さとやま暮らし

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2003年1月19日日曜日

メッセージ

新しい年がやってきました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。今年もよろしくお願いします。



この頃の当地は、青い空に葉を落とした木々のこずえが映え、夜には星が美しくふくろうの声が似合う、いちばん静かな季節です。霜柱をさくさく踏んで、落ち葉の下をのぞいて見れば、この冬は雨が多かったせいか、せつぶん草も雪割草もつぼみをもたげる寸前。きっと暖かい日が何日か続けば、いつでも花を咲かせられるように準備は万端整っているのでしょう。

地中の水分が多い分、正月明けから続く寒さによる霜柱は盛大で、日当たりの悪い場所では実に1日中しっかり立っています。気がつけば、この間までたわわに実っていた冬苺は、みごとにひとつぶ残らず鳥たちに収穫されています。

植物の世界も、鳥たちの世界も、毎年見ていると年によって実にさまざまで何月何日に何がどうする・・・といったようなことは、全くあてにならないとつくづく思います。おおまかな順序はあるものの、その年の状況次第で花の時期も違えば、来る鳥の種類も違ったりします。

今年は存外野山の実りが豊かだったのか、木の実がなくなるのが少し遅いような気がします。つぐみの仲間も声は聞こえますが、山の方にいてなかなか庭には降りてきません。しかし、今年は1羽のホオジロ?(カシラダカかも)が,ちょくちょく玄関先にやってきて、踏んでしまいそうな足元で紫蘇の実をついばんでいきます。玄関灯のために花を付けるのが遅れる紫蘇は,毎年我が家では越年するのですが、春まではもちません。今年は過去最高と言えるふんばりですが、きっとこの実が好きなんでしょうね。

山の中などで、ときどき目の前にわざわざ姿を現すルリビタキに会うことがあります。若鳥が多いので、もちろん好奇心のなせるわざなのでしょうが木の葉をよけてくれる大きな動物のそばに行けば、小さな虫などのおこぼれにあずかれる・・・あるいは動物の背中にくっついた寄生虫を食べてお互いが得をする・・・というような関係が想像できて楽しいです。林の中や畑で作業をしていると、モズやイソヒヨドリなんかもときどき寄ってきたりしますよ。きっと昔からそうやってさとやまの生き物たちは一緒に生きてきたんでしょうね。

もう地面の下には春が待ち構えています。皆さん今年もお元気でお過ごし下さいませ。

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