うかも・・・なんて、ほんの少し哲学的思考。たまにはこういうことも必要なのかもしれませんね。人の心には。あったかほっこり、暮れからずっと暗いニュースばかりで、先行き不安になるばかりの世の中ですが、日常、本当に必要なものを考えればもっと楽に気持ちよく暮らせるのではないでしょうか、というようなことを思った年明けでした。

★★★★★★★★★★おまけ★★★★★★★★★★

ガイちゃん牛になる

はるちゃん使用済みの牛の角(じつはフリースで作ったバナナ)をご褒美におもちゃとしていただく

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