さとやま暮らし

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2004年9月19日日曜日

メッセージ

暑い暑いと言っているうちに、とうとう9月に突入。



天気予報の長期予報は、暑さが長引いて残暑が続くというものでしたが、私の生き物予報では、なんだか今年も秋が早そうな感じです。と言っても生き物たちの様子はいつもとちょっと違うようにaも見えますが。

たとえば今年もセミの順番は相当変でした。しんがりを務めるはずのツクツクホウシがなぜか7月から鳴いていたり、アブラゼミは少し遅れ気味でしたが、9月になってもヒグラシが聞こえたり・・・・。ハチが多い地方もあるようですが、私のところではスズメバチやアシナガバチがとても少ないです。代わりにコアシナガバチが目立ち、割合低いところに巣があります。(刺されることが多いので注意・母が2回刺されました)ハチが少ないのは去年の夏涼しくて雨が多かったせいかもしれませんね。

カマキリも生まれたばかりの頃はかなりいたような気がしたのですが、育ったものはあまり見あたりません。網走ではセミがとても少なかったようです。アゲハも、ナミアゲハが極端に少なく、ほとんど見かけませんでした。代わりに、ナガサキアゲハやアサギマダラなど普段見かけない南方系のものを見かけたり、見たことがないようなバッタがいたり。一方赤トンボは比較的早く降りてきて、もうちらほら飛んでいるし、彼岸花はいつも9月の後半になるのに、今年はいまにも咲きそうでお彼岸の前に終わってしまいそうです。ときどき極端に涼しい日があるせいか、8月の後半にはいつもより少し早く秋の虫たちがにぎやかに鳴きはじめ、暑いのが好きなニガウリは勢いがすでに少し衰えてきました。メジロやエナガももう混群を作って秋の準備を始めたようです。

昼間の日差しが強いとまるで真夏、ときには熱帯夜の夜もあるのだけれど、虫の音を聞くとすっかり秋・・・・というへんてこなこのごろです。

台風も毎週のように新しいのが近づいてきますが、今年の雨の降り方はほんとうに熱帯地方のそれです。突然スコールのように降って、あっというまに水たまりが出来てしまいます。雷も多いし・・・・。子供のころ、セミの鳴く夏休みには真っ青な空の端からむくむくと入道雲が出て、夕立があったものです。このごろ、夕立ってあまりないなあ、と思っていたのですが、なんだか今年の雨は、以前の夕立とはちょっと違う気がします。昼間の暑さも、なんだかちょっと違う。どちらもかなり極端な感じで。

最近読んだ雑誌に、地球温暖化のいろいろな兆候が載っていて、それによるとこの温暖化は、過去のいろいろな自然現象と照らし合わせても、人類の生活による影響が大きいと考えられるらしいです。氷河が急激に溶け出したり、永久凍土が溶けたりして、海面が上昇する、など。聞くところによると富士山やアフリカのキリマンジャロの雪も、もう少ししたら季節によっては全く無くなってしまうらしいです。

それらによって、山が崩落したり、海の対流が変わったりして近い将来いろいろな自然災害が起こるというのですが、今年の台風や気候変動、虫や植物の変化を見ていると不気味に符合して恐ろしいです。ではこれをどうやって防ぐか、というと温暖化に荷担するような生活をすべての人々がすぐにやめる、ということしかないみたいです。やめても、すぐに良くはならないでしょうが、とりあえず最善の方法であることは確かです。そして、人類の叡智と言われるものをそういうところにこそ、世界の人々が使ってくれれば、と思うのですが。

現実を見れば、いままさに人類はそれと反対の方へ勢いを増して進んでいるようで、ため息が出ます。虫も、植物も、生き物たちはみんな警告してくれているのに。とほほ、です。