植物に追いかけられる毎日

2月、3月のオープンガーデン&展示には、たくさんのご来場ありがとうございました。

今年の2月は暖冬の予報にもかかわらず寒い日が続き、年の初めに早々顔を出したクリスマスローズたちはそのまま冬眠してしまい・・・2月のお客さまには大変申しわけないことでした。たくさんの新芽(出たばっかり)をお見せするはめになっちゃいまして。なかには小雪の舞う日もあったり。3月のほうはなんとか開花したものの、満開は会期終了後になり、その後もスイセン、木蓮と開花が続いたので、むしろ遅めの設定のほうがよかったなぁと反省した次第です。



しかし、3月の期間中には池もどきのヤマアカガエルが産卵し、ぽかぽか陽気に誘われて水面でひなたぼっこする親ガエルが間近に見られたり、暖かな陽射しの中、早春の雑木林的「庭もどき」を楽しんでいただけたかな、と思います。




日本では個人の庭によるオープンガーデンはまだあまり知られておらず、また英国のように敷地も広くはないし、わざわざお呼び立てしても、と少し消極的な気分だったのですが、思い切って開催してよかったと思います。「お客さんをお招きするため」、に懸案事項だった庭の整備もけっこう進んだし、怪我のせいにして手入れをさぼるところだったのが、なんとかがんばって植え替えも出来たし、作品の製作も目標が出来てはかどりました。結局、締め切りがないとついついだらだらと時間が過ぎちゃって仕事がはかどらないのです~。




それで、仕事がはかどりついでについつい農作業のほうに気がいってしまい、3月末の締め切りなんかもあって、4月はとうとうブログをさぼってしまいました・・・とほほ・・・ごめんなさい。


春、外の仕事は植物の生長に合わせ、「待って」というのがきかないのです。気がついたら1ヶ月たってしまってました。今年はパンジーの親株がたくさん出来たので、気合いを入れて種採りをしよう!と、交配を始めたら雨が降るし、風は吹くし、お日様が出ればめちゃくちゃ暑いし・・・重たい鉢植えを持ってベランダを出たり入ったり。室内の廊下に鉢を持ち込み、近くが見えにくくなった目をこらして夜なべで花粉付けをしたり。日当たりの良いベランダでは、天気が良ければ昨日のつぼみが今日は咲いちゃうし、一日水をやらないと干からびちゃうし、文字通り植物に追いかけられる毎日。


足腰も鍛えられました。その代わり、本業のほうはしばらく休業となり、そろそろ復帰しないと大変なことになりそうな今日このごろです。

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