さとやま暮らし

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2006年8月1日火曜日

今月のメッセージ

 8月になりました。

 今年は全体的にセミの発生が遅れていたようですが、8月に入ると間もなく、いつもはしんがりを務めるツクツクホウシが元気よく何匹も鳴いているではないですか。それに遅れること1日でミンミンゼミも聞こえましたが、なんだか元気がありません。
そろそろ終盤のはずのヒグラシやニイニイゼミも、まだ聞こえますが今ひとつ勢いがありません。アブラゼミもぽつぽつ姿は見かけますが、あのジィーッという暑苦しい鳴き声がどうもあまり目立たないのです。そして、クマゼミに至っては今年はまだ一度も声を聞いていません。たかがセミなんですが、なんだか今年の夏は夏らしくありませんね。



 新聞で読んだのですが、ヨーロッパのワインの産地では、ここ数年、温暖化のせいでブドウの出来が良くないのだそうです。日本の産地でも、山梨県から標高のある長野県や緯度の高い北海道へ主な産地が移行しつつあるそうです。果樹や野菜、花なども年々暑い時期の育苗が、暖地では難しくなっています。今まで主要な生産地だったところも、いつまで同じように作れるかわからないといった感じです。その上、今年はかつてないほどの集中豪雨や、長雨、日照不足などいくつも悪い条件が重なりました。

我が家のニガウリ、キュウリなどもすっかり生育が遅れて、ようやくぽつぽつ花が咲いてきたところ。この夏、はたして収穫出来るのかあやしいところです。



 このところ世界中で気候が少し変なのは、報道などでみなさんご存じかと思いますが、種をまいたり農作業をしたり、農業に関わる仕事をしていらっしゃる方々はやはりそれを肌で感じておられるようです。これに人為的なものが関係していると断言は出来ませんし、何が出来てそれがどんな役に立つのかもわかりませんが、植物たちのコトバを少しでも理解すべく、耳を傾けたり、目をこらしたりする必要は確かに絶対あると思います。
 今年、やはり新聞記事で、北陸や東北日本海側のナラの仲間が「キクイムシ」の被害でずいぶん枯れていると報じられていました。マツクイムシもそうですが、健康な木が、健康な森の中にあれば次々にキクイムシに食われるということはないので、それがたくさん発生するということは、木が、森が病んでいるということなのです。キクイムシは言わば枯れ木を土に返し、分解を助ける役割を持ったいきものです。
 こういう森では、ほかの生き物もきっと少なからず影響を受けるでしょうし、森を通して海まで注ぐ、水の循環にもきっと影響が出てくると思います。たくさんの熊たちが里に出て悪さをし、日本海に異変があるのも、もしかしたら無関係ではないかもしれません。


 今年、気候の影響で充分な収穫がなく、お年寄りばかりの山間の農地では、それがきっかけで耕すのをやめてしまうところもあるかもしれません。地方の山間部では、70代は若いほうで、80代、90代のお年寄りが畑仕事の担い手になっているところも少なくありません。ただでさえ忘れてしまいがちな、そういう場所がとにかく今年は気になって仕方ないのです。それなら行ってなんとかせい、と言われそうですが・・・何も出来ないくせに・・・心配するだけ・・・な私です。ああ、情けない。


おまけ

 8月5日の夜9時過ぎ、犬たちのトイレタイムの折庭先で羽化を始めたアブラゼミを発見。ちょうど殻から抜け出たところで仰向けにひっくり返っていましたが、間もなく反転、くしゃっとしていた羽はものの2分~3分でしゃきっと伸び白い妖精のような姿に。途中の画像も撮ったのですが動くのでブレブレでした。 その後12時過ぎには半分ほど色が着いた状態でしたが、遅めの朝にはもう姿がありませんでした。


 
 花の上のハラビロカマキリ・・・アメリカ(洋種)フジバカマの上で、獲物を待っている2
cm足らずの狩人を発見。オオカマキリの方は4cmくらいあったので半分程度ですが、迫力あるでしょう。


 ニガウリ・・・気を取り直して伸び始めたニガウリ。よく見たら雌花の素がありました。暑いうちに収穫したいものです。                          

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